みなみ蔵王オートキャンプ場ミートランド('06.01)

キャンプ場名	みなみ蔵王オートキャンプ場ミートランド
所在地	宮城県白石市福岡八宮字川原子上2
問い合わせ	0224-24-8336
URL
開設期間	通年
料金	3100円（+温泉300円/一人）
利用日	2005年12月31,2006年1月1日
天候	晴れ：気温　2℃/-8℃
備考	温泉に入り放題のオートキャンプ場。

キャンプ写真へ 滞在記 　“年越しキャンプ”という響きに惹かれて大晦日にみなみ蔵王オートキャンプ場ミートランドに出発。 途中道を間違え立ち往生というハプニングにも見舞われたものの、好天に恵まれ無事に初の雪中キャンプを楽しめた。 氷点下で飲む日本酒もなかなかいいもんでした。 第１日 　“年越しキャンプ”＆”雪中キャンプ”に惹かれてしばらく前から準備。去年までは夏・秋ぐらいしか キャンプしたことないので、氷点下のキャンプで何が必要かも良くわからず、ネットなどで情報を集める とこからスタート。防寒用に服や寝袋がかさ張り、車に乗らなくなってきたのでルーフボックスまで装着。 それでも、出発時には荷物が満載。ほんと物が増殖してます。運ぶだけでも大変なので、なるべく 減らしたいんだけどなー。 　正月ということで嫁さんの実家、仙台に帰省しているので仙台から近い達居森自然公園に行こうかと思っていた のだが、前々日に下見にいったら道路が雪に埋もれていて、サイトまでたどり着けず・・・。あえなく撃沈により、 オートキャンプ場をあわてて探し、比較的近くて温泉もあるという、みなみ蔵王オートキャンプ場ミートランドに 行くことに。前日の晩大雪警報が出るほど雪が降ったので、いささかびびりながらキャンプ場へ出発。 で、行く途中に道を間違え、除雪されていない行き止まりへあたってしまい、向きを変えるところもないので バックのまま坂を降りている途中でいったん止まったが最後スリップして動かなくなってしまった。 何とか脱出しようと木とかを挟んでみたものの、ちょっと動いてすぐまたスリップ。悪戦苦闘しているうちに 嫁さんが近くの民家からショベルカーの救援を呼んできてくれた。ショベルかに引きずられて何とか道路中央に 復帰し、1時間振りに危機を脱出。ほんとショベルカーの助けがないとどうなったことやら・・・大晦日で くつろいでいたところ、助けて頂いた方には心から感謝です。 　迷った時間も含めだいぶ時間も過ぎてしまい、もう帰ろうよという声も聞こえてきたのだが、せっかく天気も いいんだからとなだめつつキャンプ場へ再出発。ようやく着いたキャンプ場は無人で、雪に真っ白に覆われてました。 温泉で手続きをして、雪に埋もれた駐車スペースの一部を軽くブルドーザーで均してもらい、その上に設営。 いやー、楽です。時間をロスしたせいもあってだんだん暗くなってきたので大急ぎで設営。均してもらったスペースでは タープが立たず、雪かきしながら場所確保。結局風もないからとサイドのペグはゆるいまま・・・。天気悪かったら 吹っ飛んでたろうなー。そんなこんなで焚き火がついたころには日が暮れてしまい、夕食の準備開始。 今日に限らず慌ただしい夜が多いうちのキャンプ。ユンは焚き火の前に座って固まってた。寒かったのか、 驚いていたのか良くわからんが、とりあえず泣いてなくて一安心。 　晩餐は大晦日ということで豪華版で、焼き鳥、牛タン、餅、さつまいもの焼き系に鳥鍋、日本酒、最後に年越しそば （どんべえ（笑））。今回は鍋の材料も事前に切ってきたので、調理はらくらく。晩飯食べてるときが-4℃ぐらい だったけど、風も無く、着込んでいるのと焚き火台2台体制のおかげで思ったより寒くなく、キンと冷えた冷酒が 旨いこと。なんか飲んでもぜんぜん酔いが回ってこなかったような気がしないでもないが。芋好きのユンも ホクホクの焼き芋を食べてご満悦だった（はず）。星を見ながら夕食食べた後就寝。たまにはテレビの無い正月も いいもんです。結局カウントダウンまでは起きてられなかったなあ。 第２日 　朝7時過ぎに起床。寝袋は3重にしてたのでぜんぜん寒くなく、快眠。ユンは寝袋から手を出してしまうので手が 冷たくなっちゃってた。これについては、なんかいい方法無いかねー。外に出ると曇ってはいるものの風も無く 元旦も穏やかな天気。雲の奥から差し込む光が今年の初日の出。なかなかおつなものでした。昨日の鍋の残りを見ると 凍ってた。温度計を見ると最低気温は-8℃。そりゃ凍るわな。炭を熾して解凍→具材を加えて海鮮雑煮の出来上がり。 寒い時には温かいのが一番ですな。 　のんびり雑煮を食べて撤収。だんだん晴れて日が差してきて、撤収作業していると暑いぐらい。 寝袋がしけってえらいことになってた。テントも結露しちゃってたけど、日が差してきたおかげでこちらはだいぶ乾燥。 まともに雪降ってたら全部雪まみれだろうけど、その場合はどうやって皆さん持って帰ってるんですかね？ 片付けが終わってから温泉へ。設備はほとんど無い簡素な温泉でしたが、いかにも温泉という感じの茶色のお湯で、 暖まりました。温泉の休憩所が暖かいので、ユンのオムツ交換なんかにも使わせてもらいました。 　暖まってからキャンプ場を出発。すでに12時を過ぎてました。みなみ蔵王オートキャンプ場ミートランド、 チェックイン・アウトの時間も言われずのんびり過ごすことができました。ほかにキャンプやってる人もいなかった からかもしれませんが。炊事棟ほか普段の設備がどうなっているのかも良くわからず。今回は温泉のトイレを 借りたし、キャンプ場の設備は使ってないので。雪を均してもらったり休憩所を使えたりで、初心者としては 助かりました。天気が良くて思ったより寒くなかったし、一応雪中体験もしたし、また次回いけそうな気がしてきた。 今回はアクシデントもあったけど、 帰りがけに初詣に行って引いたおみくじも大吉だったし、今年はいい一年になりそう。ユンもそろそろ歩きそうだし、 ますますアウトドアも楽しめるといいなー。 2006.1.3記

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