雌阿寒岳('25.08)



山名雌阿寒岳
地域阿寒摩周国立公園/北海道
標高1499m
登山日2025年8月14日
天候曇のち晴
備考火山らしい荒々しい景色に加え森と湖も広がる山。
日本100名山

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    ルート

    第1日 オンネトー登山口〜オンネトー七合目分岐〜阿寒富士分岐〜阿寒富士〜阿寒富士分岐〜オンネトー八合目分岐〜 雌阿寒岳山頂〜雌阿寒温泉九合目〜雌阿寒温泉登山口〜オンネトー湖東岸分岐〜オンネトー国設野営場〜オンネトー登山口

     備考 累積標高差:約1100m コースタイム:第1日 6時間30分

    山行記

    第1日

     オンネトー国設野営場の駐車場で車中泊し朝5時起床。同じように野営場に泊まって登山口に向かわれている方が それなりにいらっしゃいました。前日の疲れからか少し寝坊した妻を待ち、6時半頃出発。登山口が野営場、便利ですね。 キャンピングカーでも野営場だとゴミが捨てられるのがありがたい。登山口は駐車場横にあり、針葉樹の森の中にある 道を歩き始めます。見通しが良く明るい感じの森なのがいいですね。六合目で森から出るまでずっと同じ感じなので、 後半飽きてきちゃいましたが。。で、六合目で森の中から出ると阿寒富士が目の前に・・のはずでしたが、残念ながら 雲の中で真っ白でした。森の中の道は歩き易かったのですが、ここからは砂礫の道で足元が取られるというか、すべるので 歩きにくい道に。7合目が雌阿寒岳と阿寒富士の分岐、真っ白なので登っても何も見えないと思いつつ、せっかく来たので 行ってみるかと雌阿寒岳にそのまま向かう妻と分かれて阿寒富士へ。ハイマツの間を歩くと水滴がついてズボンが濡れて 冷たい。。阿寒富士の斜面を登り始めると先ほど以上に足元が崩れて歩きにくく、何で来たのかと若干後悔しつつ歩きましたが、 寄り道している1時間ほどの間で10人くらいとすれ違い、物好きがたくさんいると励まされました(笑い)。

     阿寒富士の山頂・・当然ながら真っ白。かつ、風が強くて寒いのでおやつを食べるのもままならず、早々に下山開始。 これは雌阿寒岳の山頂も厳しそうだなと、寒かったら先に下山しててと妻に連絡。ヤマレコ、同じ山行で歩いている人の 位置情報が出てきて、どこにいるか互いにわかるんですね。初めてその機能を認識したんですが、別行動している時に 便利ですね。アプリの機能が進化しているので使いこなすとより安全・安心な山歩きにつながるなと感心してました。 で、やはり寒かったようで妻は先に下山開始。こちらは数十分遅れで山頂に到着。お腹が減り、柿の種を食べるために レインコートを着込んで山頂にいる方とともに晴れないかなと思っていると青空が見えたりしてきてちょっと期待。 朝からずっと雲の中だったので期待薄に思い、早めに下山し始めたのですが、だんだん雲が晴れてきて、阿寒湖や その手前の荒涼とした山の姿が見えてきて、雌阿寒岳の雄大な姿を垣間見ることができました。

     九合目の看板からは本格的に下り始めますが、オンネトー側と違って岩と土の道で足元がしっかりしているので、 雌阿寒温泉コースの方が歩き易いですね。登ってくるたくさんの方とすれ違いながら妻を追いかけ、五合目の少し上で 下りが苦手な妻に追いつく。青空になってきていて、眼下には広大な森とオンネトー湖も見える良い景色だったので、 妻が持っていた昼食用のパンを一緒に食べる。お腹が空いていてペロリでしたね。一面広がる緑の大地が広大で 北海道という感じでもありました。エネルギー補給して再び下山開始。四合目を過ぎるとこちらも次第に森の中に 入り、12時過ぎに雌阿寒温泉登山口に到着。ここで終わっていいのですが、オンネトーに戻らないとならないので、 駐車場のトイレに寄った後再び登山道へ。少し上った後、緩やかな下りを歩き30分ほどでオンネトー東岸に到着。 オンネトーブルーといわれる神秘的な色も見れるらしいですが、この日は緑色の暗い感じでございました。 そこからキャンプ場までは10分ほどで到着、青空は一時的で、この頃には再び山頂は雲の中でした。雌阿寒岳〜 阿寒富士の火山らしい姿をしっかり見れたら良かったですが、全体的に危険個所なく歩き易い山と感じました。 そして、ちょうどこの時間帯から同じ課の山好きの若者が雌阿寒温泉登山口から山頂に向かって歩き始めていたとは つゆ知らず、北海道山行の中休みでニュー阿寒ホテルに移動したのでありました。そこで羅臼岳の衝撃的なヒグマの ニュースも知ることに。。

    2025.8.24記

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