| 山名 | 三岩岳・窓明山 |
| 地域 | 尾瀬/福島 |
| 標高 | 2065m/1843m |
| 登山日 | 2025年7月12日 |
| 天候 | 曇のち晴 |
| 備考 | 展望と点在する湿原や花を楽しめる山
東北百名山・新うつくしま百名山 |
|
山行記へ 山の写真へ 山ある記Topへ ルート 第1日 登山口駐車場〜国体コース登山口〜旧道分岐〜三岩岳避難小屋〜三岩岳〜三岩岳避難小屋〜めまうだ湿原〜 窓明山〜家向山分岐〜巽沢山〜保太橋登山口〜国体コース分岐〜登山口駐車場 備考 累積標高差:約1550m コースタイム:第1日 8時間20分 第1日 体調不良もあって三週間ぶりの出動は会津の山開き詣で第3弾は三岩岳・窓明山の縦走コースへ。次男からうつったと 思われる咳や頭痛、なかなかしつこい。。さて、久し振りに日帰りがっつりコースなので妻は行かないと 言うので、浅草岳に続き長男と出動。金曜日の仕事を普段より早めに切り上げて長男と合流した後、翌日の食料の 買い出しと夕食を済ませて登山口へ向かいます。暗い夜道を走り、この日は道の駅きらら289まで移動し0時前に就寝。 そこまで暑くなく寝れました。翌朝、5時前に起床。日帰り温泉もある道の駅だからか車中泊している車も多めでしたが、 登山者と思われる方もそれなりにいらっしゃる感じで、同じ三岩岳の山開き参加者?とか思いつつ登山口へ移動。 登山口の駐車場に着くと既に道路脇の広めの駐車場は満車で、案内に従って第2駐車場へ・・こちらも残りわずかで、 タイミングで第3駐車場も使い始めてるよう、かなり多くの方が山開きに訪れているようで、大人気イベントですね。 6時半の受付開始を前に行列も出来始めていて、我々も並ぶ。HPに記載されていた時間より早い6時に受付が開始され、 山バッチと日帰り温泉の半額券を頂いて6時20分頃に出発となりました。 道路を脇を少し歩くと三岩岳の登山口にある国体コースの看板登場。ヤマレコで見る奴だなと思って登山道に入ると いきなりの急登。これまたヤマレコで見かけるコメントを裏切らない急さでございます。ウォームアップ時間なしだな と長男と話しながら10分ほど歩くとNTTの中継所が登場。しばし緩やかになり、ずっと急登かと思っていた私は拍子抜け 気味でしたが、あんな急なの続いたら5kmも山頂まであるわけないじゃなんと長男・・・なんかやられた気分。。 その後再び急登になり、息を切らせながら登っていきますが、旧道分岐の手前ぐらいからは山頂までそこまでの 急登は無く歩き易い道でした。旧道の分岐と避難小屋の間くらいから少しずつ花も現れてきて、避難小屋手前の 湿原ではハクサンコザクラが花盛りでした。歩き始めて3時間弱でようやく避難小屋、小休止して山頂までもうひと 登り・・湿原がちょくちょく現れ、花も先と、尾瀬らしい雰囲気になってきていい景色なんですが、足は疲れてきて なかなか山頂に着かないなとぼやきだした頃に山頂到着〜。窓明山まで周れるのか?と思いつつ、ひとまず三岩岳の 山頂で早めのお昼ご飯食べながらしばし休憩です。雪のある時期だけここから会津駒ケ岳まで歩いていけるらしい 稜線を眺めながらエネルギー補給・・雲がかかっていて会津駒が今一つ分からずながら、遠い感。。 30分ほど休んで少し回復したところで窓明山に向かいます。一旦避難小屋まで下るのですが、滑り止めが取れた 木道が滑るのであえなく転倒。登りは大丈夫でしたが、老朽化した木道恐るべし。避難小屋から窓明山の縦走路へ。 始めは木の中を足元に咲く花を見ながら歩いていき、途中からは展望が開けて窓明山までの稜線や雲の下に見える 山並みを眺めながら歩けるいい道でした。コバイケイソウも咲いていて、めまうだ湿原ではワタスゲが見頃、 長男と長男が決める百名山だとどこ?、という話もしていたのですが、「ここは名山だ、30名山には入る」との 評価でした。ちなみにトップ10入りは白山、立山、北岳、常念〜燕、燧(尾瀬)、苗場、宮之浦、丹沢あたり。 行ったときに天気が良かったかどうかもだいぶ影響しますねぇ。個人的には鳥海と黒部五郎は外せませんが、 我が家でこういう話になると白山の人気高いですね。さて、楽しい稜線歩きを1時間ほど楽しんで、12時前に 窓明山の山頂に到着。こちらの方が山頂は広いか?山頂少し奥のスペースで景色を眺めながら再び休憩&エネルギー 補給。トンボが沢山飛んでいて、2週間前くらいのレコでは稜線に虫が多いとのことでしたがすっかり消えていて 快適な稜線&休憩タイムでした。トンボ効果絶大ですね。 窓明山まで歩いて大分満足してるのですが、下山しないとならないので重い腰を上げて下山開始。分岐の先が いい景色で三岩山の雄姿や会津の山並みを眺めてから下っていきます。すぐに林の中に入りますが、ちょうどいい 傾斜と歩き易い土の道でしばらくは快調に進めます。家向山の分岐に向かって登り返しだすとペースダウン。 他の方もつらそうで親近感湧きつつ(笑)、行きを息らしながら登りました。巽沢山までも歩き易い道でしたが、 そこから保太橋登山口までの最後の下りはロープのある急坂続きで、踏ん張らないとならないのでなかなか しんどい。。最初と最後の急坂が核心部な山ですね。保太橋登山口からは車道脇を歩いて駐車場へ。浅草岳の日の 方が暑く、下山時も時折風が吹き抜けて比較的涼しかったのが幸いでしたが、それでも二人で4L分の水分を消費。 長男は省エネ歩きを心掛けたので浅草岳より余力が残った・・らしい。運動してない割に歩けるのが不思議。 下山後、駐車場のすぐ近くにある小豆温泉窓明の湯に山開き特典の半額券を使って入浴。きれいな施設で、 冷水とアイスでも回復して会津若松へ。普段は静かな山に沢山の人がいてさすがにクマも驚くだろうな日、 天気もまずまずでいい一日でした。ちなみに翌日は筋肉痛になりながら会社へ・・トレーニングにもなったかと 負け惜しみ。明らかに自分より年配の人が我々より早いペースで歩いていて、体力差を見せつけられておりました。。 2025.7.19記 |