ニュー霧降キャンプ場('08.07)



キャンプ場名ニュー霧降キャンプ場
所在地栃木県日光市霧降高原1545-6
問い合わせ0288-53-4728
URL http://www.kirifurikogen.net/newkirifuri
開設期間4〜11月
料金大人1500円、子供1200円/1人
利用日2008年7月19-21日
天候曇時々晴→雨:気温 28℃/16℃
備考関東平野も見渡せる標高900mの高原にあるキャンプ場。
日光の各種観光スポットにも近い。

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    滞在記


     肩の負傷も癒え、久し振りの出動は日光霧降高原。夏休み最初の三連休ということで混雑を心配して いたがそちらは特に問題なし。もうひとつの心配“霧降”にはやられましたが、こちらは“組長”の 日頃の行いの成果(?)ですかね(笑)。

    第1日

     僕にはGW以来の久し振りの三連休、ユンにはうれしい夏休みの始まり。怪我したり幼稚園の行事があったりと キャンプ自体も二ヶ月振り。今回は会社の同僚Kさん一家と元同僚組長一家と御一緒。組長さん神奈川在住という ことであいだをとって日光霧降高原のニュー霧降高原キャンプ場に集合することに。

     午前中買出しをしてから霧降高原に向けて出発。さすがに那須あたり、関東方面からの道は渋滞してたけど、 反対方向のこちらは現地まで混雑もなく13:30頃には到着。レストハウス兼の管理等で受付を済ませて サイトへ移動。バンガロー棟の間を抜けて場内の一番奥に進み、関東平野も見渡せる草原場のサイトに到着。 既に数張りのテントがあり、同じ頃に到着した方々もいてそこそこの賑わい。サイトがほとんど傾斜地なので 張る場所をしばらく思案し、結局一番上の場所に陣取り設営開始。設営中、目を離した隙にリョンが 閉鎖してある柵の隙間から林の中へ脱走。いまだハイハイのくせに逃げ足は速い奴です。

     ニュー霧降キャンプ場、標高900mということで郡山から比べると涼しく過ごしやすい気温。 使用した一番上のキャンプサイトには簡易水洗トイレがひとつと屋根付きの水場がひとつ。 トイレや炊事棟の設備としては下にある平らな土のサイトのほうが立派なのだが、下のサイトは空き地の駐車場 見たいな感じで上のサイトの方がロケーションは良好。ちなみに電源サイトは下のサイトのみで、上のサイトは おまけで追加したような風情。広さはそこそこなので開放感はあり。簡易水洗トイレ、清掃はされているようで 見た目よりはきれいで使用上は特に問題なし。家族連れだと一泊4〜5千円するキャンプ場としては施設が貧弱でゴミも 捨てられない不便さはちょっと・・・ですが、標高900mの天然のエアコン代と日光という場所代ってとこですかね。

     設営終了後近くの日帰り温泉ほの香で入浴。プレハブのような小さいところですが400円/1人と使いやすい料金。 温泉でさっぱりした頃に組長から到着したとの電話が入りサイトへ帰還。一年にはならないと思うけどお久し振りです。 ユンと約半年違いの子がいて、すぐに二人でばたばた活動開始。おいてきぼりのリョンがちょっと寂しそうだったり してね。時間が遅くなってきたので挨拶もそこそこに夕食の準備開始。初日はBBQとトマトスープ・・・の準備中に ユンがキッチンテーブルに寄りかかったときにテーブルごとひっくり返るという惨事が発生。火を使う前だったので 大事には至らなかったけど傾斜地は危険。僕に激怒されたユンはちょっとかわいそうだったかね。。 テーブルからもものが滑り落ちながらなんとか夕食を終えた後は遠くで光る夜景を眺めながら組長と近況報告会。 虫もほとんどおらず、涼しい高原での夜は平和で24時ごろ就寝。

    第2日

     翌朝、ユンが外に出ようとする音で起床。まだ6時だってのに・・・朝はいい天気で、ユンは外に出て 三歳児同士で遊び開始。朝食にレーズンホットケーキと前日のスープを食べ、しばらくしてからそれぞれの家族ごとに 周辺観光に出発。我が家は霧降ノ滝へ。遊歩道を歩くと展望台に着くのだが階段なのでリョンは嫁さんとお留守番で ユンと二人でとことこ歩いて見物。展望台からも滝はかなり遠いので迫力はあまりないが緑の中を流れる風情はまずまず。 滝を見物した後、霧降高原道路を走って大笹牧場へ。霧降高原道路は2006年までは有料道路だったらしく、 有料時代だとキャンプ場へ行くにも料金払わないといけなかったらしい。今は償還が終わったとのことで 利用しやすい環境。

     途中キスゲ平を通過したが、そういえば有名なニッコウキスゲってここが本家なんでしょうね。 駐車場に入るのに渋滞している状態だったので立ち寄る気にはならなかったけど、今度は7月上旬の最盛期に 見物しに来てみたいものです。大笹牧場ではちびっ子広場でひと遊び。リョンは二足歩行に移行するため草原で 特訓。手を持ってれば結構歩くんだけど、手を離すとユンと一緒ですぐハイハイに逆戻り。誰に似たのかねえ(笑)。 そろそろ昼ごはんと思ってレストハウスに行ってびっくり、大行列で座ることすら出来ない状態。 しょうがないので昼飯を求めて日光市外へ移動。結局日光のスーパーでおにぎり買って昼食とあいなりました。

     昼食後日光霧降大江戸温泉で入浴。こちらはキャンプ場のすぐ近くだけど700円/1人と昨日のとこに比べるとちょいと 高め。入浴後外に出ると雨がぱらぱら。昼も牧場では日が出てたのに車で霧降高原に戻ると厚い雲が広がっていて、 名前通りの霧降状態。ちょっと場所が違うだけでも結構変わるもんです。

     キャンプ場に戻ると今日から参加のKさん一家が到着していて既に準備万端、焼き×2中。トウモロコシやら焼き豚 やらを差し入れしてもらいつつこちらも夕食の準備開始。しばらくしてぱらぱらだった雨が本降りに変わり、 皆でタープの下に撤退・・・したのは大人だけでKさんちの二人の子供も加えてさらにパワーアップした子供たちは 雨の中もお化けごっこだの虫探しだの何だのと元気いっぱい。三歳児二人はKさんちのお姉ちゃん、お兄ちゃんに すっかりなついて大はしゃぎ。子供たちは夕食も結局Kさんちのスクリーンタープの中で、ほとんどすべてKさんに お任せ状態。ほんと子供がお世話になりました。

     夕食はうちはおなじみの餅ピザ。Kさんからも組長からも差し入れもらったおかげで腹いっぱい。 特に焼豚はうまかったですねえ。手間がかかってるだけあります。うちは作る前にピザ焼く炭が足りなくなって もらっちゃったりしてましたが。夕食が一段落したところで子供たちは花火大会。 煙なんだか霧なんだか分からん白いもやの中で奥様方はいつもまにやらシャンパンで乾杯。 雨に降られたのは残念だったが、それぞれに賑やかなひとときで満足したよう。 こちらは子供たちが寝た後、焚き火がおとなしくなるまで組長としばし談笑。時折“プシュ”という音が モヤが煙る高原に響いたのは言うまでもなく。

    第3日

     3日目の朝、天候回復の期待もむなしく雨は降り続いたまま。見てるだけならモヤがかかった高原の朝も いい感じなんだけど撤収作業を考えるとちょっとね。前夜の残りもので朝食を済ませて撤収作業。 雨で濡れたまま車になんとか積んでいる間も、すっかり仲良くなった子供たちは相変わらず雨の中で ワイワイガヤガヤ。撤収終わって帰路に着いたら帰りの道中二人ともずっと熟睡。そりゃつかれるわな。 ご一緒した皆様も色々お世話になりました。組長、初キャンプが雨で大変でしたが、次回までには雨対策装備も 追加されてるでしょうで、Kさんと福島でお待ちしてます。

    2008.8.3記

    ニュー霧降キャンプ場関係リンク
    霧降高原共和国・・・霧降高原の案内ページ。
    大笹牧場・・・霧降高原道路の終点にある牧場。

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