安曇野市街の龍門穂高さんで夕食。 ボリューム満点、味も良しで登山前の腹ごしらえにぴったり。 |
一ノ沢の駐車場から登山口へ。 |
この舗装路はタクシーで移動のつもりでしたが、ハイシーズンのタクシー事情を甘く見ておりました。 屋久島以来のタクシー予約不可、東北では無いであろう、さすがの大人気エリア。 |
登山口到着。 トイレ、きれいでした。 |
登山届を出す指導所もありました。 ヤマレコ使うのでここには出しませんでしたが。 |
さて、出発です。 ようやく山と高原地図の「槍ヶ岳・穂高岳」エリア、学生時代に地図を買ったのにこのエリアに来るのは初めて。 念願のエリアにワクワク。 |
思い入れの全くない長男は普通のテンションでスタート(笑)。 |
山ノ神到着。 出だしはなだらかな道。 |
古池。 |
? |
大滝。地図には王滝・・? 下山してきた高校生の集団とここですれ違いました。 何時に下山開始したんだろう。 |
ソバナ |
木陰から出ると暑い。 |
ヤマハハコ |
笠原沢 |
真っ青な空と常念岳。 いいですね〜。 |
? |
ミヤマアキノキリンソウ |
河原で一休み。 昨夜の食べ過ぎて、朝食べきれなかった朝食を小分けにして食べている長男。 |
カラマツソウ |
胸突き八丁・・ |
急な階段が待っていました。 |
沢沿いを歩くルート、気持ちいいですね。 |
シモツケソウ |
あと少しで消えそうな雪渓。 |
常念岳が近くなってきました。 |
斜面の環境が厳しい所で咲く花達。 |
最終水場で水分補給。 冷たくておいしい水が汲み放題。 稜線上では200円/L(笑)・・はい、売って戴けるだけでありがたいです。 |
第3ベンチ・・あと一息。 |
常念岳に雲がかかり始めたころに・・ |
常念乗越到着・・目の前には槍ヶ岳! |
テン場の受付に常念小屋に向かおうとすると荷揚げのヘリが飛び立っていきました。 ヘリも絵になります。 |
受付して設営していると2度目のお出まし。 テン場の下の方が荷受け場になっていました。 |
さらに三度目。 ボンベを運んでいるようでした。 荷揚げが終わると全面設営できるようになります。 |
設営も終わりくつろぎタイム。テントの中は暑くて入れません。 |
イワツメクサ、終わりかけ |
テン場、いい所にありますね〜。サイトも広いし平らだし、いいところ。トイレだけは・・・ですが。 |
ミヤマコゴメグサ |
お昼ご飯を食べに常念小屋の食堂へ。 二人とも牛丼でした。 |
メニューはこんな感じ。 |
テン場に戻ってくつろいでいると悲劇が、、、 スマホの液晶を小石に押し付けてしまったようで、タッチパネルが割れて使えなくなり、完全に故障。 山旅ロガーが使えなくなり、連絡手段も失い、暗雲立ち込めてテンションダウン。。。 |
常念岳もすっかりガス(暗雲)の中。 が、テン場にいても暑いし、気が沈むだけなのでガスの中で涼むべく山頂へ向かいます。 |
空荷でサクサク登れるかと思いきや・・ |
全然着きません。 ガスで山頂までの距離も良く分からず・・三股との分岐であと少し! |
ミヤマキンポウゲ |
ようやく山頂。 |
到着しました。 |
真っ白です。 |
若干見えた蝶ヶ岳へ続く稜線。 |
1時間以上、長男としり取りをしながら山頂で涼んでいましたがこれが一番見えた時でした。 |
長男が鳥を発見。 |
何ですかね? |
そろそろ下山しましょう。 |
(我々には)役に立たなかった方位盤。 |
明日歩く稜線が顔を出してくれました。 |
下りは30分間ほどで戻れました。 |
戻ってきた常念乗越は小屋とテントに泊まる人で大賑わいでした。 |
テン場もすっかり埋まっていました。 |
チョコモナカジャンボとビールで至福の時。 モナカ嫌いの長男も美味しいとご満悦。 |
夕食は質素に(笑)。 |
すっかりガスに包まれて真っ白に。 この後、夕立もありました。 日没とともに就寝。 |
翌朝、テントの外に出ると常念岳に登る人のヘッドライトが光っていました。 |
槍ヶ岳と北穂高岳も光ってました。 皆さん早起きですね。 |
日の出前の何とも言えないひと時。 |
明るくなってきました。 長男はテントから出ず。 |
日の出の時間過ぎたかと思ってテントに戻りましたが、まだだったようです。 スマホが故障してなければ、、 |
撤収して燕岳に向けて出発。 |
常念岳から眺望はまたの(?)機会に。 |
反対方向へ。 |
ゴゼンタチバナ |
しばらく木の中の歩くと・・ |
槍・穂高の山並みがど〜んと飛び込んできました。 |
振り返ると常念岳、どっしり。 |
雄大な景色を眺めながらの朝ご飯、贅沢。 |
富士山も見えました。 |
さて登ります。 |
雲海に浮かぶ南アルプスも見えてきました。 ちょうど3年前に歩いた北岳〜間ノ岳、見えると嬉しいものです。 |
いいですねえ。 |
東天井岳へ。 横道岳は巻いているので歩きやすい。 |
雲海からちょこっと頭が出ているのは浅間山? |
鞍部で一休憩 |
お花畑。 前を行く方のザックがでかい! |
イブキノトラノオやヨツバシオガマ |
ウサギギクやハクサンフウロ |
大天井岳が見えてきました。 |
槍ヶ岳の山頂にズームイン。 山頂に立つ人が写ってます。 |
景色を眺めながらしばらく休憩です。 |
疲れたのではなく、眠いらしいです。 |
ヒュッテ西岳? 表銀座、いつかは。 |
雷鳥の親子に出会いました。 10羽近くいました。 |
ヒナ |
周囲を見渡すお母さん、凛としてますね。 |
穂高・・涸沢カールにも行ってみたいですねえ。 |
大天荘到着。 |
ここのテン場も素晴らしいロケーションですね。 |
ティータイム。 モンベルで売っていた井村屋のチョコようかん、思ってたより美味しかったな。 |
しばらく休憩してから燕岳へ向かいます。 最初の予定では大天井岳でテント泊でしたが、あまりに時間が早いので先に進むことに。 |
右に行けるのはいつの日か? |
裏銀座方面 |
ハシゴとクサリ。 団体さんが通ると渋滞しそうなところです。 |
これは何だったのだろう? |
コマクサ発見。 写真撮らないの?と長男に言われるまで気付かず、、、 |
トリカブトっぽいけど小さいような。 |
イワギキョウ? |
お花畑〜いろいろ(笑) |
ベニヒカゲ、たくさん飛んでました |
タカネナデシコ |
燕岳が見えてきました。 |
雲がかかり始めましたがまだ見えてます。 |
大下りノ頭・・登りもほぼ終わり。 |
ベニヒカゲのツーショット。 |
ベニヒカゲ、長男が粘って羽を広げた姿も撮影。 なかなか止まらないので結構大変。 |
蛙岩。岩の間が登山道。 |
燕岳と燕山荘をとらえました。 |
女王様。 この後燕山荘に到着もテン場が空いておらず、結局小屋にチェックイン。。。 ザックを置いて場所取りしているところも有ったので、もう30分早ければテント張れたかも? もう1時間早く出発しないとダメでしたかねえ。。 |
気を取り直してお昼ご飯。 チキンカレー、かなり美味しかったです。 長男は山菜うどんでした。 |
昨日に続きガスに覆われていますが、燕岳山頂に向かいます。 |
イルカ岩、これは見事にイルカでした。 |
ホシガラス |
めがね岩・・これは微妙、、 |
山頂でポテチタイム。 |
昨日以上に何も見えませんが、しばらく涼みます。 |
山頂の証拠写真を撮って戻ります。 |
三角点。 |
ティータイム。 長男のモンブランを一口分けてもらいましたが美味しかった。 |
メニュー充実の喫茶コーナー。 おでんにもつ煮、サラミ&チーズと居酒屋としても充実。 |
館内案内図・・増築された建物がつながっているので忍者屋敷かと言いたくなるような感じ。 |
しかし、このきれいさは忍者屋敷でなく普通の旅館。 燕山荘恐るべし。 |
読書感想文の宿題用に談話室で本を読む長男。 私も暇なので消灯時間まで燕山荘にあった本を読んでました。 |
夕食。チーズinハンバーグにデザート付。 |
夕食時、山荘のオーナーの談話がありホルンの演奏で締め。 毎日・毎回話されて、通算何回目なのだろう? 登り優先の理由を理解しました。 |
夜明け前。 |
テン場の明かりもきれい。 |
八ヶ岳〜富士山〜南アルプス方面。 |
日の出を待つ人々。 |
日の出を待つ(?)槍様。 |
見飽きません。 |
少し雲がかかってますが陽が昇ってきました。 |
朝食。 モルゲンロートな感じ? |
朝食。 4回の入れ替え制の3回目で食べました。 |
宿泊した場所。2名/1畳・・やはり狭かった。。。 隣の方もテント泊装備でしたが張れずに宿泊、夜の12時前にはどこかに消えていましたが、どうされたのでしょう。 別館の1F全体で200人弱の人口密度、厳しい夜でした。 |
下山前に展望台からの大展望をもう一度楽しみます。 |
パノラマ2 |
パノラマ3 歩いてきた道のりが良く見えます。 |
裏銀座方面 |
女王様にお別れの挨拶をして下山します。 |
山荘横の斜面もお花畑。 |
槍様もそろそろ見納め。 |
変な所にあった三角点。 |
合戦小屋への荷揚げ用ケーブル。 スイカと一緒に運んでもらえたら楽ですねぇ(笑)。 |
下りなのでスイカは食べずに先へ。 |
ケーブル再び。 |
第1ベンチまで下りてきました。 あともう少し。 |
中房温泉到着。 縦走用の大荷物を背負って登る方たちはとても大変そうでしたが、歩きやすい下山道でした。 |
バスとタクシーを乗り継いで一ノ沢まで戻った後、3日ぶりの温泉(ほりでーゆ四季の郷)へ。 いや〜、さっぱり快適です。 |
安曇野市街のスシローでお昼ご飯を食べてから帰路に着きました。 色々予定通りにはなりませんでしたが、絶景・お花・ライチョウ・・と色々出会えた山旅でした。 |