県立赤城公園キャンプ場('13.08)



キャンプ場名県立赤城公園キャンプ場
所在地群馬県前橋市富士見町赤城山
問い合わせ
URL http://www.pref.gunma.jp/01/e2310243.html
開設期間
料金無料
利用日2013年8月10-13日
天候晴時々曇:気温 28℃/17℃
備考赤城大沼の湖畔にある無料のキャンプ場
ごみ持ち帰り、直火禁止、冬期水道・トイレ使用不可

    キャンプ写真へ

    滞在記


     1ヵ月前:“夏休みどうする?”“まだ決まってないんですよね〜。”“涼しいとこいこか〜?”
     2週間前:“赤城山でキャンプ&登山どうです?”“ええで〜”・・・相変わらずのゆるい感じで 夏の避暑キャンプへ出発。

    第1日

     夏休み前半、嫁さんが仕事を休めなそうということで父子キャンプを計画。3人だけでは大変そうなので(笑)、 同じく父子での行動になりそうな組長&Kくん親子にも合流してもらい、標高1360mの赤城山の大沼へ。 前々日に風邪ひいたと組長から連絡があったが気合で頑張ってもらって、夏のリフレッシュタイムと なったのでありました。

     夏休み初日、午前中にあった子供の将棋教室が終わってそのまま赤城山へ出発。なかなか梅雨が明けず、 気温も上がらなかった今年の夏だが、数日前から福島にも本格的な夏が到来して暑い日差しの中を進む。 反対車線は事故もあったのか数か所で渋滞があったが、上り方面となる道は帰省ラッシュもなく快調なドライブ。 東北と違って猛暑の関東、桐生あたりで気温37℃の表示も大沼を目指して山を登っていくとどんどん気温が 下がり、15時半ごろ到着した目的地のキャンプ場では27℃。10℃の気温差はすごいね。

     問題はキャンプ場が満員で駐車スペースがないこと。。炊事棟のある場所でしばらく様子見していると1台の 空きスペースを発見。車を移動して浜辺にタープを設営し活動拠点を確保。しばらくして到着した組長も ちょうど空いていたスペースに駐車場所を確保。その後キャンプ場を去るまで車を動かすことがなかったのだが、 お盆の混雑中で駐車場所を確保するのは困難な状態がずっと続いたのでラッキーだった。今回は車中泊だったし、 タイミング悪いとキャンプ難民になってたなー。

     去年の11月以来の再会でもすぐに意気投合して遊ぶ子供たちを横目に夕食の準備。この日は焼鳥や野菜スープ、 ご飯など。日が陰ってくると肌寒いくらいの感じで子供たちはフリースを着て防寒。焚火の熱がちょうど いいくらいで思ったより冷え込んだ。この日は満天の星空で天の川も見え、久し振りのキャンプはいい感じで スタート。

    第2日

     翌朝は7時前に起床。ルーフテントに親子三人はちょいと狭く、今一つ寝不足。もうちょっと大きくなると 3人寝るのは無理かな〜。寝袋をかけるとちょっと暑め、かけないとちょっと寒い微妙な気温だったな。 いつもながらのホットケーキとソーセージの朝食を食べ、昼食用のおにぎりを準備して9時過ぎに赤城山登山へ出発。 登山の詳細は赤城山の山ある記にて。 燧ケ岳よりは楽だろうと気楽に構えてたが暑くてバテたなあ。

     山登り中は疲れたとかなんとかぶつぶつ言っていた子供たち、15時ごろサイトに戻ると早速湖畔で水&石遊び。 疲れて昼寝モードの親を尻目に元気いっぱい遊びに忙しそう。日差しがあるとそれなりに暑いんだが、 ほんと元気だねぇ。少し涼しくなってきた16時半ごろにサイトから見えている青木旅館で入浴するために出発。 一人500円でこの日は混んでないからいつでも入浴可とのこと。温泉ではないが建物の中が木造の山小屋風の 黒光りした風情で、夏でもクーラーなしで涼しい宿だろうな。

     山歩きの汗を流した後、サイトに戻るとユンが目が痛いという。少し前から頭が痛いと言っていて、 熱中症かと思って水分を摂らせていたがあまり効果が無いよう。嫁さんに電話したところ、湿布を貼って冷やしたら とのこと。仰せのとおり湿布を貼ってしばらくすると痛みが引いてきたようで、さすがですな。 軽い熱中症だったように思うが、子供の体調の変化にちょっとヒヤッとしたひととき。安心したところでビールに ありつき夕食。この日の夕食はカレーとホルモン焼き。子供の頃の林間学校とか、野外活動の定番のカレーだが、 ぶつぶつ食事に関して文句の多いリョンがうまいと言って完食したのできっとうまかったに違いない。 さすが国民的万能食(笑)。この日は遠くに雷が鳴り、登山で疲れたこともあり早々に就寝。

    第3日

     3日目の朝、ユンとともに5時半頃に起床。前日Kくんに起きる時間で負けたのが悔しかったらしい。 変な所でも意地の張り合い(笑)。勝利に満足そうなユンに対して、こちらは朝もやのかかった湖畔を眺めながら コーヒーをいただく。優雅なひと時も束の間、子供たちが勢ぞろいして日差しが出てくるといかにもな夏休みタイム が訪れるのであった。特に予定のなかったこの日、桐生にある動物園&遊園地に行こうかとも思ったのだがユンが 湖でこけて全身ずぶ濡れになり、とても車に乗せる気もしないので大沼一周遊歩道を歩き始める。 大沼を眺めながらおおむね木陰を歩く平坦な遊歩道で散歩コースとしてはいい感じ。道草食ったりしながら歩くと 大沼で一番栄えている大洞に着いたのがすでに11時半頃ではや昼食の時間。どこに入るかしばし悩んだのだが バンディ塩原でソースかつ丼を食べる。観光地価格でどこの店もちょっと高めの値段設定だったな。

     続けてビジターセンターや鳥居峠まで散歩。覚満淵にも行きたかったが子供たちのやる気がないので断念。 赤城神社経由でサイトへ帰還。立ち寄る先々で晩の食材を物色するがなかなか見つからず。大沼、コンビニもなく 生鮮食料品を入手できるところもなかったのであった。。一周1時間の大沼をなんだかんだで5時間かけ、 赤城神社経由でサイトに戻る。サイトでしばし子供たちが遊んだあと、夕食にありつこうと青木旅館に向かうが、 レストランはすでに閉店。がっくり肩を落とすリョン、、、かろうじてワカサギの甘露煮だけを買ってサイトに戻り、 組長に分けてもらったサンマの缶詰とともにご飯にのせてどんぶりの出来上がり。ちなみに組長一家は カップうどんが夕食、食材不足の父子キャンプ最終夜であった。山から下りれば良かったのだが、駐車スペース なくなりそうだったしなんとなく面倒でね。

     そんなことの影響があったかは?だが、ユンが“ママに会いたいな〜”とママ泣かせなセリフ。 まあ、なかなか父子で出かけることもないし、ホームシックかいな。母子でしばらくいないのは震災後をはじめ として結構あったのだが父親に対してはそんな殊勝なせりふを聞いた覚えがない。絆の差を感じますな。 疲れたのか早めに眠りに着いた子供たちと一緒にこの日も早めの就寝。

    第4日

     夜中、リョンの泣き声やらユンの足がテントから出たとかいう声や、雨がルーフをたたく音等に起こされ なんとなく寝不足状態で6時過ぎに起床。やはりルーフテントに3人はつらいな。曇り空のおかげで涼しい中、 ゆるゆると撤収。この日も朝から訪れる人たちがいて大沼は大賑わい。このキャンプ場、滞在中あまり騒がしい人 たちもおらず、避暑キャンプ場としていいところだった。炊事場やトイレもきれいに使われてたし。

     10時頃にキャンプ場を出発し、赤城ふれあいの森へ。ここには関東一長いらしい380mのローラー滑り台があり、 子供たちと一緒にひと滑り。そそくさとおかわりに向かったKくんとリョン、相変わらず元気。その後あかぎの家 という中心施設に寄ったりして12時頃に道の駅ふじみに移動。この道の駅は温泉もあり、昼食後にひとっぷろ。 となりの施設では産直野菜に上州豚などが売られていて、ここまで来てればひもじくなかったなーとも思うが 後の祭り。組長一家ともここでお別れして郡山へ。キャンプに山歩き、水遊びと赤城山を満喫した4日間でした。 しばらく父子の機会もありそうだし、またどこかへ行きましょう。

    2013.8.16記

    赤城山山ある記
    13年8月11日 赤城山(黒檜山)

    県立赤城公園キャンプ場関係リンク

    青木旅館・・・キャンプ場から歩いて行ける入浴施設。レストランや売店もあり。
    道の駅「ふじみ」富士見温泉ふれあい館・・・行ってみたい温泉のある道の駅ランキングで1位になったらしい
    赤城ふれあいの森・・・関東一長いローラー滑り台がある

キャンプへGoメインへ
Topへ