裏磐梯('15.10)



山名イエローフォール(裏磐梯)
地域磐梯山/福島
標高1200m
登山日2016年1月31日
天候曇時々晴
備考磐梯山に冬の間現れる氷滝。
初心者向けスノーシューコースとしても人気。

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    ルート

    第1日 裏磐梯スキー場〜リフトトップ〜銅沼〜イエローフォール〜リフトトップ〜裏磐梯スキー場


     備考  累積標高差:約100m  コースタイム:1時間40分

    山行記


    第1日
     厳冬期に裏磐梯に現れるイエローフォール、ヤマレコの記録では今年は暖冬の影響であまり成長していない ようですが一度は見てみたい氷瀑です。ようやく少し寒波も来て雪も降ったようなので、2016年の初歩きに 出掛けてきました。8時過ぎに出発して10時前に裏磐梯スキー場に到着。去年の秋に来たときはセンターハウスが 閉まっていて駐車場もガラガラでしたが、この日はなかなか賑わっていました。スキー場の駐車場ながら スノーハイクで登山靴履いている方の比率が高く、半分くらいは登山客のような印象でした。 イエローフォールの人気の高さがうかがえます。我々も雪山歩きの装備をつけ、まずはセンターハウスへ行って リフト券を購入。山頂往復券もありますが、下山してからスキーもやりたいとの子供たちのリクエストも有り、 食事券付の一日券を購入。Webクーポンで大人3500円、子供3000円でした。

     ようやく準備が整って10時半頃イエローフォール目指してスノーハイク開始。まずはリフト2本を乗り継いで 標高1100mのゲレンデトップへ。スキー客に交じって乗りますが、降りた時にスキー板がないので小走りで よけないとリフトがぶつかってしまいます。下が雪なので登山靴では滑りやすいしちょっとした難関でした(笑)。 ゲレンデトップまで上がったところで大人はワカン、子供たちはスノーシューを装着。晴れていれば吾妻連峰や 桧原湖が一望の場所ですが、雲が出ていて眺望は今一つ。下の方が雪に埋もれている看板からまずは銅沼を 目指し、トレースをたどって歩きます。・・・何でもない平らな道なのに立て続けにこけるリョン。 “歩きにくいからスノーシューを外したい”と言う。雪に埋もれて歩きにくいからつけなきゃと言って足元を見ると なんか変・・・スノーシューの向きが逆でした。。。そりゃ歩きにくいわな。。急いでスノーシューを付け直して 再出発。嫁さんトラップにはまったリョンでしたが、再装着後はこけることなく歩けました。“この前はこけな かったから、なんか変だと思ったんだよね〜。”、そりゃそうだ(笑)。

     さて、歩き始めてすぐに銅沼に到着。10月は紅葉に彩られていた沼の様子は一変し、沼は一部を残して真っ白 でした。冬以外は歩けない沼の上をこれまたトレースをたどって歩きますが、場所によっては先行者の足跡から 沼の水がしみだしていて踏み抜かないか心配になるところもありました。暖冬でもあり、沼の凍り方も甘いんで しょうか。沼を歩いているうちに青空が出てきて磐梯山の櫛が峰が現れました。青空と雪に覆われた岩肌、 なかなかいいもんです。銅沼を渡り切った後は緩やかな登り。遠目には真っ白ですが、人気のコースだけあって トレースがしっかりしているので道迷いもなく、雪に埋もれることもなく歩きやすかったです。リョンが疲れた と言いだしたころにイエローフォールを発見、思ったより小さい?とか話しているうちに到着しました。 距離も難易度も初心者にちょうど良いスノーハイクコースですね。イエローフォールの下には多くの方がいて 賑わっていて、我々も持ってきたおやつを食べて小休止。例年に比べて迫力不足と言うイエローフォールでしたが、 岩肌が黄色く覆われる不思議な光景でした。

     しばらく休憩してから下山。帰りは銅沼を通らず、雪原コースへ。青空も見え、風もなく穏やかなので一面の 銀世界を歩くのも快適でしたが、なだらかすぎてヒップソリを楽しみにしていた子供たちは消化不良。 特にユンは残念だったようでふてくされ気味に先をてくてく。そり滑りするにはもっと苦労して登らないとね〜。 途中ユンがリフト券を落としていたのを後から歩いてきた方がたまたま見つけて渡していただくというアクシデント は有りましたが、スノーハイク自体は大過なく進み13時過ぎにリフトトップに帰還。お腹もすいたしゲレンデは ソリ禁止ということで、帰りもリフトに乗ってあっという間にセンターハウスに到着。約3時間のスノーハイク、 “ここは歩きやすくていいね。”と嫁さんも言うコースでした。吹雪くような天気だとそうも言ってられないんで しょうが、来年はもっと立派に成長したイエローフォールに会いたいなと。下山後、センターハウスでお昼ご飯 を食べて、スキーをして帰宅。スノーハイクもスキーも と雪山を満喫した一日でした。暖冬、通勤も楽で暖房費も安くなりますが、やっぱり冬は冬らしく寒くなって もらわないと楽しめないことも有り寂しいですね。

    2016.2.6記

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