フォレストパークあだたら('11.02)

キャンプ場名	フォレストパークあだたら
所在地	福島県安達郡大玉村玉井字長久保68
問い合わせ	0248-43-2040
URL	http://www.fpadatara.com/
開設期間	通年（ﾌﾘｰｻｲﾄは4/21-11/15）
料金	入場料630円/1人+3150円/1張（個別ｻｲﾄ）
利用日	2011年2月11-13日
天候	雪/曇：気温　2℃/-5℃
備考	森林との共生をうたう高規格キャンプ場。 温泉や森林学習館など各種施設がある。

キャンプ写真へ 滞在記 　“3連休どうするの?”“どうしますかねー。”“キャンプですか?”“今年は寒いよー。” しばらくして・・・“やっぱり雪中?”“そうですねえ。。”“私がやる気なのはめずらしいよ。 子供たちも行く気満々だよ。”“ほんじゃ、いきますか。” 第１日 　今年の冬は寒さも雪も郡山に来てから最高レベル。雪中キャンプも寒いんだろうな〜と思っていたら、 意外とやる気な我が家族。若干押され気味ながら、こりゃ行くしかないですなと今年初出動。 行き先は2年振りのフォレストパークあだたら、家から一時間以内で行ける温泉付きの高規格キャンプ場です。 冬にいっぱいになることもないだろうとのこのこ向かって受付に行くと、“予約の方ですね?”“いえ、 予約してないんですが。”“・・・・”。なんとキャンプする人が多く、雪で準備しているサイトも 少ないため予約受付を止めていたんだとか。“来ちゃったんでしょうがないですねえ。ちょっとサイトの 状況確認してきますね。”と言われ、待つことしばし。いやー、雪中キャンプやる人多いんですね。。 　空いているサイトの中で一番良さそうなところを紹介してもらい、とりあえず下見。車を止めるところだけ 除雪され、設営場所は30cm以上雪が積もった真っ白な状態。明日は風が強くなるかもしれませんねーと 脅され（忠告?）ながらも、結局紹介してもらったサイトで2泊することを決断。スコップを借り、 雪を踏み固めて設営開始。まともな雪中キャンプは5年振り、その時はショベルカーが雪をならしてくれたので、 雪を踏み固めて設営するなんてのは初体験。踏み固めるのも大変だが、雪の中だとペグが効かず、 ペグをさすために地面を出すのもなかなか大変。普通雪の上に設営するときは地面に打つのか、 雪でも効くようにするのか、長いペグを使うのか・・・皆さんどうやってるんでしょうねえ。 　よくわからないながらもなんとか設営が終わると既に辺りが暗くなってきており、続けて夕食の準備。 家の近くのキャンプ場のくせに出発したのが昼過ぎなこともあり、相変わらずのドタバタ。。 この日の夕食は雪も降っており、リビングシェルの外に出る気もないのでシェルの中であったまれる鍋。 腹を満たして一息ついたところで場内にある温泉に繰り出したのだが、これがなかなか大変な事態に。 　まず、温泉から出るとリョンのブーツが行方不明。まったく同じブーツがあったので、間違って履いて 行ったと思われる人が気づいたら連絡もらえるようにフロントに伝え、変わりの長靴を取りに行こうと 嫁さんが出てくるの待つが出てこない。。。ユンだけ出てきてどうしたのかと思ったら立ちくらみで動けないとか。 しばらくしてなんとか復活した嫁さんに子供を預けて長靴を取りに行くと、時間がたったため武井君が弱火に。 ちょっと空気を入れるかとポンピングすると武井君大炎上！あたふたしながらとりあえず火を止めて長靴持って 温泉を往復して全員無事にサイトに戻った時にはなんだかんだで2時間が過ぎていた。 　寒いのでとりあえず武井君を再点火したが、パープルストーブが煤だらけになってすっかりブラックストーブに 変身。おそらくエア圧が弱くなったときに蒸発した灯油がちゃんと燃えず、液体がタンク周りに噴き出してついた ところでエア圧あげて火力が戻り、周りについていた灯油に引火して炎上したと思われる。 突然炎上してびっくりしたはずみに武井君を倒し、危うく火傷や火事に至るところだった。。 いやー、雪の上で燃えるものもなかったからよかったけど、下が芝生とかだったら洒落にならんかったな。 武井君、最近は炎上してなかったんだが、なかなか侮れませんねえ。設営やドタバタですっかり疲れたので、 温泉から戻った後すぐに就寝。 第２日 　翌朝、のんびり起きて外に出ると夜のうちに降った雪がテントを覆っており、辺り一帯真っ白。 これぞ雪中キャンプって感じですな。雪があった方が暖かいというだけあり寝心地は快適、 風もなく穏やかな夜だった。いつものホットケーキの朝食を食べた後、サイト横の斜面でそり遊びを試みる。 木にぶつからないように滑る場所を固めたり、下に落ち行かないように雪で山を作って止まるようにしたりと 準備を整えてから子供をよぶ。試しに滑らせてみるとまずまずだったのだが、何回かやるとルートからそれたり、 横転したりとなかなか思った通りにはいかず。しばらく滑って遊んだが結局怖いと言ってやめちゃった子供たち。 そり用の斜面じゃないので難しかったかなあ。ちなみに自分も試しに滑ってひっくり返り背中を強打。。 　そり遊びで寒くなったので、ビジターセンターに移動してうろうろ。温泉以外にも図書コーナーや売店、 カフェ、ロビー、小さな遊び場などいろいろ整っている充実の場所。結局、昼食→温泉→バレンタイン コンサートとのんびり過ごして数時間をビジターセンター内で過ごしてしまった。 この日は温泉トラブルもなく、午前中のうちに戻ってきたリョンのブーツも嫁さんも無事。 バレンタインコンサートはキャンプ場のイベントで無料で開催されていたもの。ご年配の方々の合唱サークルで、 キャンプに行かない週末いによく見ている人生の楽園に出てくる人達をほうふつさせる感じだった。 そんなこんなで暖かいビジターセンターで過ごした後サイトに戻る。 　子供たちは雪遊びを開始。毛糸の手袋しかなく、当然濡れて冷たくなってしまうのだがそれでも 雪遊びが楽しそう。こちらはのんびり夕食の準備を開始。時間があるのでローストポーク作り。 いい感じに出来上がったところで親から誕生日にもらったワインと一緒にいただく。今回はまずまず。 この日は他に鍋とソーセージで昨日と違って豪華な夕食。やっぱり時間にゆとりがあるといいね。 子供たちもソーセージをぱくつきご満悦。タープの中で焼くためにダッチの中でスモークしたが、 これもいいね。この日も酔いが回って特にすることもないので早めの就寝。 第３日 　3日目の朝、テントを出てシェルの中を見渡すとお茶が凍結。最低気温は-5℃ぐらいだったようで、 テントもシェルも外側は雪、内側は結露が凍結。撤収が大変だなーと思いながらとりあえず朝食の準備。 鍋の残りとホットケーキを食べ、ぼちぼち撤収準備するもとてもチェックアウト時間までに終わる気がせず、 レイトチェックアウトに延長。寝袋やマット、テントなどいろんなものがしけってたり濡れたままだったが、 どうしようもないのでそのまま車の中へ。キャンプしている間は雪があってもそんなに大変ではないけど 設営・撤収はなかなか大変です。 　昼食に年末のキャンプの時に買って食べなかったカップラを食べ、撤収終了後に3日連続の温泉に入ってから チェックアウト。キャンプ場にいる間は温泉入り放題なので、冬キャンにはもってこいのキャンプ場です。 今回は予約せずに招かれざる客状態だった我々を迎え入れてもらい、なんだかんだありながらも 楽しいキャンプを過ごすことが出来ました。2年前にユンと二人でK氏とキャンプした時とは違い雪もたっぷり、 久し振りの雪中キャンプだったが、5年の間に増えた装備によって快適度は大分UP､嫁さんも年一回ぐらいなら 懲りずにまた行きそうな感じ。やっぱりシェル＆武井君のコンビは活躍度大ですな。 しけった装備を乾かす面倒ささえなければもっと行く気になるんだけど、あと片付けが大変なのがね。。 2011.2.19記 過去のフォレストパークあだたらキャンプはこちら 2007年6月23,24日　フォレストパークあだたら 2009年2月7,8日　フォレストパークあだたら(2)

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