やまぼうしオートキャンプ場('09.12)



キャンプ場名やまぼうしオートキャンプ場
所在地静岡県御殿場市板妻630
問い合わせ0550-89-2923
URL http://g-news.jp/yamaboushi/index.html
開設期間3/1〜12/31
料金5000円/1張り
利用日2009年12月27-29日
天候曇→雨→晴→曇:気温 8℃/-4℃
備考富士山を眼前に眺められるキャンプ場。
広い芝生のフリーサイト。

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    滞在記


     “年末岡山帰るけど年越しキャンプ行く?”“そんな寒い時に行かない。”“じゃあ、戻る途中に 年納めキャンプやってから帰るわ。”“運転気をつけるのよ。”まあ、普通の親は年越しキャンプには のってきませんわな。。

    第1日

     年末せっかく岡山まで帰るならなかなか行けないところでキャンプしてから帰ろうと、憧れの富士山キャンプを 計画。富士山麓に引っ越したYさんも来てくれることになり、富士山が一望できるというやまぼうしキャンプ場で 集合。キャンプ場に行く前に御殿場に住んでいる学生時代の友人宅に寄ったため、横浜に前泊したにもかかわらず キャンプ場に着いたのは15時頃。すでにYさん一家は到着してテントも張ってあり、挨拶もそこそこに こちらも急いで設営開始。

     今回は撤収を楽にするためにリビングシェルのインナールームとルーフテントでテントは張らず。 うちのリビングシェルとYさんのスクリーンタープをつなげて空間を広げようとするも、さすがに形が あってないため隙間が大空き。そこにYさんご夫妻がビニールシートを張ってめでたく完成。 なんとかなるもんです。一息ついて久し振りの再会でそれぞれ近況報告。子供達も一年ぶりに会うと お互い大きくなってます。

     この日の夕食は豆乳鍋と焼鳥。タープ内は武井にランタン、調理のバーナー等によりどんどん暖まり、 この日の最高室温は22℃。防寒着着てたら暑くて(笑)。夜は自宅に戻るYさんの奥さんと下の子を 駅に送り届けて戻ってきたYさん持参の日本酒&作成の豚の塩釜焼を頂きながら歓談。外は雨が降る中、 0時頃まで話しこみ、いい加減酔いも回ったところで就寝。Yさんがカセットコンロにダッチの蓋を置いて 加熱したら結構な勢いで室温が上がり、カセットコンロの意外な実力に驚き。

    第2日

     2日目の朝は寝坊して8時頃起床。前日泊った東横インのベッドより、ルーフテントの方がよく寝れた。 ビジネスホテルのエアコン&スプリングベットの組み合わせってどうも慣れんのよねえ。 そしてタープの中に入ると・・・何者かが侵入した跡が。ちょっと残っていた塩釜焼の皿がきれいになっている ではないか。インナールームで寝ていた嫁さんたちは全く気付かなかったらしいが、この日の夜に 犬っぽい姿を見かけたこともあり、キャンプ場にえさを求めて何かが出没してるよう。 それなりに人がいて、締め切ったタープの中に入ってくるんで結構慣れてるんだろうか。

     朝食食べた後、我が家は箱根を目指して出発。まずは芦ノ湖に向かうが天候が悪く、展望は悪いは 風は強くて寒いわで早々に退散して日帰り温泉に向かう。最初、550円の宿に向かったのだが 中に入っても誰もいないし、スリッパ履いたら濡れてて靴下が冷たくなるし、えらく冴えない内装だし、、、 次に向かったところは場所わからんし。。。こりゃだめだというので結局有名な小涌園ホテルで入浴。 でも日帰り入浴で1600円て高すぎるよなー。内装はそれなりに立派だったけど、風呂は特別すごいって わけでもないし。。箱根のブランド料ですかね。

     何はともあれ温泉でゆっくりしてから乙女峠を通って御殿場に戻る。乙女峠からの眺めは素晴らしく、 天候が回復してきたおかげで雪をかぶった富士山が青空のもと雄大な姿を見せていた。 ラーメンを食べ、買い出しして戻ると既に15時半頃。Yさん一家がお出迎えしてくれたのだがなんか変・・・ なぜかYさんのタープが無くなっているではないか。どうしたんですかと聞く前に、Yさんから“大変です。” との一言。なんでもYさんが戻ってきたときにはタープが倒壊しており、あおりを食ってタープ内にあった キッチンテーブル等も倒れていたとのこと。Yさんのタープはポールが折れて使用不能に、我が家の キッチンテーブルも足が折れて使用不能、ランタンのマントルは破壊・・・そんなに風が強いと思ってなかった んだが、この日はほかの人のタープも一張り倒れてたとか。冬の風は侮れませんねえ。

     タープが一つになってしまったので、インナールームをたたんで我が家は車中泊モードに変更。 無事、風に耐えたらしいリビングシェル内に二家族分の荷物を移動して一件落着。中で火を使っている時 なんかに倒れなくて良かったね、ほんと。ドタバタしている間に日が暮れてきたので続けて夕食準備。 この日はサバ&ソーセージ&芋&肉の焼きものたちとスープ。炭火はタープの外なので焼係の自分は 焚き火とビールをお供に寒さと闘いながら下働き(おおげさ)。この日は晴れたおかげか前日よりも 冷え込みが厳しく、夕食後には氷点下。次の日の遠距離ドライブに備えて早めの就寝。

    第3日

     最終日の朝はやや曇り、富士山の山容が一部しか拝めずちょいと残念。撤収作業中、子供たちは 凧揚げに夢中。風が無かったので、走ってないとすぐ落ちてきてしまうので、交代で場内をぐるぐる 走り回って大暴れ。こちらがほったらかしてたら隣のサイトの人達が面倒見てくれたりして、 子どたちは満足したよう。朝の寒さもなんのその、冬の空いてる広いフリーサイトならではの遊びですな。

     岡山まで移動しないといけないのでそれなりに急いだつもりでも、撤収作業が終わったのは10時前。 結露がひどくてリビングシェルや寝袋はかなりしけったまま撤収、冬の結露は大敵ですなあ。 名残惜しくもYさん、Kくんと記念撮影してからお別れ。今度はYさん一家も揃ったところで キャンプに行きましょう。やまぼうしキャンプ場は富士山を正面に見ながらのんびりキャンプできる ところ。素朴な感じのキャンプ場で温水は出ないが場内やトイレはきれいに管理されていた。 御殿場ICからも近いのだが、キャンプ場から富士山方向に建築物が見えないのがいいね。 けものだか何だかが残飯を狙ってくるのは困ったものですが。

    2010.1.23記

    やまぼうしオートキャンプ場関係リンク
    箱根ホテル小涌園・・・箱根駅伝でチェックポイントになっているホテル小涌園

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