朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場('10.05)



キャンプ場名朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場
所在地富山県下新川郡朝日町境151
問い合わせ0765-83-0106
URL http://www.town.asahi.toyama.jp/buntai/kanpujyou.html
開設期間4/1〜11/30(要確認)
料金2100円/1張り(フリーサイト)
利用日2009年5月4〜6日
天候晴:気温26℃/13℃
備考日本の渚百選のヒスイ海岸の横に広がるキャンプ場。
芝生のサイトで気持ちいいが国道と線路も横。

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    滞在記


    第4日

     能登リゾートエリア増穂浦を出発し、ヒスイ海岸に行く前にキトキトの魚を求めて氷見へ向かう。 はじめに氷見のフィッシャーマンズワーフに向かうが、大混雑で駐車する場所もないので立ち寄るのを諦め、 きときと寿司氷見本店へ。こちらも混んでたが駐車は可能、回転寿司なのですぐ座れるかと思って待ってたら 結局一時間以上待つことに。駐車場の半分以上が県外ナンバー、なんともすごい人気でした。 氷見産のネタを中心に食べたが個人的には前日の海鮮丼より良かったなあ。ちょいとサービスもしてもらったし。

     満足したところで再びヒスイ海岸を目指して走り、15時前には到着。芝生のフリーサイトへはリヤカーを使って 荷物搬入作業を行う。オートサイトはほぼ埋まっていたがフリーサイトはテントがまばらで、炊事棟とトイレの あいだのスペースに設営。やたら風が強く、タープが吹き飛ばされそうな感じ。なんと夏日になってたので、 風があった方が涼しいのだが、ちょっと強すぎですな。

     近くのスーパーで買い出しして夕食タイム。この日は焼鳥と豆スープ、ホタルイカ。暑いのでビールがうまい。 ヒスイ海岸もサイトから直接海は見えないが、海側が開けているので空が夕焼けに染まるのを見ながらまったり。 食後は増穂浦同様海岸を散歩。日本の渚百選というだけあって浜辺でぼーっとしてるだけでもいい雰囲気。 サイトの方はすぐとなりを電車が走り、国道を走るトラックの音も聞こえてくるのでぼーっとするには いまひとつなのであるが。。電車好きのユンにはいろんな種類の列車が走る魅惑の地になってたけど。 この日風が強いので焚き火もせず21時頃には就寝。

    第5日

     引き続き快晴の朝、たまにはホットケーキ以外の朝食ということで、マッシュポテトのもとを使った ポテパンを作る。毎度キャンプで出てくるホットケーキに飽き気味の子供たちも目新しいのかパクつく。 いつも同じじゃダメですねえ。朝食後、今回のキャンプ旅のメインイベントである黒部渓谷のトロッコ列車へ 乗るため宇奈月温泉へ。僕は学生の頃一度鐘釣までは行ったことがあるのだが、それから早9年、嫁さんと 子供は初めての黒部のトロッコ列車。

     9時頃には宇奈月駅に着き、切符を買って乗車。何も考えずに座ったが鐘釣までは渓谷の山側になる方で 写真を撮るには不適当だった。鐘釣から欅平までは渓谷側が反対になるので、混雑時の席を自由に移れないときは 座るところを考えたほうが良いかと。車窓の景色自体はちゃんと見えるんだけど。新緑と残雪の入り混じる 黒部渓谷をゆっくり走り、1時間20分ほどで欅平に到着。予想に反して全く肌寒くなく暑いぐらいの気温だったが、 癒される緑の空間ですねえ。まだ周辺の温泉やら遊歩道やらは試運転状態でほとんど散策もできなかったが 奥鐘橋から渓谷を眺めたりレストハウスで昼食を食べたりして過ごした後、再びトロッコ電車に乗って宇奈月駅へ 戻る。帰りは列車がガラガラだったので写真も撮り放題。・・・が、結局走る車内から撮った写真はどれも 今いちなものばかり。ま、へたれカメラマンではそんなもんです。。

     嫁さんは去年行った立山黒部アルペンルートよりも良かったと絶賛のトロッコ列車(アルペンルートは 混んでて疲れたのが嫌だったらしい、、)、子供たちは途中で飽きて退屈そうだった。子供たちは 結局乗るより見る方が楽しんだよね、電車は。森林浴の後は温泉浴ということで駅近くのフィール宇奈月で 入浴。最上階の7Fから黒部川を眺めながら入浴できる源泉かけ流しの湯。500円/1人でアメニティグッズも充実と なかなかいいところ。温泉の後はお決まりのアイスではなくカキ氷。春を通り越して夏ですな。 子供の日ということでイベントもやってたりでしばらく駅周辺でのんびり。

     宇奈月を満喫してからサイトに戻ると賑やかだったキャンプ場がシーンとした状態。カレンダー上、 連休最終日なので皆さん帰ってしまったよう。広いフリーサイトがほとんど貸切状態で、 いくら子供たちが騒いでもOK状態。芝生の上で遊んだり、電車眺めたり、夕陽眺めたり、すっかり気に入った ホタルイカをつまんだり、モチピザ食ったり。“いやぁ、キャンプって本当にいいもんですね〜”と 水野晴郎ばりのセリフも出ちゃいますな。この日は風もなく穏やかでキャンプ日和。 いつも強風が吹いてるわけじゃないよう。焚き火が消えてきた21時すぎに就寝。

    第6日

     6日目の朝、当初の天気予報では雨マークだったのが変わって引き続きいい天気。6時前には目が覚め、 1人海岸を散歩したり、長期キャンプでは必須の洗濯したり。皆が起きた所で朝食を食べ、8時にはサイトを 出発してまずは黒部市のアクアパークへ子供たちを遊ばせに行く。きれいな芝生と立山連峰が望める 気持ちのいい公園だが、遊具はちょっと物足りない感じ。しばらく遊んだ後、生地の魚の駅へ向かう。 昼食には早いので近くの干物屋をのぞいたりしながら散歩した後、魚の駅の出来たて館の中にある 航海灯で白海老のかき揚げ丼を頂く。嫁さん達は海鮮丼。能登の食祭市場の約半額。 観光地度が低い方が安くていいね。

     食後、生地の名物の一つである湧水が足湯風になっているところで子供が水遊びを始め、下半身が 靴も含めてずぶぬれ。この日は真夏日だったので水が気持ちいいのはわかるけど、靴ぐらい脱いでから 水遊びしてほしいもんだ。。子供が水遊びしている間に嫁さんと雨が降る前に撤収するかどうか相談。 結局今のうちに帰るかということで話がまとまり、サイトに戻って撤収作業開始。ほんとに明日雨降るか? というぐらいの日差しの中、14時頃撤収終了して郡山に向けて出発。糸魚川インターまで国道8号線を 海を眺めながらドライブした後、高速を走って19時前に郡山着。結局翌日は雨だったのでからから乾燥撤収 出来てよかったかなと。水疱瘡の予防接種を受けてたユンが実は水疱瘡になってたことが翌日判明する おまけも付いてきたし。

     朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場、ヒスイ海岸の景観は良く、施設もきれい&立派とここまではいいところ。 線路と国道が近く、落ち着いてキャンプをするって感じはないのと、特に電車が思ったより頻繁に走り、 夜中や早朝も貨物列車や夜行列車が走ってるせいか結構うるさいので音が気になる人にはつらいだろうね。 普段少々の物音では気にしない嫁さんが目が覚めると言ってたし。電車好きの子供がいる場合にはサイトに いながらにして数々の列車が見れるのでむしろ好ましい環境になるかも。とにもかくにも、 天気に恵まれ、海と海鮮と新緑を満喫したゴールデンウィークキャンプだった。

    2010.5.9記

    前半のGWキャンプはこちら
    10年05月1〜4日 能登リゾートエリア増穂浦

    朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場関係リンク
    黒部渓谷鉄道 ・・・黒部渓谷を走る観光トロッコ電車のHP。

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