虹別オートキャンプ場('12.08)



キャンプ場名虹別オートキャンプ場
所在地北海道川上郡標茶町字虹別690-32
問い合わせ015-488-2550
URL http://www.sip.or.jp/~nijibetu/
開設期間5/1-10/31
料金3150円/オートサイト
利用日2012年8月12-16日
天候雨→晴→雨:気温 24℃/18℃
備考施設の整った高規格オートキャンプ場。
きれいな芝のサイトで芝生広場や川での釣りも出来る。

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    滞在記


    第2日

     釧路湿原から虹別オートキャンプ場へ移動。道東、いろいろ魅力的なキャンプ場があったのだが、 観光の拠点にしやすい立地と長期滞在の利便性からここを選択。小雨降るキャンプ場に到着し、受付。 盆休み真っただ中のキャンプ場は満員御礼、フリーサイトはサイト外にもテントが張られる盛況ぶり。 混雑を懸念してオートサイトを予約していたのだが、オートサイトは一区画が広く、木々で区切られているため 混雑感はなくゆったり。北海道のキャンプ場、盆休み時期を外して回れたらもっといいんだろうなー。

     ささっと設営したら夕食の時間。この日のメインディッシュは和商市場で購入したホッケ3枚。 他には豚汁とレンコン焼き。ホッケ、結構大きかったが子供たちもよく食べるのでペロリ。 襟裳岬からの長距離移動も終わり、この日も早めに就寝。

    第3日

     寝るのが早いので6時過ぎには起床。朝からあいにくの空模様。とりあえず朝食を食べて、どうしたものかと 思案。屋内施設でどこかということで、阿寒湖にあるエコミュージアムセンターにまりもを見に行く。 道中、R241で双湖台を通るも濃霧で何も見えず。エコミュージアムセンターの水槽でまりもを発見。 直径10cmのものもあってでかい。30cm以上に成長するとか。。。

     まりも見物の後、公衆浴場まりもの湯へ。大人500円、子供の料金はおまけしてもらっちゃった。 が、レトロな内部はいいとして、お湯が熱すぎてとても湯船に入れず。。。源泉かけ流しの温泉がありがた がられてるが、温度管理できてないところもちょくちょくあるような。湯船に入るという基本機能は 重要だと思うんだが。何はともあれさっぱりしたところでお腹がぐー。温泉街をぷらぷら歩き、 両国総本店へ。私は鹿丼、嫁さんはワカサギ定食、子供たちはラーメン。エゾシカ、初めて食べたがくせもなく やわらかい肉。エゾシカ、増えすぎて困っているという話もあるみたいだが、結構いけるんでないか? 野生のシカだとなかなか美味しいところないのかもしれんけど。

     昼食後、屈斜路湖の近くにある川湯川湯エコミュージアムへ移動。国立公園のスタンプラリーをやっており 阿寒湖に続き2ヵ所目。映像ビデオ見たり、クイズやったりでしばらく滞在したあとサイトへ帰還。 この日の夕食はスーパーフクハラで購入した食材でバーベキュー。焼肉ばかりのうちには珍しく、北海道 3日目で登場。何かと美味しいものがいっぱいの北海道、飽食大陸ですな(笑)。 夜まで終日雨のためたまった洗濯物の一部を洗って乾燥機へ。満員御礼のキャンプ場、2台のランドリーは フル稼働。長期キャンパーが多いこの時期、考えることは皆同じ。太陽が恋しいねー。

    第4日

     朝5時起きで洗濯の続き。曇り空ながら今日は晴れの予報。皆が起きてくるまで場内を散策。 シュワンベツダムという昔水力発電を行っていたところの名残が。説明文によると発電しなくなり、 荒れていた跡地をキャンプ場に整備したのが虹別オートキャンプ場らしい。キャンプ場内には広い芝生広場があり、 きれいに管理された設備も充実。ファミリーキャンプにはいいところ。

     いつものホットケーキを食べた後、まずは開陽台へ。道東の大地がぐるっと見渡せる観光名所。 延々広がる緑の大地、でっかいど〜〜って感じ。展望台の売店ではがきを買って孫からの手紙を投函。 旅してるって感じやね(笑)。開陽台から直線道路の続く中標津町を抜けて知床半島へ。 知床半島へ向かう間に今回のキャンプ旅でようやく晴れ間がのぞいてきて気分も上り調子。 やっぱり晴れてくれないとねー。まずは羅臼でビジターセンターでスタンプ→ラーメン食べて腹ごしらえ→ 羅臼国後展望台で国後島を眺める。北方領土が目の前。国後島でかい。沖縄本島よりも大きく、日本の島では 四国までをのぞくと択捉島が1番、国後島が2番目の大きさ。ロシア領土になってるけど。国民感情、利権、 歴史背景(認識はそれぞれ、、)、新旧住民の思い・・・いろんなものが絡んで難しいね。

     展望台から知床峠を抜けてウトロ側へ。知床峠で羅臼岳を仰ぎ見てから知床自然センターへ。 マイカー規制があるので、カムイワッカ湯の滝へ行くには知床自然センターからバスに乗っていく必要あり。 知床五湖まではマイカーでも行けるが、駐車場前で渋滞しており、バス優先で走れるのでその点でも有利。 オホーツク海を眺めながら走る山道を通りカムイワッカ湯の滝到着。水が温かい滝を上っていくと温泉に たどり着けるのだが、途中まで上がったところで急なところがあり、子供二人を登らせるのが大変そうなので 上までいくのは断念。でも、下の方の滝つぼでも結構暖かい。人がいっぱいのところでゆっくりお風呂って 気分にはなかなかなれないだろうが、シーズンオフなら可能か?

     滝から知床五湖に移動し、高架木道を通って知床一湖へ。この日はヒグマが出没しているということで、 高架木道以外は散策不可。以前来た時は高架木道はなく、地上の遊歩道もガイド無しで自由に歩けたのだが、 今はガイドがいないと歩けないよう。世界遺産になって訪れる人が多くなったからなのかもしれないね。 快晴で一湖越しに見える知床連山が映え、素晴らしい景色。一面の緑と青い空、青い海、いいね。 その後、知床自然センター→ゴジラ岩→知床世界遺産センターと移動したところで夕暮れ時となったので 夕陽台でオホーツク海に沈む夕陽を見物。10数年振りの夕陽は変わらぬ美しさ。ちょいと見物人が多かったけどね。 世界遺産知床半島、嫁さんの一番の期待のスポットでもあり、天候に恵まれ素晴らしい景色に満足。

     この日は観光地巡りで時間がたったので、清里のスーパーで閉店前セールの弁当を買って夕食に。 夜道を走って門限前にキャンプ場到着。道中寝てしまった子供たちをテントに移動した後、 嫁さんと軽く飲んでから就寝。北海道の景色を満喫した一日。朝干した洗濯物がしけってしまってたね。

    第5日

     5日目、朝は毎度の曇り空。晴れるという天気予報に期待して、朝食後まずは屈斜路湖へ。 はじめに訪れたのは和琴半島。和琴の湯という温泉が湖畔に湧いていて無料。いろんなところに温泉が 湧いてるね。続けて美幌峠から屈斜路湖を望む。360℃展望が開けており眺めの良いところ。 天気予報通り晴れ間が広がり景色を満喫。2日前は何も見えずだったので、ほんと天気次第ですねー。 次に摩周第一展望台へ。霧の摩周湖で有名ながらこの日はまっぱれ。湖見ながら芋モチやカレーパンで昼食。 屈斜路湖、摩周湖火山活動が作った造形。屈斜路湖、日本最大のカルデラ&カルデラ湖だとか。摩周湖は 流入出する河川がないとか。名前を良く聞く有名地でもどんなところなのか知らなかったことを実感。

     摩周湖のから山を下りて駐車場が共通券の硫黄山へ。硫黄臭がすごい、火山活動中の荒涼とした山。 噴出口は黄色。ちょいとガス中毒にならないか心配になる感じだったが、近くまでいけるので 大丈夫なんだろうね。硫黄山は川湯温泉のお湯の供給源ということで、川湯温泉のきたふくろうへ。 いい湯を満喫したあとロビーで休んでたら、メロンを売ってた方がどこからきたの?と。福島の郡山って 言ってたらなんとその方も郡山出身で北海道でバスの会社の社長兼運転手をされてるとか。 原発大変だねーなんて話をしつつ摩周メロンをおまけしてもらう子供たち。川湯温泉で郡山の人に会うとはね。

     湖と温泉を満喫した後はサイトに戻って夕食。作っている間、ようやく晴れたキャンプ場で子供たちは ひと遊び。子供らにとっては車で観光地回ってるよりも広場で遊んでる方が楽しいのかもしれんねー。 この日はビーフシチュー。サイドメニューにオホーツク産のホタテを買ってみるも、ちゃんと 洗わなかったので砂でジャリジャリ、、、いやー、せっかくのホタテが台無し、大失敗でしたな。。。 明日の移動に備えてというわけでもないが、夕食後早々に就寝。

    第6日

     富良野への移動の朝、6時頃に起床。再び雨になってしまったので小雨降る中一時間ほどで撤収作業終了、 7時過ぎには撤収し、車の中でパンを食べながら移動。一応うちも瞬発力ついたかね?この日もR241はガスの中。 大自然を満喫した道東を離れて北海道の定番観光地富良野へ向けてひた走る。あっという間に旅も後半戦。

    2012.9.29記

    前後の北海道キャンプはこちら
    2012年8月11,12日 百人浜オートキャンプ場
    2012年8月16-18日 星に手のとどく丘キャンプ場

    虹別オートキャンプ場関係リンク
    知床自然センター ・・・ウトロ側観光地へのシャトルバスの発着場所。ヒグマ注意。
    きたふくろう ・・・川湯温泉にあるホテル。日帰り入浴可。

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