月山(3)('14.09)



山名月山
地域出羽三山/山形
標高1984mm
登山日2014年10月11日
天候曇のち晴
備考出羽三山の主峰で山岳信仰の山         
日本100名山/花の100名山

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    ルート

    第1日 姥沢駐車場〜リフト下駅〜リフト上駅〜姥ヶ岳〜金姥〜牛首〜月山神社〜牛首〜牛首下〜姥沢小屋 〜姥沢駐車場


     備考  標高差:821m(登りはリフトで-270m)  コースタイム:4時間20分

    山行記

     “3連休どこ行くの?”と嫁さん。“どうしようかなー。”“リョンはキャンプしないと泣くって。” “久し振りにキャンプメインで行くかいな。”“で、どこ行くの?”“紅葉の月山。”“結局山じゃない(笑)”

    第1日

     秋の三連休、避難小屋泊まりで出掛けるのもいいなと思っていたのだが、仕事が忙しめでテンション上がらず。 大型の台風もやってきていることでも遠出の気合が入らないが前半は秋晴れ予報。これで出掛けないと後悔しそう。 近場の那須とも思ったが紅葉シーズンは劇混みが予想されるので、駐車場に困らなそうな月山に行くことにして 金曜の夜に出発の準備をして24時過ぎに就寝。翌朝4時半起床で荷物を積み、子供達を起こして5時半頃出発。 吾妻PAのコンビニで朝食と昼食を買うつもりだったのだが、母子が寝ていたので素通りしたらこれが失敗。 おにぎりとパンぐらい寒河江のSAで売ってるだろうと思ったら到着が7時15分くらいだったかで開店が8時。。。 結局、姥沢駐車場に着くまで店がなく食料がピンチ。

     駐車場は8時過ぎの時点でそれなりに埋まっていたがまだ余裕有り。駐車場が広いので紅葉シーズンでも比較的 安心。駐車場横のきれいなトイレに寄り、リフト乗り場へ。車道の終わりに環境協力金を徴収するプレハブ小屋が 出来ていて、大人は200円を支払った。富士山が入山料を取るようになったが、他の山でもこれから増えるのかね? 登山道やトイレ、駐車場の整備等、いろいろ恩恵を受けているので維持管理に必要なら仕方ないと思うが、 徴収したお金を何に使っているのか分かるようにはしてもらいたいものです。で、リフト乗り場に行くと “おにぎり1セット(2個)350円”の貼り紙。最後の望みに救われました。。即セット注文し、朝食におにぎり 1個ずつを食べる。いやー、このおにぎりなかったら行動食とソーセージしか食べるものがなくなるところだった。 駐車場でSOYJOYを食べさせたらまずいとリョンに大不評だったし。歩いてから食べるもんだね。

     何だかんだで時間がかかり、9時15分にようやくリフトに乗り、9時30分に上駅到着。駐車場では見えていた 青空はどこへやら、ガスで太陽は遮られ風が強く寒い。防寒着を着こみ手袋もしてまずは姥ヶ岳を目指す。 花は終わりでチングルマの綿毛やほぼ終わりかけのアキノキリンソウがあるくらいだったが、時折ガスが 切れると見える草紅葉はきれい。姥ヶ岳山頂は真っ白なのですぐに通過。晴れてればきっと気持ちがいいだろう 月山への稜線へ。全体的になだらかで木道や石畳が整備されているため歩きやすい道が続く。15年前にも嫁さんと 同じルートを歩いているはずなのだが、この辺の道は全く記憶がなかった。さて、寒いのでゆっくりでも歩き続けて いたいのだがリョンの調子(気分)が上がらず、牛首からの登りの途中でとうとうサボタージュ。200m進むのに 40分・・・待ってるのが寒くてしょうがない。面倒だのなんだのブツブツ言ってあまりに進まないのでイライラ。 一喝するとふてくされつつ歩き出し山頂に着くが、今度は昼食も食べずに下山しようとする。なんともねえ。。。 下山した後、ケロッとして今回は楽だったとか言っているリョン。歩くも歩かないも気分次第、風とガスで テンションが上がらなかったのかね。

     山頂に着くと青空が広がり、雲海の上に浮かぶ蔵王連峰や吾妻連峰、東側は月山の草原や葉山となかなかいい眺め。 2個目のおにぎりとソーセージを食べながら景色を堪能。ソーセージを食べ終わった頃にはリョンの機嫌も回復。 今回は文句の一つも出なかったユンと山頂神社をのぞいたりして山頂にしばらく滞在した後、12時50分頃下山開始。 下山中に西側の雲も晴れてきて湯殿山へ続く稜線や朝日連峰が見えてきた。牛首から続くなだらかな下山道では 赤や黄色に色づいた木々と青空のコントラストも素晴らしかった。登りのとは別人のようにハイテンションのリョン、 ユンとともにしゃべりながら軽快に下り、14時40分頃姥沢小屋に到着。調子に乗りすぎて木道で滑ってこけた ユンは頭を打っていた。大したことなかったが頼むで君ら、、、姥沢小屋からリフト下駅まで軽く戻って山バッチと アイスを購入。山バッチ、残り4個でもう少し遅かったら売り切れてたかも。ちなみに600円と山バッチにしては 高めの設定。駐車場に戻ると朝の到着時と同じような青空と月山山頂。ガスガスの登りはなんだったんだろうか。 14年前に両親と歩いて以来の月山、紅葉狩りで賑わっていて小学校上がる前の子供連れも歩いていた。 山岳信仰の盛んな山は整備が行き届いていて歩きやすいね。下山後は子供達が楽しみにしていたキャンプのため、 車で10分ほどの弓張平オートキャンプ場へ移動。

    2014.10.13記

    山歩き後のキャンプ

    14年10月11,12日 弓張平オートキャンプ場

    過去の月山山歩き

    2000年8月2,3日 月山(2)
    1999年9月11日 月山

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