菖蒲ヶ浜キャンプ場('11.08)



キャンプ場名菖蒲ヶ浜キャンプ場
所在地栃木県日光市中宮祠2485
問い合わせ0288-55-0158
URLhttp://shoubugahama.ftw.jp/
開設期間5〜10月
料金テント 1000円/1人:タープ 1500円/1張:バンガロー 4725円〜
利用日2011年8月13-16日
天候晴時々曇/雨:26℃/15℃
備考中禅寺湖と男体山に囲まれた景観の良いサイト。
リヤカー運搬必要だがハイシーズンは団体さん含め人気。

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    滞在記


     “今年の夏キャンプはどうするの?”“うーん、北海道は無理かなあ。”“・・・”“近場で 避暑キャンプかなあ。あ、組長は北海道いくらしいよ。”“・・・”

    第1日

     去年、予約したフェリーをなくなく解約したので来年こそはと思っていたのだが3.11の影響もあり、 残念ながら長期の夏休みをとる余裕は今年も無し。3泊4日だと遠出するのもなんなので中禅寺湖畔の 菖蒲ヶ浜に避暑キャンプへ行くことに。夏はやっぱり山ですわ。

     出発前日に仙台から妻子が郡山へ移動。翌朝は早めに出発し、9時半にはキャンプ場に到着。 今年の夏は猛暑で節電令とあいまって例年以上に暑い夏なので標高1200mm以上の中禅寺湖は魅力的な地。 この日も郡山の最高気温は30℃以上だったが到着時の気温は23℃程度。やはり涼しくていいね。 ただ、既に湖畔のロケーションの良いところはテントで埋まってしまっていたため設営場所に悩む。 どうせ湖畔が見えないならと運搬距離が比較的短い川沿いの場所に設営。ここでも普通のキャンプ場としては まずまずのロケーションではあるんだけどね。

     設営終了後、戦場ヶ原に行き赤沼茶屋で昼食を食べてからビジターセンターから出ているバスに乗って 中禅寺湖畔の千手ヶ浜へ。マイカー乗り入れ禁止の道路のため観光客も少なく、浜をゆったりと満喫。 正面に男体山を望むロケーションがいいね。バスでビジターセンターに戻り、奥日光湯元の湖畔の宿 湯の屋で 入浴。まわりを歩いていくつかのぞいたのだが湯元はどこも入浴料が高いね。湯の屋は設備は古いが源泉100%の にごり湯で温泉風情はあり。熱くて子供ともどものんびり入ってられなかった。温泉でさっぱりしてから サイトに戻り夕食。この日はモチピザ。ビール片手に美味しく頂き、その後は朝も早かったので早々に就寝。

    第2日

     朝は6時頃起床し、まだ静かなサイトを散策。快晴で静かな中禅寺湖も朝日に輝く男体山も素晴らしい。 湖畔がテントで埋め尽くされていて浜に出られるところがほとんどないのが残念ではあるが。。 カヌーを持ってきている人もいて、ゆっくり漕ぐ姿がうらやましい。ハムサンドの朝食を食べた後、 キャンプ場にパンフレットがあった群馬の丸沼高原へ。

     丸沼高原でまずはサマーリュージュに挑戦。リフトに乗って中腹まで登ってから子供を乗せてひと滑り。 それなりに距離もあってなかなか面白かった。リュージュ乗り場の周りはキャンプ場になっていて、 スキー場のゲレンデが夏はキャンプ場として使われているよう。若干斜めになっている場所にも設営されて いるようだったが、ゲレンデ上がサイトというは珍しいのでは。続いてゴンドラに乗って日光白根山の 標高2000m地点のロックガーデンまで一気に上昇。日光白根山の山頂まで登る準備は何もしてなかったので、 ロックガーデン周辺の散策路をひと歩き。あまり起伏もきつくない道を1時間ほど歩いて森林浴を楽しむ。 ロックガーデンには足湯があり、1時間歩いた足を癒してから下山。

     朝から遊んでお腹も減ったので高原の駅丸沼で昼食タイム。大盛況で座るところもないぐらいだったが、 食べたもち豚冷しゃぶ丼は美味しかった。遊んでお腹も満たされたところでサイトへ。 午後はサイトでのんびりしようかと思ったのだが、時間を持て余し、近くの龍頭ノ滝まで散歩。 前回来た時は茶屋のところでしか滝を見なかったのだが、今回は茶屋から散策路を登って滝全体を見学。 前回は気付かなかったが長さ210mの大きな滝だったんだねえ。

     滝見物から戻ってゆるゆると夕食の準備。子供たちは疲れも感じさせずに湖畔の浜で遊びまわってた。 一日中動き回って元気なもんです。この日はまだ明るい17時過ぎから焼鳥と焼肉を始め、暗くなってきた 頃には満腹。その後雷雨に見舞われ、この日も早々に就寝。早寝早起き、まったくもって健全です(笑)。

    第3日

     この日も朝6時頃には起床。夜降っていた雨も上がり、この日もさわやかな朝。朝食におにぎりを食べた後、 何となく足尾銅山へ。鉱害で禿げ山だったという足尾銅山だが今は緑いっぱい。足尾銅山観光でトロッコ列車に 乗ろうかとも思ったのだが、嫁さんが以前から興味のあったわたらせ渓谷鉄道があるのでそちらに乗ることにする。 ローカル列車らしく無人駅で周辺にも特に何もない足尾駅で電車を待つこと30分以上、ようやく来た電車は 期待を裏切らない風情たっぷりの一両編成の車両だった。カメラを構えて列車を撮る人もいて、その筋の方には 絵になる鉄道なのかと。

     わたらせ渓谷鉄道で温泉が駅に併設されている水沼駅まで1時間ほど乗車。水沼駅で昼食&入浴をすませて 再び電車に乗って足尾駅まで戻る。通洞だったか途中で乗ってくるガイドさんは行きも帰りも同じ。 車窓の景色を眺め、車内販売のアイスを食べ、まさにわたらせ渓谷鉄道を満喫した一日。切符がパンチで 穴開けて切られるところなんて今時なかなかないんじゃなかろうかと。子供のころ教科書に載っていた 田中正造の話のインパクトが強い足尾だったが今はすっかり様変わりしたようで。鉄道の終点駅である間籐駅の 向かいに古河の工場があるのに銅山が栄えていたころの名残を感じたぐらい。

     電車の旅を満喫した後、夕食の食材を求めて日光のスーパーに行き買い出し。はやくも最後の晩餐、 ちょっと悩んで結局前日に続きBBQ(+豚汁)で〆。ほんとキャンプ日数だけ増えて全く料理の腕が上がりませんな。。 なにはともあれ美味しく頂いた後、最終日は子供たち希望の花火タイム。途中で2日連続の雷雨に見舞われたが、 花火はなんとか無事に終了。まあ雷雨も夏の風情ですかね。

    第4日

     最終日の朝も快晴。夜の間はそれなりに雨が降ったのだが、朝は晴れるパターン。朝靄に煙る湖畔も 風情があってなかなか。朝食にホットドックを食べてからゆるゆると撤収開始。雨でテントが濡れているので 乾くのを待っていたのだが、木の下に設営したため日陰になりなかなか乾かず。昼間は日差しが遮られて いいんだけど雨の後はつらいところ。ギリギリまで粘ってあらかた乾燥したところで撤収し、荷物を 車に積み込み終わった頃には11時を回っていた。その間子供たちは砂浜でひたすら遊んでいた。 結構仲良しの二人、年が近い男の子同志、今から小学校に通っている間ぐらいが一番遊べるんだろうね。 親にとっては勝手に遊んでくれるんで楽ちん。つるんでやり過ぎになってくると収拾がつかんが、、

     3泊4日の菖蒲ヶ浜、標高1200mの威力で涼しく避暑地としてばっちり。湖畔のサイトは空いておらず、 林間学校風情の団体さんがいたりで賑やか感はあるが、中禅寺湖と男体山を望むロケーションで 快適に過ごせるのは魅力。結局リビングシェルのみで過ごしたが雨が降ってきても結構大丈夫だったな。 最近では短い夏の避暑キャンプ、ノープランで出発したが周辺観光も楽しめたしまずまず充実。 でも、やはり来年こそ北の大地で夏キャンプしたいなあ(行こうとしてから早3年たったけど、、)。

    2011.10.8記

    過去の菖蒲ヶ浜キャンプ場キャンプはこちら
    2006年7月29,30日 菖蒲ヶ浜キャンプ場



    菖蒲ヶ浜キャンプ場関係リンク

    (社)日光観光協会・・・中禅寺湖周辺を含む日光全体の観光情報はこちら。
    丸沼高原 ・・・日光白根山にあり、夏はゴンドラからの登山やキャンプ場、サマーゲレンデ等で賑わっている。
    わたらせ渓谷鉄道 ・・・桐生から足尾までを結んでいる渡良瀬川沿いのローカル鉄道。

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