望洋平キャンプ場('08.09)



キャンプ場名望洋平キャンプ場
所在地岩手県一関市室根町折壁字室根山
問い合わせ0191-63-3701
URL http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/1,html
開設期間5月1日〜10月31日
料金入場料525円/1人+1050円/1張(フリーサイト)
利用日2008年9月13-15日
天候曇時々晴:気温 22℃/10℃
備考標高895mの室根山の山頂付近にあるキャンプ場。
気仙沼湾を見下ろす眺望抜群の芝地サイト。

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    滞在記


     “秋の三連休第一弾、どこに行こうかね。”“せっかくだから遠出したいよね。”“ここは?” “クチコミ情報は?”“・・・”“・・・”“ま、きっと大丈夫だって。”というわけで雨の予報の福島・宮城を 越えて岩手県は室根山へ向けて出発。

    第1日

     秋の三連休、近場は天気が悪そうなので雨を避けて北上することに。どこに行こうか迷ったのだが、 “岩手県一の眺望”といううたい文句に惹かれて望洋平キャンプ場へ向かうことに。郡山を昼前に出発して キャンプ場に着いたのは15時頃と4h以上かかってようやく到着。でも宮城を通過中に雨が降り始めたものの キャンプ場に着く頃には雨も上がり、気分良く受付へ。受付時に雨で濡れてるといけないからとブルーシートを 借してくれる親切な管理人さん達でした。

     フリーサイトに設営することにして設営場所を物色するもほぼ全面的に斜面になっているのであまり 張りやすいところはない感じ。結局眺望の良いサイトの下部に設営決定。サイトのすぐ横に車をとめられるので、 荷物運びは楽。サイト内に車が入れるオートのフリーサイトもあり、そちらは平らに整地されていて設営も しやすそうなのだが、眺望はオート不可のサイトの方がいい感じ。でもオートサイトの方がグループがいて 賑わってた。うちの設営が終わってしばらくしてからフリーサイトの向かいにある区画サイトにお客さんが到着。 向かいのサイトの方が気仙沼湾側で平らでもあるので、500円の差ならそっちでも良かったかなあなんて。 いずれにしても眺望抜群、気持ちのいいサイト。

     初日は設営終了後、早速夕食の準備。初日は焼肉とシチュー(といってもルーがハヤシライスとカレーの あいのこ・・)。眼下に広がる気仙沼湾の夜景を見ながら食べる夕食はなかなかのもの。夜景を撮ろうと試みた ものの、なかなかうまくいかず。三脚なしで撮影するのはちょいと無謀ですなあ。あと強制的にシャッターが 切れないのがちょいと不便。夜景だとピントが合いづらくてシャッターが落ちないこともしばしば。昔、 シャッター開きっぱで星座が動くのを撮るカメラに憧れたことがあったけど、シャッターが自在に切れるやつ 欲しいね。てかフルマニュアルで撮ればいいのかもしれんが使いこなせておらず。。その後、長距離遠征で 疲れたこともあり早々に就寝。

    第2日

     朝、日の出を見るために5時過ぎに起床。待つことしばらく、若干の雲の上に太陽が顔をだしてきておはようさん。 5時起きなんて普段では考えられんが日の出のためならやる気十分。嫁さんと子供は興味なしのようで夢の中でしたが。 ロマンの無い奴らめ(笑)。

     日が昇り朝食を食べてしばらくした頃・・・向かいに泊まっていたご家族のお子さんとユンがゴルフをやり始め、 嫁さんはあちらの奥さんと談笑。どうも仙台からいらしたようで、子供同士も同い年というわけで基本人見知りの 我が家にしては珍しくお近づきに。ユンは調子に乗って向かいのテントに侵入してお菓子をゲット。 ユンは遊んでくれそうな子がいると近づいていく習性がついているのですっかり入り浸り。まったく誰に似たんだか。 リョンはユン以上にみんなに愛想がいいしねえ。。

     朝の片付けも終わったところで室根山の山頂目指して一緒に散歩。山頂には天文台があるのだが、 不思議な天文台で昼間開いてたり夜開いてたりと開館時間がかなり不規則。この日は夜のみ開いているようで 天文台には入れなかったが屋上の展望台からパラグライダーが飛ぶのを見物。続いてすぐ横の山頂展望台に移動。 山頂からはキャンプ場から太平洋までが一望の下。山側は雲が出てたので見晴らしはいまひとつだったが、 晴れていれば岩手山、早池峰山が見える岩手県有数の眺望スポットとのこと。山頂で女性陣が四葉のクローバー 探しに熱中したりでしばらくのんびりしたあと下山。ユンも全行程をちゃんと歩きなかなか立派なもの。 ライバルがいるとがんばれるのかね。

     散歩のあとお隣さんとお別れして室根高原牧場の牧場レストランへ。フェア中で通常メニューが無い日だった のだが、気を使っていただいて出してもらったジンギスカン定食をいただく。なかなかうまい。昼食後は アストロロマン大東分校のまきばの湯で入浴。温泉ではないが1人360円とリーズナブルで施設もきれい。 空いていて男湯は貸し切り状態だった。風呂から出ると山がすっかり雲に隠れていてキャンプ場に戻ると あたりは真っ白。霧の中シャボン玉をやるとなんとシャボン玉が地面に落ちても割れない不思議な現象が。 ほんと、地面にシャボン玉が並んでるなんてのは初めて見た。

     そうこうするうちに日も暮れてきて夕食。2日目はソーセージに焼き鳥、スープ。なにはなくともソーセージな ユンとリョン。ほんと食い過ぎです。夕食を食べてしばらくしたところで、大人は牧場で買ってきたりんごワインと 塩釜焼きを持ち、ユンは花火を持ってお隣に乱入。雲も晴れてきて漁火が輝く夜景を見ながらしばし談笑。 天文台に行けば星が見えたんだろうが時既に遅し、アルコールが回った大人たちには遠すぎる道のり。 話しているうちに結構似ているところが分かったりして、楽しいひととき。初めてのキャンプとは思えない 装備の充実ぶりと何よりインパクト大な車に感服でした。

    第3日

     3日目の朝も日の出を見るために5時起床。水平線上に雲はなく、期待通りの海から上がる朝日を鑑賞。 そして嫁さんと子供は夢の中。ほんとロマンの無い奴らめ(笑)。といっても眠くて日の出を見届けた後二度寝。 次に起きたときにはお日様はすっかり高く、気持ちの良い天気。朝食後の撤収作業中もすっかり仲良くなった 子供たちは電車ごっこ。遊んでてくれて楽だなあなんて思っていたら、急に取っ組み合いのけんか。 しばらくして何とか仲直りしてまた電車ごっこ開始。上がったり下がったり忙しい彼ら。こうやって成長して いくんだねー。

     撤収作業完了後もチェックアウト時間ぎりぎりの11時まで遊んでからお隣さんとお別れし、郡山に向けて 出発。途中昼ご飯食べたりして、郡山に着いたのは結局16時前。やっぱり岩手は遠かった。でも天候にも恵まれ、 遠路はるばるいった甲斐のあるキャンプ場だったなあ。眺望という点ではこれまでで一番かも。近くに遊べる ところもあるので2泊3日ぐらいだとちょうどいい感じ。うちにしては珍しくキャンプで知り合ったご家族と交流も できたし。というわけで大人も子供もお世話になりました。またどこかのキャンプ場でお会いしましょう。

    2008.10.4記

    望洋平キャンプ場関係リンク
    室根総合開発株式会社・・・室根山周辺の観光施設はどれもこの会社?。

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