磐梯山('05.10)



山名磐梯山
地域東北/福島
標高1819mm
登山日2005年10月09日
備考表と裏で表情の変わる独立峰         
日本100名山

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    ルート

    第1日 猫魔八方台〜中の湯〜弘法清水小屋〜山頂〜弘法清水小屋〜お花畑〜中の湯〜猫魔八方台

     備考  標高差:625m コースタイム:3.5時間

    山行記


     約2年振りの、ユンが生まれてからは初の日帰り登山。一番短いルートを選んだのだが、14kgほどの重りを 背負って歩くのはそれこそ久し振りで、ちゃんと歩けるか心配でもあったのだが、無事登頂。 一緒に歩いた嫁さんのお父さんはなんと30年ぶりの登頂。自分も30年後元気に歩けてるといいなー。

    第1日

     前日猪苗代湖畔でキャンプをしたあと、朝起きて磐梯山登山へ出発。キャンプの記録は こちらへ。 朝早起きして8時ぐらいには登り始めようと思っていたのだが、なんだかんだで結局登り始めたのは9時前。 ゴールドラインの途中にあるねこま八方台登山口には既に大勢の登山客が詰め掛けていて大賑わいでした。 駐車場も大盛況で、登山口からちょっと離れた駐車場に止めて出発。天気いまひとつでもこの人気はさすが磐梯山 といったところでしょうか。

     八方台から中の湯まではそれほど高低差もなく、歩きやすい林の中の道。背中のユンは歩き出してすぐに寝てしまった。 結構窮屈だと思うんだけど、揺れが気持ち良いのかね。30分ほどで中の湯に到着。硫黄の臭いがしていて、 温泉らしいのだが、肝心の山小屋は廃墟のよう。どうやら廃業したらしく、今は温泉には入れないみたい。 一休みしてから次の目標地点弘法清水を目指して歩く。中の湯からは道幅も狭くなり、登山道らしい道。 基本的には木々の中を歩くのだが、たまに火口壁に出るので桧原湖をはじめとする裏磐梯の湖沼群が望める。 曇天で眺望がいまひとつだったのだが、たまの切れ間から吾妻連峰が見えたり、紅葉で色づいた山肌が見えたり。 このころにはユンも起きて、あー、うーと声を出してご機嫌。嫌がっていないようで一安心。

     休み休み歩いて弘法清水に着いたのは11時過ぎだったか。山小屋2軒は大賑わい。ビールの旗が呼んでいるように 見えたのだがぐっとこらえて、山頂目指して出発。弘法清水から山頂までは狭くて急な登り。人が多くて すれ違うために渋滞気味。おかげでユンは多くの方にかわいい、かわいいと連発されてヒーロー。 背負子と赤ちゃん目立ってた。そういえば、“いいなー、私も背負ってもらいたい”って言う声も結構聞いた気が。 12時前に約3時間かかって登頂。嫁さんのお父さんは30年振りの、お母さんはほぼ初めての登山での登頂。 お二人ともお元気です。まあ、周りを見渡しても登山されてる方は圧倒的にご年配の方が多いのではあるが。 自分も30年後も元気に歩けてるといいなと。山頂はまずまず広い岩場で、周りは360℃の絶景・・・ となれば良かったのだが、眺望の方はまったくなし。安達太良や吾妻山など昔登った山を逆側から 眺めたかったのだが残念。山頂で久し振りのカップラ。いやー、変わらず旨いっす。暖まります。

     山頂でしばらく休んでから下山。ちょっとだけ遠回りをして、弘法清水からはお花畑をまわる。 お花畑側からは眼下には裏磐梯の荒々しい噴火口跡が、横には穏やかな湿原が、仰ぎ見れば今降りてきた 磐梯山頂がとなかなかの眺め。八方台からのルートを歩く際にはお勧め。お花畑をまわってからは登りと 同じ道を下る。嫁さん、日ごろの運動不足がたたったのか、足がぴくぴくしてた。お母さんに負けないように 運動しとかないとねー。そんなこんなで無事に15時頃下山。ユンの足が冷たくなっていて、ちょっと反省。 もうちょっと足元と手の防寒をしておかないといかんです。下山後キャンプ場に戻ってテントを撤収し、 帰りがけに磐梯熱海のユラックス熱海(400円/1人)で汗を流して帰宅。充実の2日間でした。

    2005.10.10記

    他の磐梯山関係記録

    05年10月8,9日 横沢浜キャンプ場

    磐梯山関係リンク

    福島県道路公社 ・・・福島県道路公社のHP。八方台はゴールドラインの途中にある。
    磐梯熱海温泉 ・・・猪苗代−郡山の間にある温泉街。

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