蔵王山:熊野岳('14.05)



山名蔵王山:熊野岳
地域東北/宮城・山形
標高1841m
登山日2014年5月24日
備考信仰の山・お釜や樹氷でも有名
日本100名山

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    ルート

    刈田峠〜熊野岳避難小屋〜熊野神社〜刈田岳

     備考  標高差:100m  コースタイム:1時間半

    山行記


     “楽な山だけど山歩きに行く?”“バッチある?”とユン。“ポケモンカップラある?”とリョン。 “どっちもあるよ。”“行く!”と二人。餌にしっかり食いついた二人が釣れました(笑)。

    第1日

     朝起きて今日は何しようかとちょいと考える。外は晴れている・・・一日晴れるらしい・・・ “そうだ、蔵王へ行こう!”と思い立ち、仕事の嫁さんを残し子供達と急遽蔵王エコーラインへ向けて出発。 山バッチとポケモンカップラ釣られてついてくる子供たち(笑)。

     準備もしておらず9時前に思い立って出発したため11:30に蔵王ハイラインの駐車場に到着。エコーラインは無料 解放されているが宮城交通管理のハイラインは540円、距離はわずかのためほぼ駐車場代の感じ。 駐車場からすでに吾妻連邦や飯豊、蔵王の山並みが遠望できるロケーション。レストハウスによってトイレを済ませ、 お昼ご飯のために急いで出発。楽々ハイキングルートなのだが、風が強くてフリースとウィンドブレーカを 着込んでちょうどいいぐらい。下界は夏日だったが1800m付近は10℃程度、まだまだ夏は遠い。 賑わっていたレストハウスから熊野岳に向けてちょっと歩くだけで人はまばら。

     馬の背に向けてちょっと歩くと蔵王名物のお釜が現れた。雪がちょっと残った緑のお釜、なかなかいいもんです。 子供たちも初のお釜をしばし眺める。リョンは“入浴剤いっぱい入れてるの?”と名台詞。馬の背からちょっと雪渓を 歩いたりして12時20分には熊野岳避難小屋に到着。風が強かったので避難小屋がちょうどいい風よけ。 残雪の残る刈田岳方面の山並みを眺めながらおにぎりとカップラーメンを食べる。1時間も歩いてないけど、 雄大な景色を眺めながらのご飯はやっぱりいいね。子供たちもポケモンカップラを食べて満足、交通費が高いけど 食事を美味しくする調味料ですねー。ちなみに避難小屋の中をのぞいてみたが、昼休憩で使用されている方がいて マジマジとは観察できず。2段ベットが3つほどある小さな避難小屋、刈田岳近いし、あまり使われることはないのかな。

     避難小屋の周りでしばし展望を楽しんだりして休憩した後、13時頃に熊野岳山頂へ向けて出発。山頂までは 10分ほどのなだらかな道。朝日連峰や月山を眺めながら歩いているうちにあっという間に到着。山頂はどこがピークか 分からない広いスペースで山頂を示す看板や石垣に囲われた蔵王山神社があった。地蔵山まで歩くのもいいかなと 思ったのだがリョンがトイレに行きたいというのでそそくさと下山開始。馬の背に出る前に雪渓をトラバースするが やわらかいのでアイゼンなくても全然問題なし。風にあおられながら来た道を戻り、14時前にはレストハウスに到着。 リョンが無事トイレを済ませた後、刈田嶺神社まで散歩したり土産物屋でバッチ買ったりしてしばし滞在した後帰路へ。 帰り道は下道で帰ったら3時間半ほどかかった。嫁さん不在で運転変わってもらうわけにもいかず、途中で仮眠したり して何とか帰宅。ふと思い立って出かけたハイキングだったが、残雪残る蔵王の山並みとグリーンのお釜、福島、 山形の名峰達の眺めを満喫できて楽しいひと時だった。ただ、今年は楽すぎる山ばかり歩いてるので、もうちょっと ちゃんと歩かないとなまった体を鍛えることが出来んな。。

    2014.5.31記

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