金峰山('14.08)



山名金峰山
地域奥秩父/山梨/長野
標高2599m
登山日2014年8月11日
天候曇時々晴れ
備考奥秩父の盟主と言われる山。山頂に五丈岩。         
日本100名山

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    ルート

    第1日 金峰山荘〜川端下林道終点〜金峰山小屋〜金峰山山頂〜五丈岩〜金峰山小屋〜 川端下林道終点〜金峰山荘


     備考  標高差:1000m  コースタイム:6時間

    山行記

     “夏休みどこ行くの?”“北アルプスがいいなー。白馬か常念岳か。”“歩けるかなー。”“きついだろうねー。” ・・・“台風来てるけど大丈夫?”“大丈夫じゃないね、、、山梨に行こうか。”“めげないねー。”

    第1日

     夏休みの遠征計画として北アルプスデビューを妄想していたが台風により計画中止。全国的に天気が悪そうなので どこに向かうか悩んだ末、台風の影響が比較的早くなくなりそうな金峰山を目指して山梨へ。台風が日本海へ抜けた 朝、5時起きで準備をし6時にキャンプ場を出発、7時頃に金峰山荘到着。ちなみに大弛峠への林道は台風の影響で 全面通行止めの表示がされていた。そもそもみずがきにいたので瑞牆山荘からのルートもあったのだが、 ちょっと距離が長くなるのと下山時のお風呂を求めて廻り目平まで移動した。長野側から登ったので、 今回は“きんぽうさん”だね。

     さて、入場ゲートをくぐって駐車場に着くが小雨が降っており雨具を着こむ。トイレをすませて歩き始める頃には 雨は上がったが、曇天のもと林道歩き。林道で早速ブヨがいてリョンのグダグダが始まりかけたが新登場の 防虫ネットを被せ、ブヨ対策することで何とか機嫌を直して歩く。中ノ沢の出合からは樹林帯の中の本格的な 登山道となり標高を稼ぐ。シャクナゲの花が落ちていて台風で全部落ちてしまったよう。ガスの中で景色もなく、 単調な山歩きを続けて3時間半ほどかけて金峰山小屋に到着。小屋から上は森林限界を超えて見晴らしがいいはずだが 真っ白。。

     ちょっと休憩して山頂を目指す。出だしで千代の吹上方向へ間違いかけて戻り、岩の道を登る。ガスで真っ白で どこまで登るのか良く分からないまま進んでいると突然山頂の標識が現れた。風が強かったので写真を撮って そそくさと五丈岩の影へ撤退し昼食タイム。カップラに飽きてきているため、子供たちはおにぎりとパン。 大人はカップラも食べたが、なんかいい山頂飯ないかなー。昼食を食べた後もしばらく山頂で晴れ間を期待して 五丈石で遊んだりしていたがなかなか晴れず、あきらめかけたところで長野、奥秩父側の雲が切れて山並みが顔を 出してくれた。1時間半近く山頂で過ごし、13時過ぎに下山開始。金峰山小屋までの道は奥秩父をはじめとする 山並みを見ながらの気持ちの良い山歩きを楽しめた。子供達も久し振りのパノラマ風景を満喫、やっぱり山は 晴れないとね。

     金峰山小屋に降りるとなぜかマウンテンバイク。なんでも担いで上がってきたとか。どうやって降りるのか 全くわからんがすごい人もいるもんです。子供たちは金峰山小屋で山バッチを購入。金峰山小屋はこじんまりした 感じで、お父さんの手伝いに来たという子供達にコーラを勧められた。金峰山小屋からは再び樹林の中の道を ひたすら下る。金峰山荘の駐車場もガラガラだったが登山道でもほとんど人とすれ違わず、山頂以外では 10人も会わなかった。山頂ですら10人ちょっとしか会わず、静かな百名山歩きだった。 廻り目平からの登山道はほとんど樹林帯や林道を歩く道で高山植物もほとんど見かけず、最後の林道が長かった。 16時前にようやく下山し金峰山荘へ。石鹸・シャンプーは持参必要だがきれいなお風呂に入り疲れをいやす。 我が家にとってはこれまでで一番の長丁場、道は歩きやすかったけどちょっとは鍛えられたかな。 富士山が見れなかったのだけは心残り。

    2014.8.14記

    山ある記前後のキャンプ
    2014年8月9-12日 みずがき山自然公園

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