大菩薩嶺('14.11)



山名大菩薩嶺
地域奥秩父/山梨
標高2057m
登山日2014年11月2日
天候晴のち曇
備考富士山の展望が良い奥秩父の山         
日本100名山

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    ルート

    第1日 上日川峠〜福ちゃん荘〜雷岩〜大菩薩嶺〜雷岩〜賽の河原〜親不知の頭〜大菩薩峠〜 勝縁荘〜福ちゃん荘〜上日川峠


     備考  標高差:480m  コースタイム:3時間半

    山行記

     “今度また山行くの?”“行くつもりだよ。”“えー。山で泊まる?”“キャンプするよ。” “それはいいね。”相変わらず山歩きにはテンションの上がらないリョン、今回はいかに。

    第1日

     神戸園キャンプ場を6時過ぎに出発して上日川峠を目指す。思ったより遠くてキャンプ場から80q以上。。。 地図の読みが甘かったが8時半頃に上日川峠到着。駐車場はほとんど埋まっていて第3駐車場も残り10台くらい、 9時前には満車になっていた。当初予定の7時出発だととめられなかったので、朝早くに撤収して移動してきて 良かった。ユンは峠のくねくね道で酔ってつらかったらしい。登りは竜門峡側、下りは裂石側の道を使ったが、 どちらも狭いくねくね道ですれ違いも大変な林道だった。上日川峠の公衆トイレにより、ロッジ長兵衛横の 登山口から出発。登山道と林道、どちらでも福ちゃん荘に行けるのだが登りは登山道で。落ち葉が敷き詰められた 道をゆっくり歩くとほどなくして福ちゃん荘に到着。林道があるだけあって売店は充実、無料の公衆トイレも有り。

     福ちゃん荘で一休憩してから唐松尾根へ。少し登山道らしくなるが、よく整備された歩きやすい道。にも かかわらず、なんとなく足に違和感でペースは上がらず。そして、それ以上にペースが上がらないリョン。 快調なユンと嫁さんを先に行かせてリョンとスローペースで進むと木々の合間に富士山登場。雲海の上に浮かぶ 富士山、いいねー。夏休みの奥秩父山行では全く見えなかった富士山を眺めて元気をチャージ。その後、 ちょいと歩いて休憩していた嫁さんとリョンに合流。なんと二人は富士山に気付いておらず。富士山効果の有無で 追いついたかな。

     唐松尾根の最後はやや急登だが木々がなくなり、赤く色づいた山麓とその奥にそびえる富士山を眺めながら歩ける のであまり苦にならない道。尾根を登り切った雷岩では多くの人が休憩していた。雷岩から大菩薩嶺の最高地点 まで樹林の道をちょっと往復するので荷物をデポ。嫁さんは荷物番で待機・・・展望ないなら行かなくていいって。。 せっかくなので最高地点に行かねばと、乗り気でない子供達と三人で樹林の中を歩いて山頂到着。事前情報通り 展望はなく、山頂の標識がぽつんと立っているだけのため、うちも含めて記念撮影してそそくさと移動する人ばかり だった。西吾妻山の山頂みたいだね。雷岩に戻ると嫁さんが昼食を食べようとしていたが、まだ11時前で時間が早い ので大菩薩峠に向けて出発。大して歩いてないので我慢してちょ(笑)。下りになると元気になるリョン、 これ以降は快調。ユンは白山以降、登りもあまり文句無し。楽なコースばかり歩いてるからか、彼の中での限界値が 上がってつらくなくなったのかな?

     雷岩から大菩薩峠までの尾根道は山の片側の斜面が笹原で展望が良く、楽しい道。緩やかに下りながら標高2000m 地点、賽の河原、親不知の頭と快調に進む。残念ながら南アルプス方面は雲の中で山並みが見えず、富士山の山頂に かかっていた雲も少しずつ大きくなっていた。歩き始めは暑いくらいだったのも日が陰って肌寒くなり、 晩秋のちょっと寂しい雰囲気を感じた。好展望ポイントの親不知の頭で昼食タイム。子供たちはカップラーメンで なく、アルミ鍋の生うどんを希望したため一人ずつ調理。リョンのアルミ鍋の底に穴が開いており、調理不能で ユンが食べ終わるの待って作ったため、リョンはユンが食べ終わるまでイライラ。。急かされて食べたユン、 かわいそうに(笑)。2人とも飽きてしまっているカップラーメンよりうまかったらしく、寒い時期にはこれも ありかな。大人はいつものカップラ、足りないので満足バー1本とおやつを食べて腹ごしらえ。大菩薩嶺の稜線や 富士山、甲府盆地にかかる雲海を眺めながらの昼食、いいもんでした。

     腹ごしらえして、12時過ぎに親不知の頭を出発。すぐ下に見えていた大菩薩峠の介山荘で山バッチを購入。 売店の子が小学2年生でリョンと同い年だったが、しっかり受け答えしていた。毎週末上がってきて手伝っているとか。 歩いて上がってきているのかと思ったら、車で上がってきているらしい。1897mの峠まで林道が通ってたのね。 売店の充実ぶりもすごかったが納得、ここには無料の公衆トイレも有りトイレにも困らない山。大菩薩峠から 福ちゃん荘までは林道で下山。軽自動車がぎりぎり通れる幅で車が走るだけあって平らで比較的なだらかな道が 続く。歩いている途中で腰が痛くなってきてしんどかったので歩きやすい道で助かった。。13:15頃ロッジ長兵衛に 到着、13:30頃に駐車場を出発。中央道から圏央道を通り、東松山ICから羽生ICまで下道を走り、東北道を経て郡山へ。 郡山に着いたのは19時頃。途中、談合坂SAで休憩したり渋滞もあったりしたが遠かった。。歩いてる時間より 車に乗ってる時間の方が長くて腰痛も悪化。1週間経った時点でも腰痛がひかず病院へ。今シーズンはそろそろ 我が家の山行も終わりだが、まずは腰痛直さないとだめだなー。とりあえず来年行きたいところでも妄想してるかな (苦笑)。大菩薩嶺はハイキングルートといった感じで我が家のような子供連れも多く、お手軽に好展望の 稜線も満喫できる所でした。丸川峠経由とは言わんが、石丸峠くらい回って下山出来たら良かったな。

    2014.11.9記

    山歩き前のキャンプ
    14年11月1,2日 神戸園キャンプ場

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