磐梯山('13.08)



山名磐梯山
地域磐梯・吾妻/福島
標高1819mm
登山日2013年8月31日
天候曇り
備考表と裏で表情の変わる独立峰         
日本100名山

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    ルート

    第1日 猫魔八方台〜中の湯跡〜弘法清水小屋〜山頂〜弘法清水小屋〜お花畑〜中の湯跡〜猫魔八方台


     備考  標高差:468m  コースタイム:4時間15分

    山行記

     “あれ、来週末シフトないじゃん。”“どっかいく?”“行くしかないでしょう。” “どこへ?”“日帰りだから磐梯山かなー。”・・・子供たち・・・“えー、また山に登るの〜〜。”

    第1日

     珍しく土日に嫁さんの休日をみっけ。せっかくの休みに出掛けない手はないということで出動計画を考えるが、 天気予報が冴えずやきもき。関東側の方が天気がよさそうだったが前日に福島くらいまで晴れ予報に変わった ので当初の予定通り磐梯山へ。前日飲み会で早朝出発で遠出するのが厳しかったという話もあるが。。 なんだかんだで準備が終わって出発したのは7時前。決して私が寝坊したわけではありません(笑)。

     磐梯山頂への最短ルート、八方台登山口を目指して走ると猪苗代あたりから青空を確認。磐梯山頂は雲の中 ながら、これから回復するのではと期待。無料開放されているゴールドラインを走って登山口到着。駐車場は まだ空いていて難なく駐車、トイレを済ませてから9時前に登山開始。明るい林間の道を歩いて中の湯跡を目指す。 20分ちょっとで硫黄臭のする開けた場所に到着。中の湯の廃屋が痛々しいが、登山道横のぽこぽこ湧く水が 温泉の雰囲気。登山道横で湧いてる水は冷たいけど、廃屋のところは温泉なんだろうか?

     中の湯を過ぎると登山道らしい道に少しずつ変わり、花や檜原湖方面の景色を見ながら登る。 子供たちはすでにやる気減退、まだ登るのか、いつ着くんだとうるさい。まだ1時間も歩いてないんだけどなー。 ペースもゆっくり、やる気になれば大したことないと思うんだが期待に反して雲はなくならず、 途中から雲の中に入ってしまい景色も見えず。。いい景色が広がると子供のやる気も上がるんだが無念。 あーだ、こーだ言いながら約2時間かけて弘法清水到着。完全にガスの中で肌寒い感じ。小学生の団体がいて 賑わっていた。

     軽く休憩してから山頂までもうひと歩き。道幅が狭く降りてくる人も結構いてすれ違うのに時間かかる感じ。 どのみちゆっくりしか歩けない我が家、人が多かろうが少なかろうが時間は変わらなかった気もするが。 高校生の団体もいたりで結構人がいたが八方台の駐車場はそんなに混んでなかったので別のルートから 歩いている人も多いんだろうね。11時半ごろ無事に山頂到着。弘法清水から腹減ったと言っていた子供たちも おにぎりとカップラで機嫌回復。食は偉大なり。これで大展望が望めるということなかったのだが真っ白。 午後から晴という天気予報にすがってしばらく山頂で晴れ間を待つが一瞬雲海が見れたくらいで下界は見えず。 そろそろ下りないととあきらめて下山開始。前回磐梯山に登った時も山頂はガスの中で展望なし。次がいつか わからんが次こそ快晴の日に歩きたいねー。

     弘法清水まで下りたところで岡部小屋でピンバッチを子供たちにプレゼント。景色も見えなかったし 少しでも釣っておかないとブツブツコンビが歩かなくなってしまうかな。。お花畑を経由してさらに下山。 山頂から同じころに降りてきたご年配のソロの女性に“よく歩くね。”と子供たちに声をかけてもらったが、 そのままお返ししたい言葉。運動不足がひどいのでいまからちょいちょい歩いておかないと同じ年になった時に 同じように歩ける気がしない。山で会う年配の方、元気な人が多いね。ちなみに同じ団地に住んでいる方で、 燧ケ岳に続いて同じ団地の人に遭遇。大団地とは言え良く遭遇するもんだ。

     中の湯にたどり着く前にリョンがトイレの限界をむかえ、携帯トイレの出番。100均のものだが小はいい感じ、 ただ大の方は・・・。無いとやばかったが上手く入れるのもちょいと難しいし、臭いが漏れないわけでもない。。 しっかりトイレまで我慢してもらうのが一番なのは間違いない。歩く前に声かけたけど行かなかったんだよな〜。 まあ、そんな時に必要なのも間違いない。そんなこんながありながら15時ごろに駐車場に到着。 コースタイム約4時間に対して約6時間、相変わらずのゆっくりペース(笑)。8年前はユンを担いで登ったのが、 リョンも含めて自分で歩いて登っただけで進歩、進歩と。展望はなかったが8月でも思ったよりいろんな花が 咲いていて結構花の山なんだなと。お手軽なコースなので嫁さんも翌日の疲労は大して無し。ほぼ危険個所も ないし、安達太良と共に福島の気軽に楽しめる100名山コンビですな。

    2013.9.15記

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