山名 | 流石山・三倉山 |
地域 | 那須/福島・栃木 |
標高 | 1822m・1888m |
登山日 | 2024年10月13日 |
天候 | 晴 |
備考 | 裏那須と呼ばれる展望の尾根歩きが楽しめる山
新うつくしま100名山 |
山行記へ 山の写真へ 山ある記Topへ ルート 第1日 鎧沢橋車止め〜大峠〜流石山〜五葉の泉〜大倉山〜三倉山〜大倉山〜五葉の泉〜流石山〜大峠〜鎧沢橋車止め 備考 累積標高差:約1000m コースタイム:第1日 6時間50分 第1日 秋の三連休の中日、紅葉前線は遅めでまだ微妙そうですが、天気は良さそうなので裏那須と呼ばれる流石山、 大倉山、三倉山の稜線へ。妻も休み&夏の縦走後山を歩く気がなくなっていたのが、ちっとは歩いてもいいと 思ってくれたようで一緒に出動。距離が長いので、朝4時起きで登山口に向かうとともに、妻は途中までで 引き返すことも視野に入れた計画でございました。朝4時、何とか起きて登山口へ。朝食を食べつつ走り、 6時頃に車止めされている鎧沢橋手前の駐車スペースに到着。日暮滝から先の林道は道幅が狭く、暗い夜間は 走りたくない道に感じました。車止めから駐車スペースが点在していますが、混雑するとだんだん歩く距離が 長くなる感じ。天気のいい三連休なので混雑を警戒していましたが、近くの空きスペースが空いてました。 登山口にはトイレもないので、道の駅しもごうに寄ってきましたが、そこか、観音沼森林公園がトイレや 車中泊可能な場所になってるようです。 軽く準備して出発。はじめは林道歩きで緩やかに登っていきます。鎧沢橋が渡れた時はもう少し奥まで 車が入れたようで、再整備の調査もやっているようですがどうなるんでしょうね。しばらくして新道の分岐が 出てきたので、登りは新道へ。緩やかに登っているうちに旧道に合流し、そこからもうひと歩きで大峠に到着。 林の中を歩いていたのが、急に視界が開けて笹に覆われた斜面や那須方面の山並みが青空の下に広がり、 テンションあがる場所でした。少し休憩して、流石山に向けて笹原になっている急坂を登ります。標高を上げると 見える山が増えていき、甲子・旭岳から三本槍岳、旭岳、茶臼岳まで続く山並みが背後に。森林限界が低くて、 標高のわりに展望がいいですね〜。大峠山まで登ると磐梯・吾妻方面まで見渡せ、磐梯山や安達太良山も見えました。 これから向かう山並みも望め、なだらかな稜線が続いていて、黒部五郎から太郎平に続く稜線を思い出す。 山の大きさが違いますが、山並み見てどこで帰ろうかとぼやく妻でしたが、景色は素晴らしいのでそれには 満足気でした。流石山まで展望を楽しみながら緩やかに登り、8時半過ぎに到着。もう満足げな妻ですが、 さすがにまだ時間があるので大倉山へ。流石山から大倉山までの道、展望が素晴らしく、裏那須はいいよと 会社の方が勧めてくれていたのが分かる道でした。アップダウンもあるものの標高差は小さく歩きやすくいいとこです。 五葉の泉を経て10時前に大倉山に到着。三倉山や二股山を見ながら早めのお昼ご飯タイム。腹ごしらえ後、 私は三倉山まで進み、妻は流石山へ引き返すことにしてしばし別行動。三倉山までは20分ほどで着き、思ってたより すぐ着きました。こちらは大倉山よりも展望がよく、360°大展望が広がっていて、裏那須から表?那須まで続く 山並みが一望できるのも圧巻ですねぇ。社と山頂標識も立派で、休憩している方でも賑わってました。 少し休憩して展望を楽しんでから引き返し、稜線歩きを楽しみながら大倉山、流石山と進み、太峠に下る途中で 妻を発見。大峠にやや遅れて到着して無事に合流。大峠〜大峠山の急坂以外はなだらかな道で、一部笹で足元が 見えないとこもありますが、おおむね歩きやすい道かと。初夏は花も素晴らしかったらしいのですが、最近は シカにニッコウキスゲなどが食べられてしまって見られなくなってしまっているようです。 大峠で小休止してから登山口へ。下りは旧道側を歩きましたが、新道の方が木の根を超えるようなとこがない分 歩きやすいようでした。だんだん疲れてきてゆっくり歩き、13時半前に車に到着でした。下山後、道の駅しもごうに 寄り、おやつタイム。天気もいいので大賑わいでしたね。お勧めされてからいつ行こうかと思っていた裏那須ですが、 昨年は工事で日暮滝から歩かないとならず、もう2時間歩く必要があったので、ようやく歩けました。歩きやすいわりに 展望は素晴らしく、これで花も咲いてたらいうことなしでしょうね。那須の表側に比べれば歩く人も少なく、 三連休の中日で寂しくない程度の人出でちょうどいい感じでした。妻もこれくらいならまた歩けるとのこと、 新調したザックの出番があって良かったです。大峠から三斗小屋温泉までの道は歩きにくそうなレコが上がってますが、 三斗小屋温泉に泊まりながらこの辺を歩くのも憧れますねぇ。 2024.11.17記 |