休暇村鹿沢高原キャンプ場('10.08)



キャンプ場名休暇村鹿沢高原キャンプ場
所在地群馬県吾妻郡嬬恋村鹿沢温泉
問い合わせ0279-98-0511
URL http://www.qkamura.or.jp/q_fdetail.php?nfacid=2282&page=camp
開設期間4月下旬-10月中旬
料金1000円(1区画:フリーサイト)+500/1人
利用日2010年8月12-16日
天候曇時々雨→晴:気温 28℃/17℃
備考標高1400mの高原にある林間キャンプ場。
一通りの施設がそろい、軽井沢や草津にも近い避暑地。

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    滞在記


     “今年の夏は北海道だよね!”“フェリー予約しますかね。”“予約取れたよ!”・・・“やっぱ仕事休めんわ。” “ええー。。。”“軽井沢なんてどう?”“・・・何日行けるの?”

    第1日

     フェリーが予約できずに北海道気を諦めた去年のリベンジを果たすべく、予約開始日にフェリーのチケットを 確保。が、北海道行に必要な長期の盆休みを確保できず今年も断念。結局、休日出勤の代休くっつけて確保した 夏休みをフルに使った4泊5日の高原キャンプに変更し、嫁さんに“北海道。。。せっかくフェリー取ったのに。。。”と、 ぼやかれつつも例年通りの夏の避暑キャンプに出発。

     心待ちにしていた夏休み、やたらと暑い今年の夏を過ごすには高地しかないということで向かった先は 標高1400mと過去行ったキャンプ場で最も高地にある鹿沢高原。朝5時起きで出発し、10時過ぎには長野県到着。 買い出ししたり、ラーメン食べたりしながら県境を越えて13時過ぎにはキャンプ場に到着。気温が20℃前半、 期待通りの涼しさがたまりません。休暇村のホテルまで行くと入る電波もサイトは圏外、白犬ケータイの つながらさ具合もある意味期待通り。

     やけに時間がかかった受付の後、設営。フリーサイトとは言っても設営する範囲は決まっていて、 言われたところの中で場所を選ぶ。一区画分の広さがかなり広いので隣の人からは適度に離れていて ゆったりした感じだが、傾斜地が多いので寝床をどこにするかは思案が必要。 リヤカーが管理棟にあるんだが、管理棟からサイトまでが坂道で距離もあるので、結局サイト近くに 車を止めてあとは手で運搬。その後、故障しているトイレの張り紙がなくて毎日同じことが繰り返されていた件も あり、このキャンプ場、いろいろインフラは整ってるのになんか活かし切れてないというか、むずがゆいというか、 なんというか。ちょっとした事を変えたら印象が良くなると思うんだが、、。

     設営終了後、キャンプ場周辺に整備されている遊歩道を散策する。キャンプ場の管理棟が国立公園の インフォメーションセンターを兼ねており、鹿沢高原や池の平湿原の紹介がされている。平地では暑くて 散歩する気になれんが、キャンプ場の裏側にあるかえでの小径は木陰で涼しく、森林浴と小川からの マイナスイオンを感じる気持ちのいいところ。高山植物もちらほら咲いていた。

     散歩の後サイトに戻り夕食。初日は何はともあれBBQ。やっぱり炭火ですなあなどと言いながら腹いっぱい 食べたら休暇村の温泉へ行ってさっぱり。ビール飲んだ後、歩いて温泉に行けるのはいいね。 温泉はキャンプ場利用者は1人500円(通常700円)。利用時間がちょっと短いが、きれいな施設で 露天風呂に入ってのんびり。汗を流したところで早めの就寝。

    第2日

     2日目は曇り空。のんびり起床していつものホットケーキを食べたら周辺観光に出発。まず向かった先は 浅間牧場。ちょうど浅間山の噴火実験やら浅間山の立体模型作りやらをやっていたのでしっかり参加。 来年から夏休みの自由研究がやってくるんだろうが、そんなのに使えそうな感じ。ユンが黙々と作成活動に いそしんでいる間リョンが暇そうなので牧場を散歩。牛は見かけなかったが広々として気持ちのいいところ。 ただ、なぜか腹がやけに減って力が出ないので早々に戻って、隣のレストランで昼食。前夜に腹いっぱい食べて 補給したエネルギーはどこに消えたんだか。。

     昼食後、まずは鬼押し出し園に向かうが溶岩が転がっているのを遠目に眺めて満足し、入場せずにUターン。 続けて草津温泉に入ろうということで西の河原露天風呂に向かう。駐車場に車を停めてから子供の足で 15分ほど歩いて公園内にある大露天風呂に到着。洗い場が全くなく、露天風呂から溢れたお湯がそのまま川に 流れでていってるシンプルな温泉。夏の時期でややぬるめだったので冬だと寒いんじゃないかと思うが 湯量の豊富な草津温泉らしさを感じるところ。

     草津温泉に入った後はちょっと買い出ししてサイトに帰還。この日の夕食はトウモロコシ、ニンジン、 アスパラ、ソーセージに塩釜ミートローフ。塩釜焼も久し振りなような。この日は温泉に入るわけでもなく、 雨も降ってきたのでまったりしつつ21時前には就寝。

    第3日

     早く寝ても特別早く起きるわけでもなく、7時過ぎに起床。マッシュポテトの素を使ったポテパンを 食べてから軽井沢おもちゃ王国へ出発。9時半にはおもちゃ王国に到着し、早速乗り物巡り。 別にすごい乗り物があるわけではないんだが、3歳でもほとんどの乗り物に乗れるのでうちのような 小さな子供連れの姿が目立つ。ゴーカートなど人気の乗り物はそれなりに行列もできていて盛況。 一通り乗ったところで昼食タイム。

     昼食後は絶対食い付くと予想していたトミカ&プラレール館へ。プラレール使い放題で予想通り 延々遊び続ける子供たち。アンパンマンショーが始まるよと連れ出すまで2時間はいたね。 なかなかないパーツが山ほどあったので一緒になって作ってしまったものもあるが。。 で、アンパンマンショーを見学したりもう一度乗り物に乗ったりで、15時半頃まで遊んでから おもちゃ王国を後にする。買い出しや夕食のことを考えなかったらもうちょっと遊べた感じなので、 小さい子供連れには一日過ごせるところだった。

     北軽井沢の小さなAコープで買い出ししてからサイトに戻り、早速夕食の準備。この日はモチピザ。 最近BBQとモチピザばっかりでかなりワンパターンですな。。簡単かつ子供たちがよく食べるのが選ばれる 理由でしょうか。この日も子供たちはもりもりモチピザを食べご満悦。腹いっぱいになったところで 温泉に入り、続いてユンご希望の焚き火タイム。適度な風もありキャンプ場で買った薪が良く燃える。 涼しいので焚き火もいいね。

    第4日

     翌朝は6時頃起床。ようやく日々の疲れが抜けて体力が回復して来た感じ。他の面々が起きて来る前に キャンプ場をぐるっと散歩。お盆シーズンでほぼ満員。関東ナンバーが多かったか。夏は涼しい高原に 限りますね。サイトに戻って昨日に続きポテパンを焼いて朝食。昨日は味が薄かったので、前日のピザで 余ったものを入れるとなかなかいい感じ。

     4日目はドライブ日。まずは嬬恋村のキャベツ畑の中を進むパノラマロードを走る。以前テレビで見かけた “キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ”をやってた場所も通過。続いて川がそのまま温泉という尻焼温泉へ。 村の外れに車を置いてしばらく歩くと川=温泉が眼前に。入ってみると結構熱く、川の底から結構な勢いで お湯が湧き出てた。上流から下流に行くにしたがって湯温が下がるので、皆さん思い思いの場所で お湯につかったり、川遊びしたりといった感じ。無料だが脱衣所もなく、完全オープンなので 利用者のマナーと自己責任で利用するところですな。うちの子供たちは熱くて温泉部分ではなく、 ちょっと上流で川遊び。日差しが暑いので親がいられずに早めに退散したが、水着準備してきたら もっと遊べたなあ。

     尻焼け温泉の隣にある花敷き温泉のパン屋でパンを買って野反湖へ移動。高山植物がそこここに咲いている 野反湖を眺めながら昼食タイム。野反湖の湖畔にはキャンプ場もあり、10年ほど前の某誌の本当に気持ちのいい キャンプ場ランキングで1位になったこともあるということでどんな所かと見に来てみたが、なるほど ロケーションは素晴らしい所。標高も高く涼しいのでサイトまでリヤカーで15〜20分も荷物を運ばなければ ならないというのがなければ来てみたいキャンプ場ですな。

     野反湖でパンを食べた後は草津白根山に移動。ロープウェイに乗ろうかとも思ったが、お目当ての一つ、 国立公園スタンプラリーのスタンプがある場所が草津白根山のお釜直下の駐車場なので車で山頂を目指す。 硫黄臭のきつい荒涼とした山肌を見ながら走り、山頂のレストハウスに到着。お目当てのスタンプをゲットし、 銅賞のシールももらったところで湯釜展望台を目指して軽いトレッキング開始。ユンの足でも30分弱で 展望台に到着。火山活動が盛んなためかお釜のすぐ近くまでは行けなかったが蔵王のお釜みたいな感じだった。 レストハウスに戻ってソフトクリームとドーナツをほおばる。山を歩いている時もレストハウスから揚げたての ドーナツができましたとかいう放送が聞こえてきて気になってたんだが、まんまとレストハウスの作戦に やられた感じ。美味しかったからいいか。

     プチトレッキングの後、草津白根山の裏にある万座温泉でひとっぷろ。白根山のビジターセンターに 通常1000円が500円になる割引券が置いてあった日進館に入るが、硫黄含有量が日本一とかいう温泉らしい温泉で なかなかいいところ。車で行ける温泉地としては標高も日本一らしい。群馬県、そこらじゅうに温泉が 湧いている上にいろんな趣の温泉があり、いろいろ楽しめた。今回まわった中では万座温泉が周りの雰囲気やら 温泉ぽさやらで一番だったかな。
     一日群馬西北部を満喫した後サイトに帰還。名残惜しくもはや夏休みキャンプ最後の夜でメニューは結局BBQ。 枝豆食い過ぎで腹いっぱい、最終日にしてようやく星空もちょっと見えた。

    第5日

     撤収日、6時半頃に起床。朝食を食べた後ゆるゆると撤収作業開始。10時頃にサイトを出発して帰路につく。 連休中ずっと曇り空だったのが最終日は真っ晴。久し振りに下山して群馬県内の高速のSAで昼食を食べたのだが、 暑さが半端ない。あとで家に帰ってニュース見たらその日の日本の最高気温が群馬県で38℃を超えてたとか。 どうりで暑かったわけで。もっと山の上で涼んでいたかったなあ。4泊5日といっても行き帰りの移動で2日 使ってしまうし、他にも近くで行きたいとこあったのでのでもうちょっと日数あると最高だったなあ。

     休暇村鹿沢高原キャンプ場は観測史上最も暑い夏とかいう今年の夏でも30℃を超えることなく涼しさ満点。 基本的に施設も充実、軽井沢と草津がほど近いので周辺の観光地にも事欠かない。夏の避暑地としては いい所でないかと。トイレの故障を放置しておくのはやめてほしかったが。。そして来年こそは北海道に 行きたいもんです。まあ今年は北海道も暑かったようで、鹿沢高原の方が涼しくて良かったと思うことにしよう。

    2010.9.5記

    休暇村鹿沢高原キャンプ場関係リンク
    嬬恋村観光協会 ・・・高原キャベツが有名な嬬恋村の観光案内。
    北軽井沢観光協会 ・・・浅間牧場や鬼押し出し園などがある北軽井沢の観光案内。
    軽井沢おもちゃ王国 ・・・北軽井沢にあるおもちゃ王国のHP。

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