御嶽山('01.07)



山名御嶽山
地域長野
標高3067m
登山日2001年7月13,14日
備考標高第14位
日本100名山

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    ルート

    第1日 小牧IC〜車〜中津川IC〜車〜中の湯登山口〜女人堂〜覚明堂〜剣ヶ峰 〜王滝頂上〜剣ヶ峰旭館
    第2日 剣ヶ峰旭館〜二ノ池〜三ノ池〜四ノ池〜飛騨頂上(五ノ池)〜女人堂〜中の湯 〜車〜中の湯本館〜車〜小牧IC

     備考  標高差:1220m  歩行時間:4.5時間(第1日)、5時間(第2日)

    山行記


     愛知へ引っ越してきてから最初の山行。こちらには東北と違い、3000mmを超える山が沢山。 一番目は小牧から比較的近い御嶽山へ。

    第1日

     車で中の湯登山口へ。約3時間ほどで着く。天気は今ひとつで、どんよりと曇っていた。 信仰の山らしく、祠などが各所に見受けられる木の中の道を歩いて女人堂へ。 女人堂の横で昼食を食べる。と、雨がぱらぱら。すぐ止んだけど。久しぶりの山行で、 つい歩くペースが速くなり、この時点ですでにバテ気味だった。一緒に行った友人もバテ気味。 こちらは前日の飲み会のせいか?

     女人堂から覚明堂まで登る。ここがこの山行で一番つらかった。 ペース配分を考えて登ることの重要さが身に染みた。ゆっくり登っていたカップルに 結局追い越されちゃったもんなー。二ノ池を経て剣ヶ峰山頂の旭館へ。 カップラーメンで一休み。下界は連日35度だったが、山頂は別世界で肌寒く、 この日もやっぱりカップラーメンが旨かった。 その後王滝へ散歩。王滝は信仰の山の風情が良く感じられる所。 遠くに田の原のゴンドラリフトが見えた。

     旭館に戻り、夕焼けを見ながらビールで乾杯。500mmlが1本1000円だったが、最高。 夕食は山小屋の定食って感じ。甘露煮と山菜なんかが出て、まあまあ美味しかった。 この日は小屋のシーズン最初の日だったようで、他の登山客や、 宿の方と振舞ってもらった日本酒と味噌汁を飲みながらしばし談笑。 こうやって飲む日本酒も最高。宿のアルバイトの人は旅の合間に一夏山小屋でバイトだと言っていた。 そんな生活もあり。社会人一年目、研修が終わりやっと働き始めたばかりの自分を考える。 まだまだ語るほどの経験もなし。

     暗くなってから星を見に外へ。流れ星が1つ2つ。遠く中央アルプスの辺りが、雷で ビカビカ光っていた。御嶽の上は雲一つなく穏やかになっていたのに。小屋に戻って就寝。 布団は少し湿っていて冷たかった。

    第2日

     朝、日の出を見に外へ。昨日とは打って変わって快晴となり、富士山の横から太陽が登って来た。 何度見ても寒さをこらえながら見る日の出はいい。じわっと暖かくなってくるの体が、 生きてるって言っている。太陽は偉い。

     朝食を食べた後、御嶽頂上部のお池めぐりへ。サイノ河原付近で雷鳥に会う。 はじめ雛だけが目に入り、すずめかと思ったら横に親鳥がいて、やっと気づいた。 雷鳥は天気の悪い日に会えると聞いていたが、雲ひとつない青空の下をちょこまか歩いていた。 さすが北アルプスのはしくれ。快晴の下、三ノ池、四の池と巡る。 四の池で陽気につられて思わず一時間ほど昼寝。飛騨山頂を経て三ノ池から女人堂へと下山。 途中ちょっとした雪渓や岩場があり楽しい。友人は初めてだからと怖がっていたが。 一年経った今では友人の方が山に登るようになり、すっかり立場も変わってしまった。 慣れとは恐ろしい・・・。女人堂からは来た道を戻って中の湯へ。天気が良いせいか昨日より 人が多く、山は賑わっていた。白装束の人も結構見かけた。

     中の湯からの帰り道、温泉に寄って小牧へ戻る。その温泉の手前でアクシデントがあった。 バスが登りながら曲がるところで立ち往生しており、しばらく足止め。 ずり落ちたバスがガードレールにめりこんだ状態になっていた。プロも失敗するんだなと。 何とかバスが脱出したため、ようやく温泉に到着。ほかに人はおらず、ゆっくり湯船に 浸かってと思ったものの、日焼けがめちゃくちゃ沁みたため、僕は早々に退散。 焼けてから、ぬっときゃ良かったと、日焼け止め。温泉から中津川を経て小牧へ。

    2002.9.30記

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