阿蘇山('18.05)



山名阿蘇山
地域熊本
標高1592m
登山日2018年5月3日
天候晴(強風)
備考世界有数のカルデラと外輪山を持つ山。
火山ガスによる入山規制に注意必要。
日本100名山

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    ルート

    第1日 仙酔峡の道途中〜仙酔峡登山口〜仙酔尾根分岐〜阿蘇山山頂(高岳)〜仙酔尾根分岐〜仙酔峡登山口 〜仙酔峡の道途中


     備考  標高差:900m  コースタイム:約4時間半

    山行記

     2年振りの九州山行を計画。前回は直前で熊本の大地震があり回避した阿蘇・祖母・九重山の三山を歩く想定。 ただ、阿蘇山は自主規制が解除されないままでやきもきしながらの準備となりました。休みは学校がない4日間、 さて、今回はどんな旅行になりましたかね。

    第1日

     休みに入ってから移動を開始したのでは阿蘇山を歩く時間が取れないということで、5/2に子供たちの学校と 嫁さんの仕事が終わったところで移動開始。19時に家を出て新幹線へ・・・と思ったら車で移動中にスマホを 忘れたことに気付き一旦Uターン。19:30の便に間に合わないかなと思いつつ駐車場から走ってなんとか ぎりぎりセーフでした。東京駅に着きホテルに行くために品川から京急へ・・・ここで新幹線に帽子を忘れた ことに気付き意気消沈。ユンの電車移動の練習で先導させつつ京急蒲田駅に到着。雨が降り始めていましたが、 駅前の日高屋で夕食。翌日からの山歩きに備えて皆しっかり食事。腹ごしらえして雨に濡れながらホテルへ ・・・なんと到着したのは予約したホテルとは違うところでした。。。予約していたのはホテルリリーフプレミアム 羽田空港、到着したのはホテルリリーフプレミアム羽田でした。嫁さんとリョンの冷たい視線に合いながら ホテルを移動。何とかたどり着いたのは23時頃でした。出だしから冴えないこと続きでぐったりしつつ、翌朝に 備えて就寝しました。

    第2日

     朝5時起床。前日の移動疲れもありなかなか目覚めもパッとしない家族。。外は風雨が強く、京急まで歩くのも 辛い感じなのでタクシーを呼んで羽田空港へ移動。空港近くのタクシー、大荷物が乗るように荷室の大きなタクシー でした。空港はGWということで大混雑。手荷物を預けようと並んでいたら装置の不調でしばらく並んだのに隣の 後ろへ並べと。。。で、並んでいたら途中で不調の装置は直るが、並んでいた列はあまり進まず、ただただ待つ ばかり。昨日に続きなんだかなーなスタートでした。何とか荷物を預けて空弁を買い搭乗。熊本空港へ向けて 7:10の便で雨の羽田空港を飛び立ったのでありました。

     9時頃予定通り熊本空港到着。揺れに注意と畿内アナウンスが流れていましたが、さほど出なく平和な飛行でした。 熊本空港に降りると意外と肌寒い。数日前の郡山がかなり気温が高かったので九州に来たのに気温が下がった感じ でした。レンタカーを借りて近くのコンビニで買い出しをし、阿蘇山の登山口へ移動。早く歩き始めないと 歩く時間が無くなってしまうので急がねばと思っていたんですが、ナビに従いしばらく走ったところで大渋滞に 遭遇。阿蘇大橋が復旧してないのと、GW直前に火口の立ち入り規制が解除されたのを受け観光客が集まったのか、 休日の阿蘇はいつも人気なのか良く分かりませんが、とにもかくにも、このまま渋滞にはまっているとまずい。。 草千里を抜けるコースは混雑必死に思われ、ルート設定し直して一旦逆戻り・・・が、またしても渋滞。。 これはまずいと焦りながらノロノロ進むことしばし、ようやく車が流れ始め、外輪山を超えて阿蘇の雄大な景色も 見え始めてやっと九州に来たなとテンションもUP。その頃家族は夢の中でしたが。

     車中でコンビニで買ったお昼ご飯を食べつつ、そんなこんなで12時半頃に仙酔峡に向かう道の立ち入り禁止手前の 駐車スペースに到着。GWですが、それほど止まっている車はなく、駐車スペースに6〜7台の車があるくらいでした。 準備をして補修工事中の道路へ。最初のうちは特に壊れている感じなかったですが、途中からアスファルトが ひび割れていたり、土砂崩れで新たなルートになっていたりと2年前の爪痕が残っていました。看板では工事期間が 今年の10月までとあり、秋には開通するのでしょうか?徒歩で歩く分には問題ないルートしばらく歩くと廃業して いる仙酔峡ロープウェイの山麓駅があり、その上にビジターセンターがありました。ビジターセンターも閉館中の ようですが、ドアは開いていて2015年から時が止まっていました。トイレや自動販売機は使用できず。

     仙酔峡から仙酔尾根コースに入り、登山開始。登山口にミヤマキリシマが咲いていました。登山口の時点で 大展望が広がり良い景色を満喫しながら尾根道へ。ここまではいい天気だなと思っていたのですが、 稜線に出ると風が出てきて肌寒さ倍増。尾根道はゴツゴツの岩場で草木も少なく火山らしい道ですが、嫁さんの 苦手な岩場のためペースダウン。加えて登るにつれて風がますます強くなり、飛ばされそうな勢いに。 この風にもやられて嫁さんはますますペースが上がらなくなり、リョンのテンションもダウン。登り始めたのが 遅いのでやきもきしながら山頂を目指して一歩一歩。しかし、15時の時点で山頂に着かず、このままだと下山 出来ないと判断し、やむなく嫁さんは引き返してもらい、子供達と三人で山頂を目指すことに。ここまで 来たんだからと気合を入れ直したリョンはペースアップし、終始快調なユンとともに先へ。相変わらずの気分屋 ですねえ。嫁さんと別れて30分ほどで高岳到着。360°の大展望、圧巻の景色でした。荒涼とした景色と噴気が 上がる阿蘇の火口、すごいですね。誰もいない山頂日も朽ち果て気味の山頂、風もすごい。。写真を撮ったら 即退散でした。

     高岳から中岳を回りロープウェイ側から下山するつもりでしたが、嫁さんに合流するため来た道を引き返します。 恐怖に耐えつつ少し先を歩く子供達を追いかけつつ、阿蘇の大展望を眺めながら下山。中間点のペンキ表示を少し 超えたところで嫁さんに合流、やはり一緒に登ってたらタイムオーバーだったなーと思いつつ岩場の道を 歩いているとリョンがスリップして転倒。疲れてくるとダメですねえ。むくれながらもビジターセンターの 駐車場に17時頃到着、おやつを食べて元気回復。大休止してから車に到着。日が長い春、日が暮れる前に なんとか戻ってくることができました。下山してから阿蘇の反対側にある宿、リトルアジアに向けて移動。 移動中に見つけて立ち寄ったお店、味彩で晩御飯。味もボリュームも当たりでした。宿に20時過ぎに着き、 シャワーを浴びたりして22時ごろ就寝でした。リトルアジア、4人の素泊まりでリーズナブルなお値段。 清潔な感じで朝食でトーストのセルフサービスがありましたが、時間の都合で利用せず。。シャワーの お湯加減が難しい給湯機ではありました。

    2018.5.19記

    GW中の他の山ある記
    2018年5月4日 祖母山
    2018年5月4,5日 くじゅう山(中岳)

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