蓼科山('02.10)



山名蓼科山
地域長野
標高2530m
登山日2002年10月13日
備考諏訪富士
日本100名山

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    ルート

     小牧IC〜車〜諏訪IC〜車〜蓼科山七合目(一ノ鳥居)〜馬返し〜天狗の露地〜将軍平〜蓼科山山頂 〜往路を戻る〜七合目〜車〜白樺高原ホテル〜車〜下道で小牧へ

     備考  標高差:880m  歩行時間:3.5時間

    山行記


     八ヶ岳(赤岳付近)へ計画を立てること二度、蓼科へ計画を立てること一度、天候他の理由により中止。 縁がないのかと思い始めたところだったが、ようやく好天に恵まれ紅葉と絶景を楽しむことが出来た。

    第1日

     朝4時半に起き、中央道を経て蓼科牧場へ。助手席の方は寝ていた・・・そりゃないよ。 中央道を走っている間はガスで太陽も見えず、天気に一抹の不安を感じたが、 諏訪ICを降りた頃からガスも晴れ、 ビーナスラインを走っている時には黄色く紅葉に染まる山麓をバックに蓼科山が姿を現した。 さすがは諏訪富士、紅葉とともに綺麗だった。8時半頃蓼科牧場着。 ゴンドラリフトに乗るかどうか考えていたが、ゴンドラリフト、動いとらんやないか! 考えるだけ無駄であった。結局、今年から無料になった夢の平線を通って七合目へ。 朝早くから駐車場には多くの車が止まっていた。 下山時には駐車場から車があふれ、道路脇にも多くの車が止まっていたけれど。

     駐車場隣の蓼科山七合目登山口より登山。七合目にはきれいな公衆トイレと休憩所もある。 登山口の古い鳥居をくぐって山登り開始。はじめは緩やかなカラマツ林の中を進む。 道はよく整備された、石屑の道。両脇の苔生した林の風情が良い。馬返しからは道が急になり、 石屑がややすべる。同行の妻は歩きはじめの勢いがなくなり、ぜーはー言っていた。途中天狗の露地を経て 将軍平へ。登山道からの見晴らしはないが、天狗の露地からは好展望が開けており、気持ち良く休憩できた。

     将軍平で一息ついてから山頂を目指す。将軍平には蓼科山荘があり、 ビール(500円)を始め、いろんなものを売っていた。山頂の蓼科山頂ヒュッテにもあったけど。 ここから山頂までは結構急な岩場が続き、足元に注意が必要。 中ほどで林が切れると目の前には前掛山が、遠くには浅間山をはじめとして 軽井沢方面が一望できた。山頂はとても広く、岩の塊だらけ。さえぎるものの何もなく、 まさに360度のすばらしい景色が待っていた。ちょっとガスがあり見通しは悪かったが、 雲もほとんどなく、八ヶ岳を筆頭に南・中央・北アルプス・御嶽山などが雄大な姿を現していた。 やっぱり長野の山の上から見える景色はすごいなー。

     景色を一通り堪能してから、定番のカップラーメンとおにぎりを食べる。 今回はカフェラテとチョコチップのおやつ付き。やはり山で食う昼飯は旨い! 風もあまりなく、温かかったので、1時間以上山頂でのんびり時間を過ごしてから下山開始。 来た道を戻る。岩場が多く足が滑りやすいので慎重に下りる。でも特に慎重な妻が ゆっくり歩いても1時間半ほどで七合目に着き、今回はあまり疲れることなく登山終了。 実際、登りも僕にとってはゆっくり歩いたせいかあまり疲れることもなく、蓼科は意外に 楽に登れて景色は最高の山という印象。季節的なものもあるが、花はあまりなく、 道中の展望もあまりない(少なくと今回のルートでは)のでその点は今ひとつかもしれないが。

     下山後、蓼科牧場横の白樺高原ホテルで温泉(600円)へ。なぜか湯船にりんごが浮いていた。 しかし、牧場のリフトが動いているではないか!てっきり秋はやってないのかと勘違いしていたが、 ただ単に朝早くてやっていなかっただけだった。利用を予定されている方は営業時間にご注意を。 温泉でさっぱりした後、白樺湖を経て一路自宅へ。帰り道は経費削減のため下道で帰る。 行きは3時間ちょっと、帰りは6時間ちょっと・・・疲れた。

    2002.10.14記

    蓼科山関係リンク

    白樺高原ホームページ ・・・立科町観光商工課のページ。蓼科山登山道の情況も載っている。
    白樺高原ホテル ・・・蓼科牧場横の温泉。蓼科山の写真集もある。

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