田代山・帝釈山('15.10)



山名田代山・帝釈山
地域尾瀬/福島・栃木
標高1971/2060m
登山日2015年10月10日
天候晴のち曇
備考尾瀬国立公園にある山頂湿原が特徴的な山
花の100名山、日本200名山

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    ルート

    第1日 猿倉登山口〜小田代〜田代山湿原〜田代山〜帝釈山〜田代山〜田代山湿原〜小田代〜猿倉登山口


     備考  累積標高差:約800m  コースタイム:5時間半

    山行記

     “明日山歩きに行くかい?”“いいよ〜。”と最近乗り気なユン。“OK〜。”とリョン。 何、三連休の宿題も終わっていく気満々?いつになく返事が良いので怖いくらい(笑)。

    第1日

     10月の三連休、岩手山・八幡平歩きで岩手に遠征するつもりでしたが諸事情により中止。岩手は天気予報も 風が強くて大荒れの予報になっていたので中止でよかったのかもしれませんが。それに比べて福島の三連休初日は まずまずの予報。どこがいいか少しだけ悩んで田代山と帝釈山の縦走コースに決定。朝5時起きで猿倉登山口を目指して 下道を走ります。湯ノ花温泉の先から登山口までのダート道がなかなか長くて走行時間は会津駒ケ岳の登山口に行くより 長かった気がします。9時前にようやく登山口に到着。駐車スペースはほぼ満車でぎりぎりセーフ。少しだけ手前に トイレ付きの駐車場もあるのでそこを含めるとまだまだ余裕でしたが。

     軽く準備をして男三人組、9時過ぎに山歩き開始。紅葉で色付く明るい木々の中の道を進みます。出だしにある“最後”の水場を 通り過ぎ、比較的急な道を登っていきます。1時間ほど歩くと周りの山が見え始めると小田代に到着。湿原が出てくると 尾瀬っぽさを感じますね。気持ちよくさらに上ると田代湿原に到着。いきなり広がる一面の平らな湿原、子供達とともに 思わず“おー。”と声が出る光景でした。木道は反時計回りで一方通行なので右側へ。弘法沼を過ぎると田代山山頂の看板が まったくピークらしくないところにポンと立ってました。最高地点でもない平らなところに立つ看板、こちらは子供達とも ども“???”でした。それはともかく草紅葉の湿原を歩き、湿原の端にあるベンチで軽くおやつ休憩して景色も満喫。 遠くには周りの山も見え、ほんと気持ちのいい湿原です。

     少し休憩してから帝釈山を目指して出発。湿原から少し入ったところには立派かつめちゃくちゃきれいなトイレと 弘法大師堂のある避難小屋がありました。そこから一旦下った後、木々の間からちらちら周りの山が見える尾根道を歩きます。 標高差はあまりないけど多少飽きつつしばらく歩くと視界が開け田代山が後ろに広がるとともに、岩場も出てきたりして 楽しい道に。そこからもう一登りで12時頃に帝釈山山頂到着。山頂には10人弱の人が休憩したり昼食食べたりされてました。 我々もお腹が減ったので早速お昼ご飯の準備。自分はおにぎり、子供たちは鍋焼きうどん。昨年の大菩薩嶺以来の鍋焼きうどん、 前回に続き一つはアルミ鍋の底に穴が開いていて使えず。。。じゃんけんで勝ったリョンが先に食べ、そのあとユンと なったのだがユンがなかなか食べられず待ちぼうけ。曇っていて少し肌寒かったし、かわいそうなユンでした。 昼食食べて人心地着いてから周りの景色を眺めると日光連山から至仏山、燧ケ岳、会津駒ケ岳と続く大展望が広がってました。 ・・・いまさら(笑)。桧枝岐側の馬坂峠登山口から登ると1時間もかからずに山頂に到着できてしまう200名山ですが、 展望はなかなかのものでした。

     展望を楽しんでからもと来た道を引き返します。途中でリョンのお腹が・・・ということで苦しみながらトイレに到着。 使ってみても快適なトイレ、正直それほど歩いてる人もいない山で維持管理されているのがすごいです。携帯トイレも 持ってますがやはり登山道では恥ずかしいのかトイレを目指したリョン、山にあるトイレはありがたいですね。 再び田代湿原に戻り、一方通行に従って行きとは逆側を歩きます。花咲く初夏の時期も楽しめる道でしょうね。 湿原が終わると名残惜しくも下山。すぐに日光連山も見納めで森の中へ。快調に下っていたら下山途中にリョンが 拾ったお気に入りの竹をなくしてテンションが下がってペースダウン。。。なんでやねん。。結局15時20分に下山。6時間 少々の山歩きでした。いっぱいだった駐車場はだいぶ空いてました。帰路、睡魔に襲われ少し仮眠を取ったりしながら 何とか無事郡山に到着。嫁さんいないと運転代われないので往復の移動が大変でした。この日の夕食は岩手山に持っていく つもりだった焼き肉に買い増して自宅で軽く焼肉。ユンとリョンもすっかりご満悦。岩手山で山小屋泊はできませんでしたが、 気になっていた田代湿原を満喫できた1日でした。

    2015.10.31記

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