会津駒ケ岳:途中撤退('14.07)



山名会津駒ケ岳
地域尾瀬/福島
標高2133m
登山日2014年7月19日
備考山頂に湿原が広がる奥会津の山
日本100名山

    ルートへ
    山行記へ
    山の写真へ

    山ある記Topへ



    ルート

    滝沢登山口〜標高1400m付近〜滝沢登山口

     備考  標高差:200m  コースタイム:1時間半ほど

    山行記


     “今週は山小屋に行くよ。”“きつい?”“吾妻山よりはきついかなー”“・・・天気は?” “雨かなー。”“・・・しょうがないねー。”と梅雨の雨覚悟で向かったのだが結果は、、

    第1日

     去年は7月の三連休に長蔵小屋で山小屋デビューした後、燧ケ岳になんとか登り、それ以降山歩きの頻度が 上がった我が家。1年経ち、今年は同じく檜枝岐村にある会津駒ケ岳で山小屋での自炊デビューをしようと 計画。あいにくの雨予報ながらせっかく準備したし花もいい時期になってきているだろうと、早朝に 出発して登山口を目指す。県内と言っても高速道路も使えない山奥に登山口があるので時間はかかり、 9時前に登山口到着。去年よりは1時間到着早かったけどね。

     雨のせいか車止めのところにある駐車場は埋まっていたが、比較的近いところに止めることが出来、 到着時は雨も小康状態。スタートからカッパを着ていざ出発。小屋どまりで食料を持ってあがるため、 子供たちのザックも含めて各ザックはパンパン。もうちょっと自分のザック(30L) を大きくしないとだめかなー。 ユンはちょっと重くなったザックに不満たらたらで、“重い、荷物置いてく、なんで歩くんだと・・・”と ひたすら文句をブツブツ唱えながらだらだら歩き。しゃべる元気あったら歩く方に使えばいいのにと思うが、 何を言っても無駄なのでとりあえず放置。30分ほど進んだところでリョンとザックを交換。さすがにプライドが あったのか10分ほどして再交換。ちょいと慣れてきたのかやる気になったのかようやくペースが出てきたところで 雷雨が襲来。。あっという間に登山道は水が流れてきて子供たちの靴はびしょびしょ。防水性がないので 靴の中まで浸み込んでしまった。ここのところ悪天候続きで子供のトレッキングシューズもちゃんとしないと だめかなー。

     で、雷雨がしばらく続いたため、このまま登ると危険ではと思い撤退することを決断。リョンに降りるよと 伝えたが、山小屋に泊まることを楽しみにしていたリョンは大泣きで動かず。。。今日は結構快調に歩いてるなと 思っていたのだが、それだけ楽しみにしてたのね。。泣いて動かず停滞すること数10分、次第に雷はならなく なり、雨も多少弱まってきたので登れるかなとも思ったのだが、今後危険な時にも同じように動かなければ なんとかなると思われても困るのでこの日は撤収することにした。怒ったりなだめたりしつつ多少回復してきた 山を登る方とすれ違いながら12時前に車に帰還。途中撤退は初、雨は覚悟していたが雷はいかんね。 予約していた駒の小屋にもキャンセルの連絡。当日キャンセルで申し訳なかったが快く受け入れていただいた。 結構人気の山小屋らしいが、また計画して今度はぜひ山メシを食べたいものです。

     車に戻り、侘しくおにぎりを食べつつ去年買わなかった燧ケ岳の山バッチを探して近くの商店へ。 無事にバッチをゲットしてから、予定の空いた翌日をどうするか車の中でしばし思案。比較的近い範囲で 我が家が登れそうなところとして谷川岳くらいかなーということで、気を取り直して出発。 映画ホワイトアウトのモデルだった奥只見湖を周回する狭い林道を抜けて関越道へ。途中通ったシルバーライン、 延々続くトンネルがすごかった。普通に谷川岳目指しても通らない道なので林道走りは疲れたが、これもまた 偶然の産物ですね。天候が回復してきて越後駒ケ岳の雄姿も見えたのだが、ヤマレコで後日 知ったところでは会津駒は稜線の風も強く、ほとんどガスの中だったよう。ちょっと場所/時間が違うだけで 天候もだいぶ変わってしまうんだなと実感。悪天候時の判断や行動も難しいものです。まさか数10分も雷雨の中 停滞することになるとは思わなかったな。。さて、翌日の天候回復を祈りつつ、この続きは谷川岳の記録へ。

    2014.7.26記

山ある記Topへ
Topへ