木曽駒ケ岳('01.09)



山名木曽駒ケ岳
地域長野・中央アルプス
標高2956m
登山日2001年9月29日
備考日本100名山

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    ルート

    小牧IC〜車〜駒ヶ根IC〜車〜菅の台バスセンター〜バス〜しらび平駅〜ロープーウェイ〜 千畳敷カール〜乗越浄土〜駒ヶ根神社〜宝剣岳〜極楽平〜千畳敷〜ロープーウェイ 〜しらび平〜バス〜大駐車場〜車〜小牧

     備考  標高差:350m  コースタイム:3.5時間

    山行記


     山に紅葉が訪れ始めた9月の終わり、会社の同期4人でロープーウェイで雲上まで連れて行ってもらえる 、中央アルプスの主峰木曽駒ケ岳へ。千畳敷は紅葉が美しく、多くのカメラマンで賑わっていた。

    第1日

     早朝小牧をを出発し、中央道を経て菅の台バスセンターまで走る。 約2時間ほどで着き、しらび平のロープーウェイ乗り場へと行くバスに乗る。 マイカー規制があるため8時前からバスを待つ行列が出来ていた。が、これは全くの序の口で、 しらび平に着くとロープーウェイを待つ長蛇の列。整理券が配られ、50分待ちの表示。 朝からこんなに人がいるとは思わんかった。2週間後に両親が同じく木曽駒に来たときには、 さらに多くの人が詰め掛けていたらしい。東北と違ってほんと人が多い。

     ともかくもロープーウェイに乗って2608mの千畳敷カールへ。ちょうど朝もやも晴れ、 正面に北岳や甲斐駒ケ岳をはじめとする南アルプスの山なみが見えた。また、 麓は全く紅葉していなかった木々も、山の上に行くにしたがって色づきはじめ、 ひんやりと肌寒い千畳敷カールにでは色鮮やかな紅葉が迎えてくれた。 晴天の青い空のもと色づいた千畳敷の上に宝剣岳がそびえ、なかなか素晴らしい景色だった。 ロープーウェイで簡単に来れることもあり、多くの写真愛好家の方たちがカメラを持って 撮影に励まれていた。

     千畳敷カールから八丁坂を登って乗越浄土へ。八丁坂は急な石の道。乗越浄土に着き一息つくと、 中岳と馬ノ背の稜線が広がっていた。反対方面には南アルプスの向こうに遠く富士山も見えていた。 乗越浄土横の宝剣山荘から中岳を経て木曽駒ケ岳山頂へ。このあたりは千畳敷の雰囲気とは異なり、 あまり草木のないガレ場の道を歩く。中岳付近は高山植物があるらしいが、秋ということもあり 何も見つけられず。でも、なだらかで、眺めは良いので気分良く歩けた。 木曽駒ケ岳山頂に着きカップラーメンとおにぎりの昼食。今回は実家から送られてきていた 葡萄のデザート付き。歩いた後の甘い葡萄が美味しかった。

     山頂でしばらくゆっくりした後、中岳の巻き道を経て宝剣岳を目指す。巻き道は岩場になっていて、 中岳を歩くより危険。しかし、宝剣岳への道はもっと危険だった。崖になっている岩場に 鎖が掛けられている道を進む。岩場が狭いので、すれ違う人がいる場合には待たなければならず、 ゆっくり進む。なかなか大変そうに歩いている方もいらっしゃった。が、一緒に行った友人の1人、 S君の元気なこと。山の中で育ったとは聞いていたが、水を得た魚、いや、 山に帰ったサル(ごめん!)のように岩場を飛び回っていた。こちらが心配になるぐらいに・・・。 宝剣岳の山頂は人一人しか上がれない岩の上。見晴らしは最高で、 特に空木岳を始めとする中央アルプスの稜線が雄大な姿を見せてくれていた。 宝剣岳山頂から三ノ沢の分岐までの道も険しい鎖場の道が続く。むしろこちらの方が 崖を上り下りしなければならず歩きづらかった。ここから極楽平を経て千畳敷へと戻った。

     千畳敷へ戻り、ロープウェイに乗って帰りました・・・となるはずであるが、千畳敷の戻ってくると ロープーウェイを待つ人、ヒト、ひと。整理券を渡され、待ち時間を見ると2時間! 日も暮れてきて寒くなってくる中、5時ごろまでぼーっと時を過ごしやっと順番になり下界へと戻る。 2人分のコーヒーを4人分に薄めて飲んだコーヒー、温かかったけど、美味しくなかったなー。 駐車場に戻ったときにはだいぶ遅くなっていたけれど、しっかり温泉に入り、 駒ヶ根名物ソースカツ丼を食してから小牧へ戻った。ソースカツ丼、ご飯の上にキャベツとトンカツと ソースが乗っているだけだけど、駒ヶ根市内にはやたら沢山あった。

    2002.10.20記

    木曽駒ケ岳関係リンク

    駒ケ岳ロープーウェイ ・・・ロープーウェイはもちろん千畳敷の情報が満載。
    駒ヶ根市観光協会 ・・・千畳敷を始め、名物ソースカツ丼や宿泊施設についても調べられる。

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