百人浜オートキャンプ場('12.04)



キャンプ場名百人浜オートキャンプ場
所在地北海道幌泉郡えりも町字庶野102-5
問い合わせ01466-4-2168
URL http://www.town.erimo.hokkaido.jp/kanko_camp.html
開設期間4/20-10/20
料金5090円/バンガロー
利用日2012年8月11,12日
天候曇時々晴:気温 22℃/17℃
備考襟裳岬の近くにあるキャンプ場。
浜辺ではなく林間のきれいな草地のサイト。

    キャンプ写真へ
    キャンプ場写真へ

    滞在記


     “今年こそ北海道だよね!”“行きたいねー。”“フェリーの予約しないとね。”“会社休めるかねー。” “パパ、北海道いくの!?”嫁さんや子供たちからのプレッシャーを受けつつフェリーの予約合戦を勝ち抜き、 念願の北海道キャンプに出発。

    第0日

     夏の北海道キャンプ、数年前から行きたいねーといっていたがフェリーが予約できなかったり、 仕事でキャンセルしたり、震災でそれどころでなかったりとなかなか遠かった。休出の代休日を太平洋 フェリーの予約開始日にあて、予約開始の9時にパソコンとインターネットの両方でスタンバイ。 予約開始から3分で埋まる争いに勝って準備万端?。結婚10周年の記念年になったのも何かの縁ですかね。

     出発当日の金曜日、たまった仕事を16時でほったらかし会社から仙台港へ出発。仙台港に着くとすでに 北海道を目指す多くの車が駐車場に並んでいた。各地から集まったナンバー、潮の香りとフェリー、 いやがうえにも旅気分が高まるねー。19時半、汽笛と共に出港、船内で売っていた北海道クラッシックで 乾杯して旅のはじまりを祝う。太平洋フェリー、3隻あるがこの日はきそ、快適な船内でお風呂に入ったり ピアノ演奏聴いたり。2等寝台はちょっと。。。という声によりB寝台を利用。前日ほとんど寝てなかったので 早めに就寝。

    第1日

     翌朝は曇り空。ゆっくり揺れるているのだが、ユンはその揺れが気になっていまいち寝付けなかったとか。 意外と繊細だったのね(笑)。それでも初のフェリーで船内を探検したり、映画タンタンの冒険を見たりで 子供たちも船旅を満喫。まあ、船に乗船してから降りるまで約17時間、いつキャンプに行くのとぶつぶつ リョンが言っていた気もするが。予定通り11時に苫小牧入港、最初の目的地襟裳岬に向けて出発。

     日高町まで来たところで回転寿司屋をみつけて昼食。北海道のチェーン店だったようで地元産の見慣れない ネタもあったりして満足。隣にあったイオンで夕食の材料を買い出ししてまずは本日のキャンプ場、 百人浜オートキャンプ場へ。この日はキャンプといってもバンガローなので寝袋と調理道具を降ろしただけ。 一休みしたところで襟裳岬に向かうが、ガスがひどくて何も見えず。。。岬からちょっと離れると多少視界が あるのに肝心の岬は視界不良。朝からずっとらしく、夕方までガスが晴れないのは久しぶりと売店の方に 言われてタイミング悪いなと。。。

     襟裳岬にある風の館、キャンプ場で入館券をもらえるので無料で入館。風体験施設があり、風速20mまでの 強風体験で子供たちははしゃぐ。アザラシが多く生息しているらしく、それを見るための望遠鏡もあるのだが 役に立たず。襟裳の映像ビデオを見て雰囲気を味わってからキャンプ場へ戻る。既に日が暮れてきたので すぐに夕食タイム。この日は鳥鍋。気温約20℃で本州の厚さがうそのような涼しさ、熱い鍋もちょうどいい感じ。 静かなキャンプ場の夜、明日の移動に備えて21時頃には就寝。

    第2日

     朝6時半ごろ起床。多少曇ってるものの爽やか。ようやく日頃の睡眠不足も解消されて元気モード。 ささっと片づけて7時半にはキャンプ場出発。百人浜オートキャンプ場、清潔感のあるサイトでフリーサイトで 何泊かしてのんびりしたくなる雰囲気のいいところだった。コインランドリーあり、温泉も歩いて行ける ところにありとバンガロー一泊ではもったいない感じだったが、道東観光の中継地点として移動時間を 確保するために駆け足になった感じ。バンガローの2段ベットが縦長で寝袋がちゃんと1人1つないと いけないところだけが誤算だったかな。

     釧路を目指す前に前日視界不良だった襟裳岬を再訪。この日も周りよりはなぜか曇っていたが 日高山脈が海に沈む光景を見ることができ満足。先っぽに来たぞー、って感じがしますね。 その後黄金道路を走って道東地方へ。このあたり、昆布を干すための石を並べた広場がそこここにあって、 土地の雰囲気を感じる。襟裳岬はバンガローにあったマンガによると一時期木を切り過ぎて砂漠化したのを 緑化して豊かな海を取り戻したとか。とても砂漠化していたころがイメージできなかったが 何気なく見える風景を維持するための努力があるんですね。

     国道336号線や38号線を走って昼時に釧路和商市場に到着。ここで勝手丼を食べるために走ってきたわけですな。 買ったご飯の上に少量ずつ買える海鮮を載せていただく勝手丼、自分の好きなものを楽しめるこの市場の名物。 昨日に続き海鮮を堪能。夕食用にホッケ、子供たちは旅の記念にと自分にお土産を購入。海鮮中心ながら、 野菜や肉も売ってます。和商市場から北上して釧路湿原へ。展望台が各所にあるのだが、向かったのは 細岡展望台。釧網本線の細岡駅からも歩いて行けるところで、学生の頃青春18切符で電車で北海道を回った時 以来十数年振りの訪問。曇っていて前回同様阿寒岳は見えずでしたが、大湿原の雰囲気を感じるところ。 何もないといえば何もないのだが、平地で人工物がずっと見渡してほとんど見えないのもなかなかない風景。 釧路湿原を後にして2つ目のキャンプ場へ。

    2012.9.15記

    北海道キャンプの続きはこちら
    12年8月12〜16日 虹別オートキャンプ場

    百人浜オートキャンプ場関係リンク
    風の館 ・・・襟裳岬にある展望台兼展示施設。
    釧路和商市場 ・・・釧路市にある海鮮中心の市場。勝手丼が有名。
    釧路湿原国立公園連絡協議会 ・・・釧路湿原の情報が詳しいHP。

キャンプへGoメインへ
Topへ