| 山名 | 雁戸山 |
| 地域 | 蔵王/宮城・山形 |
| 標高 | 1485m |
| 登山日 | 2025年6月15日 |
| 天候 | 曇 |
| 備考 | 蔵王連峰の北の端にある山。
東北百名山 |
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山行記へ 山の写真へ 山ある記Topへ ルート 第1日 笹谷峠〜関沢分岐〜前山〜滑川コース分岐〜雁戸山〜滑川コース分岐〜前山〜カケスガ峰〜有耶無耶関跡〜笹谷峠 備考 累積標高差:約600m コースタイム:第1日 4時間20分 第1日 トレーニングがてら裏磐梯コースで磐梯山の山開きに参加しようと思っていたのですが、天気予報が冴えない。 ましなとこは無いかと見ていたら北側の方がましな感じ、それならばと前日に行先を探して笹谷峠から歩く雁戸山と 神室岳を候補に。妻には雁戸山の方が歩き易いかなと、少なめな標高差で釣って天気面からも人の少なそうな 東北百名山に付き合ってもらうことになりました。朝6時起きで準備して出発。朝食を食べながら移動し、関沢ICから 国道286号で笹谷峠へ。学生時代、仙台から山形に行く際良く通りましたが、笹谷峠だけは高速道路を使い回避していた ので通ったことがなかった道、通行止になってた時があった気も、酷道と呼ばれてた気もするのでどんな道かと 思いながら進みますが、笹谷峠まではそこまでひどい感じはなく到着。朝早くて対向車が来なかったのは幸いでした。 天気も良くないためか先着者はおらず、がらんとした駐車場でした。準備をして8時40分頃に出発。笹谷峠は雁戸山と 神室岳の登山口になってますが、どちらも雲の中で駐車場にある看板も地図がよく分かりませんでしたが、とりあえず こちらかなの方へ。 曇ってるものの雨は上がっていて、磐梯山から回避してきた甲斐はあるなと思ってましたが、草木が雨に濡れていて、 避難小屋の先から登山道に入ると道幅が狭くて草木に触れて濡れるので、結局上下レインコートを着て歩くことに。 一方で出だしから登山道花盛りでツツジやら何やらを眺めながら歩けるので、曇っていても前回の高陽山と違って 見所あっていいですね。歩いていくと木の背が比較的高くなり草木に触れて濡れることも減ったのですが、 ぬかるんでいたり水が登山道を流れているところも少しある道をゆるやかに登っていき、1時間半ほどでカケスヶ峰 との分岐に到着。ここからしばらく標高が変わらないので歩き易いのかと思いきや、微妙に傾き、木を障害物競走的に 超えていく感じのとこも多く、思ったより歩くのに時間が掛かる道でした。滑川コースとの分岐を過ぎると尾根道になり、 ロープ場が出てきたり、やせ尾根や高山植物有りで変化があって楽しい道でした。ガスに覆われてなければ展望も 良さげでしたが、それは無いまま出発から3時間弱で山頂に到着。 おやつを食べながら山頂で少し滞在しましたが真っ白なままなので12時頃に下山開始。下山時の急坂のロープ場、 妻の苦手分野ですが比較的ズムーズに下りていくと雲の下になり、登るときには見えなかった山並みや山形市街が 見えてきました。同時に歩いていた尾根道が見えてきて、思ったより細いところを歩いていたんだなと。木に 覆われているので高度感はあまりないですが、木がないとおっかないだろうなと思うとこでした。その後、歩きにくい 水平道を経てカケスヶ峰に行くまでの間に5人ほどすれ違い、天気が回復してくるのに合わせて登られてきた方も いらしたようでした。カケスヶ峰の手前から青空も見え始め、カケスヶ峰からは北蔵王の山並みも山が市街も良く見え ました。一人で歩いてたら雲に覆われた時間に通り過ぎてしまってた気もするので、妻とのゆっくりペースで ちょうど良かった感じでございます。カケスヶ峰から宮城側ルートで下って笹谷峠へ帰還。珍しく野ウサギにも会いました。 山形ルート、宮城ルート共に緩やかな傾斜でしたが、宮城ルートの方がエグレがマシで濡れているときには下りやすい のではと思いました。 笹谷峠に下るころには二口山塊にかかっていた雲も取れ、仙台神室岳の姿も見れました。またの機会に〜。 また、笹谷峠が朝と違って賑わっていて、駐車場に車が増えているのはもちろん、宮城側に行く車が渋滞してました。 登山に来る人だけでなく、笹谷峠を走りに来る方もいるんですねぇ。関沢から上がってきて走れそうな感じだったので、 下りは宮城側へ行ってみようかと思っていたのですが、渋滞してるので関沢に戻りましたが、上がってくる車はあまり なくスムーズでした。宮城がの方が道幅狭くてすれ違えず、渋滞してたのでしょうか?その後、高速を走って郡山へ。 あまりお腹が空かず、結局お昼ご飯を食べないまま郡山まで戻り、郡山インター近くのインター食堂で昼夜兼用食を 食べて帰宅しました。梅雨時期、雨だと歩くことが少ないですが、花は元気いっぱいだったので花好きの方には いい季節なんでしょうか? 2025.7.6記 |