南アルプス三景園オートキャンプ場('12.05)



キャンプ場名南アルプス三景園オートキャンプ場
所在地山梨県北杜市武川町柳沢烏帽子石3601-1
問い合わせ0551-26-2882
URL http://www.sankeien-camp.com/
開設期間4月〜11月
料金5500円/1区画
利用日2011年5月3〜5日
天候曇→晴:気温25℃/12℃
備考南アルプスや八ヶ岳を望める大武川沿いのキャンプ場。
サイト間が石や木々でうまく仕切られた砂地の林間サイト。

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    滞在記


     “GW、久しぶりにどうです?”“ええけど、どこにいくの?”“能登半島はどうです?” “遠すぎるわ。戸隠は?”“寒そうですね、野尻湖は?”“そこでええわ。” といった感じでやりとりしてたのに、久し振りに組長と合流した場所は山梨の三景園でしたとさ。

    第4日

     知内浜を出発し、組長と久しぶりの合流キャンプへ・・・が、当初考えていた長野は天気が悪そう、 急遽静岡周辺を探すがほとんど満員で予約できず。嫁さんに場所探ししてもらいつつ組長にも 場所探しをお願いし、北陸道〜名神〜東海北陸道と移動。行き当たりばったりの極みですな。 天気予報とGWの混雑にに翻弄されたあげく、ようやく決まったキャンプ場は山梨県の南アルプス三景園 オートキャンプ場。北杜市ってどこ?って感じでしたが南アルプス天然水で有名な白州だったようで。

     東海環状道〜中央道と乗り継いで15時前には三景園に到着。ついた途端パラパラと雨に見舞われたが それほどひどくなることもなく設営後には雨も上がり、一安心。キャンプする方も雨は嫌だけど、 キャンプ場経営してる方は雨だと人が減るだろうからなおさら嫌でしょうね。リビングシェルのみの 簡略設営後近くの日帰り温泉、尾白の湯へ。キャンプ場も併設されている大きな公園の中にあるのだが、 きれいな施設で賑わってました。温泉後は道の駅白州の隣にあるスーパー、エブリで買い物。結構品揃え 豊富なスーパーで周辺にたくさんあるキャンプ場利用者御用達になっている感じだった。

     この日の夜はカレー。キャンプの定番料理でもあるカレー、嫁さんと最初にキャンプに行ったときにも 作ったが、すっかりBBQやモチピザばかりでキャンプでは久しぶりの登場。子供たちは甘口バーモンド、大人は 嫁さんプチブームのグリーンカレー。スープがあり過ぎ、途中からご飯なしで辛口のカレーをいただく。 たまにはカレーもいいね。そういえば最初のキャンプでカレーを作るために買った鍋、キャンプで使うことは なくなったがいまだに家で活躍中。安い鍋だったと思うけど丈夫なもんです。 移動で疲れたし、この日は早めの就寝。

    第5日

     翌朝、テントの外に出ると青い空。琵琶湖の時からしばらく天気が悪かったので、久しぶりの快晴にいい気分。 三景園、サイトが木々や大きな石で区切られつつ立体的な段差もあるのでまわりのサイトがあまり気にならない レイアウトになっており、GWの混雑をあまり感じない気分の良い朝。と、南アルプスの新緑を満喫していたら ユンの泣き声が・・・サイトにある大きな石の上から後ろ向きに転落したよう。右腕骨折してるので 気をつけろと言ったのに懲りないやっちゃと冷たい自分とは対照的に、嫁さんが駆けつけて確認すると 頭を打って腫れているよう。冷やさなきゃと嫁さんとユンはコンビニに氷を買いに出発。朝からひと騒ぎです。

     待っている間、リョンとキャンプ場内を散歩。サイトの上のところから大武川に降りることができ、 南アルプスや八ヶ岳を眺める。川沿いのサイトはその場で山々を眺めることができるロケーションの良いところ あり。前日までの雨で増水していたので川の音が大きかったが、ローケーション的には惹かれるところです。 そうこうしているうちにユンが戻ってきたのでいつものホットケーキで朝食。8時に管理棟が開いたところで ランドリーのカギを借りて洗濯。コインランドリーではないので、管理棟が開いている時だけ使用可能な仕組み。 いずれにしても我が家では長期のキャンプ旅行において洗濯できるかどうかはキャンプ場選びの中で 重要なポイント。

     洗濯物を干したところで近くのサントリー白州工場見学に出発。近くにはシャトレーゼの工場もあるのだが、 完全予約制&GW中は予約満杯ということで見学不可。サントリーの方は当日受付なので早いもの順。 9時から受付ということでちょっと出遅れたが工場見学はウイスキーと天然水別々と両方の3つのコースがあり、 それぞれ30〜60分のおきにツアーがあるので参加できる人数多数。我が家はウイスキーのみのコースを予約し、 待っている間に博物館やショップを見学。赤玉ポートワインもサントリーだったのか。最近はプレミアム モルツで元気なサントリー、土曜日夕方のラジオやウイスキーのCMも個人的には好印象なメーカー。 震災後に企業のCMがほとんどなくなったが、いち早く感じの良いCMを比較的早く流し始めた記憶も。 ブランドイメージ作りがうまいと言えばそうなんだろうが、不採算でも開発を続け、10年、20年という時間を かけて製品を作るものがあるというのが一般的なメーカーと違う雰囲気を生んでいるのだろうか。

     だからといって日頃ウイスキーを飲むわけでもなく、あまりサントリー製品を購入することはないのだが、 きらきら緑輝く自然の中にある工場を見学してお土産もらうと飲んでみたくなるのが人情ということで 白州10年のハーフを購入。車の運転のために試飲ができなかったことだけが残念だった工場見学を終え、 昼食場所を探してひと走り。混んでないところを探してうろうろして、たまたま見かけた“かたかご” というお店に入る。ランチメニューは2種類しかなかったと思うが、気のいいご夫婦が手作りでやっている 雰囲気漂うところでゆったりと食べることができた。

     昼食後、精進ヶ滝を見物にいくも道が崩壊しているとかでたどり着けず。続けてハイジの村に向かうが、 入り口まで行ったところで子供たちがキャンプ場に戻りたいと。そう、組長の息子さん、Kくんがキャンプ場に やってくるのを楽しみにしていた子供たち、早く会いたいので戻れとな。それではということで、結局 中に入らず買い出ししてからサイトに戻り、約1年半ぶりの再会。去年は震災の影響もあってキャンプに行く 回数も減ったので合同キャンプも出来なかったのだが、子供たちはブランクを感じさせず、すぐ遊びまわって いた。会話だけ聞いてると噛み合ってるんだかあってないだか心配になるんだが、夕食時は勝手に椅子を 持って組長一家にお邪魔し分け前をもらう子供たち、我が家だけでキャンプに行くより楽しいんだろうね。 こちらは昼に仕入れた白州でハイボールを一杯、いや、数杯。子供たちが集めた焚き木を子供たちが寝た後も しばらく組長と燃やしながら雑談して就寝。GWの夜、結構肌寒かったな。

    第6日

     6日目の朝、この日も快晴。久しぶりのキャンプ旅行もとうとう最終日。ホットケーキを食べて撤収作業。 一通り片付いた後もしばらく場内でまったり。Cサイトの奥からも河原に下りれるようになっており、 河原に下りて南アルプスの雰囲気を堪能。出発するまでのあいだも子供たちはKくんと一緒に遊びまわって いたが、郡山までの道のりが遠いので名残惜しくも11時頃にキャンプ場を出発。首都圏を避けるために 清里経由で上信越道、北関東道、東北道と走って帰宅。郡山〜岡山〜琵琶湖〜白州〜郡山とよく走ったなと。 なかなかキャンプに出掛けられてなかったけど普段行けないところでキャンプを満喫できていい休暇。

     三景園オートキャンプ場はサイトの作りがいい感じ。施設もきれいに管理されていた。当日に探して 空があったのはラッキーだったかな。3日は天気予報が雨だったので空が出たのかもしれないけど。周辺には 他にもキャンプ場がたくさんあり、キャンプに限らず高原リゾート地区といった感じ。福島だと 裏磐梯あたりが近いかな。組長一家とも久し振りの再会で楽しく過ごさせてもらいました。次は東北方面でぜひ。

    2012.6.30記

    前半のGWキャンプはこちら
    12年04月30日〜5月3日 マキノサニービーチ知内浜オートキャンプ場

    南アルプス三景園オートキャンプ場関係リンク
    白州・尾白の森名水公園 ・・・公園や日帰り温泉、食事処、キャンプ場などがある複合施設。キャンプ場で割引券をもらえる。
    サントリー白州蒸留所 ・・・ウイスキーや天然水の工場見学や試飲ができる。
    フレンドパークむかわ ・・・三景園からすぐのところにある親水公園。アスレチックや食事処、キャンプ場など。GWは激混みだった。

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