田貫湖キャンプ場('10.12)



キャンプ場名田貫湖キャンプ場
所在地静岡県富士宮市佐折634-1
問い合わせ0544-52-0155
URL http://tanukiko.com/index.html
開設期間通年
料金テント2000円+タープ1000円+利用料200円/1人
利用日2010年12月27-29日
天候晴→雨→晴:気温 4℃/-9℃
備考富士山を眼前に眺められる湖畔のキャンプ場。
リヤカーでの荷物運搬が必要だがロケーション良好。

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    滞在記


     11月:“今年の年末はキャンプに行くの?”“やっぱり富士山のふもとでやりますかねえ。”“いいね。”
     12月:“なんか寒いし雪も降ってるし、ほんとに行くの?”“え、いくでしょ。きっと静岡は暖かいって。” “・・・”結局、過去最低気温を更新した年納めキャンプ。

    第1日

     前日、東京は練馬の大叔母のところにお邪魔していたので朝食を食べてから中央道経由で田貫湖を 目指して走る。快晴でドライブも気持ち良く、雪をかぶった富士山が大きくなるにつれてテンションもUP。 快調に走って13時頃には田貫湖に到着。サイトを覗くと広い芝生のフリーサイトにテントはなく、 がらーんとした感じ。今日合流予定のY氏に電話するともうしばらくかかるとのことだったので、 管理棟で受付した後まずは富士宮市街に買い出し。田貫湖周辺には小さな商店しかないので15分ぐらい 走ってようやくスーパー発見。あまりご当地っぽいものは見当たらなかったなあ。

     買い出しをしてサイトに戻るとY氏一家が到着していてすでに設営中。ちょうど一年振りの再会、 どんな感じに設営しますかね〜と相談している親の横で家から持ってきたベイブレードとポケモンカードを 広げてこれがあれがとY氏の息子たちに一生懸命説明するユン、一年の空白とか全く関係ないようで(笑)。 ほんと最近よくしゃべるユン、いったい誰に似たんだか。今年はY氏もファミリーで宿泊ということで、 保温性重視で2家族のテントとスクリーンタープを全てつなげて冬の引きこもり仕様。出入りはしにくい 感じで接続分も強引さが否めんが、よく他の人のHPで見る広いリビング空間を真似できた感じ。

     設営後はゆるゆると夕食の準備。この日は豆乳鍋と焼き鳥、ソーセージ、ごはん。日が暮れ出してからの 気温の低下が早いこと!あっという間に氷点下になり、タープの外で焼鳥焼くのもなかなか寒い。 そして焼けたものはあっという間に4人の子供たちのお腹の中へ。おい君たち、大人のつまみ分もちゃんと 取っておいてくれたまえ。。子供たちは肉はよく食べるが鍋はあまり進まず。寒い中食べる鍋は うまいんだけどねえ。

     その後、ビールやY氏が夏に行ったイタリア旅行土産のワインをいただいたりして歓談タイム。子供たちも ベイブレードやったり、テントの中で戦いごっこやったりで元気いっぱい。武井君に加え炭を結構燃やして 暖をとったが外の気温が20時ぐらいで-6℃だけあって室温は10数度がせいぜい。トイレ行くのに外歩いたら 既に霜柱が出来てザクザクいってたもんなー。星空がきれいだったがゆっくり眺める気にもならず。。 でも貸切状態のサイトで闇夜に浮かぶ富士山と星空を満喫とロケーション的には最高の一夜だった。

    第2日

     朝7時頃起床。冷え込みが厳しかったので若干寒かったのだが嫁さんは特に問題なかったらしい。 ダウンを着込んで寝たかどうかの差かね。結局最低気温は-9℃で我が家のキャンプ最低気温を更新。 雪は全然ないけど思ってた以上に冷え込むとこですねえ。朝食はなぜかどらやき。嫁さんが見つけて 最近売れ行きの悪いホットケーキの代わりにと買って来たんだが、ホットケーキと違って小さく 分けて焼くのでなかなか面倒。味はまさにどらやきだったが。

     朝食後、快晴の素晴らしい富士山の写真を組長にメール送信。風邪で大人しくしているなどと らしくないことをおっしゃるので、前夜に一度やってますよメール。触発されて合流してくれそうだったので ダメ押しがてら第2弾。結局ベイブレード買って合流ということで、それでこそ組長です(笑)。 10時過ぎにキャンプ場を出発して“もちや”という遊園地に移動。なんでもY氏の息子くんお気に入りの スポットということ。田貫湖キャンプ場すぐ近くの朝霧高原にあり、ドライブインと2輪車会館、そして昔懐かし といった感じの遊具が並ぶ遊園地があるスポット。

     入場料500円/1人を払ってしばし子供たちの放牧タイム。日が差してはいるものの冷たい空気の中、 各種遊具を順に遊ぶ4人。鉄製の遊具が多いので手も冷たくなるだろうに、あまり気にした風情もなし。 子供は家の中で引きこもるより、やっぱり外で遊んでもらう方がいいね。ところでここにある木馬、 鉄筋コンクリート造りのでかいトロイの木馬みたいなやつなんだが、小さい子があったら降りてこれない 造り。見事にリョンがはまり救出劇。他の子も降りれなくなって救出劇が繰り広げられていた。 この辺もなかなか今どきない遊園地だね(笑)。

     昼食はもちやにある食堂で富士宮名物のB級グルメ、富士宮やきそば。ちょっと硬めのメンで肉かすが 入っているのが基本的な特徴らしい。ところで、あとで富士宮焼きそば学会のHPを見たら加盟店に もちやの名前がみつからず。せっかく食べるなら加盟店になっている方が本物っぽくて良かったかななんて。 お腹を満たしたところで次は温泉へ移動。もちやからほど近い日帰り温泉風の湯というところで入浴。 露天風呂から富士山が眺められなかったのがちょいと残念だったが、冷えた体を暖めてさっぱり。 お風呂から出たあとは、ユンとリョンをY氏に託してスーパーに買い出しに行ってからサイトに帰還。 チビどものお守、ありがとうございます。

     サイトに戻るとちょうど組長一家が到着したところで、富士山を振り返るとすっかり山の上が雲に 覆われていた。さすが組長、雲ひとつなかった空にも雨をよんでくるとは。。それはさておき、 3家族を想定していなかったレイアウトだったのでしばし悩みつつ、強引に連結。当然広くなった内部は 暖まりにくく、夜に雨が降って来た時には連結部から雨漏りも起きたんだが、異なるメーカーの テントとタープをうまくつなげたと自分たち的には満足。子供が一人増え、ますますパワーアップした 子供たちの遊ぶ声がいいですねえ。そこらじゅうに危険物があるのであーだ、こーだやりながらも やっぱり子供は友達がいると元気です。

     この日の夕食は白菜鍋と焼サバ、ソーセージ。この日も焼きものはあっという間に完売御礼。 キャンプ場に着いてから2泊3日だったということを知ったとおっしゃる嫁さん、当然お米が1日分しか 用意されておらず、この日は鍋の後にすいとん。翌日はうどんを入れて朝食に。ご飯がなくてもなんとかなりますね。 夕食時に雨が降ってきたが、そのおかげか前日よりは冷え込みが緩く、夜の時点では氷点下にならず。 病み上がりをおしてやってきた組長一家には多少は優しい気温だったかと。久し振りの再会を祝して しばらく雑談した後就寝。

    第3日

     最終日の朝は再び快晴。それなりに冷え込んで前夜に降った雨が凍り、テントは氷でバリバリ。 朝食を食べている間に溶けてきて天井からぽたぽた水滴が落ちる。この日は岡山まで移動するので 撤収を急がないといけないのだが、テントも寝袋も水気たっぷり。快晴に恵まれたおかげで、 テント以外のものを片づけた頃には大分テントは乾いたが、冬は雨降らなかったとしても 結露がすごいし、撤収作業が大変。

     10時頃に撤収作業が終わり、片づけている最中も凧揚げしたり、リヤカーで遊んだりと 動き回っていた子供たちもお友達とお別れのとき。ちょっと小さくて上3人についていけなかったのが 面白くなかったのかスネ気味のリョンとまだまだ遊びたそうなユンを車に乗せてさようなら。 えらい寒さの中付き合っていただいたYさん、組長、お世話になりました(特に奥様方ですかね。。)。 田貫湖キャンプ場はリヤカーで荷物を運ぶのがちょっと大変ながら、ロケーション的は素晴らしく、 シーズンは混雑するらしいがオフシーズンのためほとんど貸切状態で富士山を満喫。 冬季は閉鎖される場所が多い富士周辺のキャンプ場の中で通年営業しているし、いいところです。 管理人さん達もフレンドリーだったし。きれいだったけど簡素な炊事棟はやはりお湯は出なかったが、 よく水道管が凍らないなと。この時期ダイヤモンド富士を見るには本栖湖側に行かないといけないらしいが、 さらに寒そうなんで田貫湖ぐらいが限界かなあ。。

    2011.1.23記

    田貫湖キャンプ場関係リンク
    もちや・・・朝霧高原にあるドライブイン兼遊園地
    風の湯・・・富士宮市にある日帰り温泉

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