浅草岳('25.06)



山名浅草岳
地域越後山脈/福島
標高1585m
登山日2025年6月22日
天候晴時々曇
備考越後山脈にある高山植物と展望の山
日本300名山・東北百名山

    ルートへ
    山行記へ
    山の写真へ

    山ある記Topへ



    ルート

    第1日 田子倉登山口〜大久保沢の水場〜田子倉眺め〜剣ヶ峰〜鬼ヶ面眺め〜浅草岳〜前岳〜浅草岳〜鬼ヶ面眺め 〜剣ヶ峰〜田子倉眺め〜大久保沢の水場〜田子倉登山口

     備考 累積標高差:約1250m コースタイム:第1日 6時間30分

    山行記

    第1日

     会津の山開き詣で第2弾ということで、大嵐山に続いて浅草岳に行くことに。平日晴マークながら、日曜日から 天気が崩れる予報だったのが、近づくにつれて予報が変わって何とか持ちそうな予報になってきて一安心。 前日、会津若松にいる長男のところに寄り、翌日の食料の買い出しと夕食を食べてから二人で登山口へ向かいました。 5月に田子倉ダムを訪れていた時にあった冬期閉鎖のゲートが無くなり国道252号線を進んだ先に登山口の田子倉 無料休憩所に到着。21時頃に到着したように思いますが、広い駐車場に既に数台の先客がいました。車中泊の準備を して無料休憩所へ・・思った以上に真新しくきれいな内部で、トイレもきれいに管理されてました。駐車場に 車中泊・キャンプ禁止の看板が立っていたのがちょっと気になりつつ、翌朝に備えて就寝。気温はちょうど 寝やすいくらいでした。

     翌朝、5時前に起床。雲がかかっていますが、駐車場から浅草岳が見え、ところどころ青空も見えるくらいで 登山日和の雰囲気。無料休憩所が登山口かと思っていたんですが、登山口の駐車場はもう一つ奥にあったようで、 登山者はそちらに集まっているよう。朝ご飯を食べてから我々も少し移動して登山口へ。こちらも広く、相当数 駐車できそうですが、案内する人の指示に従って駐車。テントで受付をして山バッチをもらい、6時前に登山開始。 木道を少し歩き15分ほど歩くと仮設の橋に到着。片側は手すりがないのでちょっとおっかない橋ですが、見た目より しっかりしていて揺れることなく歩けました。そこからだんだん登りが始まり、大久保沢の水場の看板があった 大きなブナを越えると傾斜が急になり、早朝ながら汗をかき、水分補給しで登っていきます。二人で3.5L分の 水分を持ってスタートしましたが、もう少し持ってきた方がよかったかと思う暑さでした。田子倉の眺めの手前 あたりから岩場も出てきて、1時間ほどで田子倉の眺めに到着。田子倉湖だけでなく浅草岳がドーンと登場し、 ご立派な姿が眼前に現れました。

     田子倉の眺めからは尾根歩きになり、見晴らしがよい道になり道端の花も増え楽しい道に。鬼ヶ面の眺めからは 鬼ヶ面山の屏風のような岩壁がなかなかの圧巻の姿でそびえてました。一旦緩やかになった後、再び急登になり、 幅の狭い崖のトラバースのようなところも注意しながら歩きますが、危険なところにはロープがしっかりありました。 花も多く咲いていて、この時期の名物らしいヒメサユリも所々に咲いてました。ただ、最盛期にはだいぶ沢山咲く みたいですが、それからするとまだ序盤だった雰囲気、雪が多くて遅いのに対して夏が来るのが早くて歩くには 既に暑く下界は30℃超え、なんとも変な気候ですね。。そんなこんなで歩き始めて3時間弱で浅草岳山頂に到着。 360°の大展望が広がっていていいところなのですが、虫が多くて長居しづらいので前岳に向かって移動。池塘の先に 守門岳が見える絶景スポットを過ぎて進むと雪渓が出てきて木道が雪の中になり道が不明に。前岳山頂が よく分からず雪渓周辺をウロウロしてみましたが、結局よく分からず池塘のところにあった木が敷かれたスペースに 戻って休憩。以前はベンチがあったのかもしれませんが、板間状態になっている場所で早めのお昼ご飯タイム。 景色は良いし、山頂違って虫がいないので休憩にちょうど良い場所でした。

     休憩後山頂に戻り、記念撮影して10時頃に下山開始。山開きで続々と登ってこられる方とすれ違いながら進みますが、 道幅が狭くてすれ違いが大変なところもあるので慎重に。天気も良く、日本300名山でもある浅草岳の山開きは 大賑わいでした。日も出て暑いので水分の消費も進み、下山時にはほぼ全部消費しちゃいました。鬼ヶ面の眺め以降は 登ってくる人もいなくなり、静かな山歩きに戻って12時過ぎに駐車場に到着。展望も花も素晴らしく、いいお山でした。 距離のわりに標高差は大きめで急登も多かったですが、ここはいいね、さすが300名山と長男も満足気。下山後、 深沢温泉で汗を流して会津若松経由で帰宅。6月から30℃超えと福島も暑い日ですが、田子倉の眺めから上は風が涼しく まだ歩き易かったかなと。その下の林の中は登りの時から顔が火照る感じで水分取らないと熱中症になりそうな感じ、 これからのシーズンが心配ですねぇ。

    2025.7.6記

山ある記Topへ
Topへ