山名 | 瑞牆山 |
地域 | 奥秩父/山梨 |
標高 | 2230m |
登山日 | 2014年8月12日 |
天候 | 雨 |
備考 | 花崗岩の岩峰が山頂付近に多数生えて(?)いる。
日本100名山 |
山行記へ 山の写真へ 山ある記Topへ ルート 第1日 瑞牆山荘〜富士見平小屋〜桃太郎岩〜瑞牆山山頂〜桃太郎岩〜富士見平小屋〜瑞牆山荘 備考 標高差:710m コースタイム:5時間 “雨だけどどうする?”“なかなかこれないところだから登らない?”と嫁さん。“今日登らなかったら また来れるんじゃない?”とユン。リョンは“・・・”ちょっと悩んだが嫁さんのやる気に乗って結局決行。 第1日 朝5時にテントから出たときは山頂まで見えていた瑞牆山、曇り空で早めに歩かないとと思いつつご飯を炊いて いたら雨が降り始め、6時過ぎには本降り。。前日の疲れかなかなか起きない嫁さんと子供達。 今日は登らずに帰ることになるかなーと思っていたが、当分ここに来ることもないだろうということで、 瑞牆山自然公園からの周回コースの予定を瑞牆山荘からのピストンコースに変更し、装備も食料メインで 自分だけが持ち、他の3人は空荷で歩きやすい状態にして9時前に出発。 富士見平小屋までの道で6時前から登って下山してきた方、富士見平小屋から引き返してきた方などとすれ違い、 風が出てきたかなーなんて情報に無事にたどり着くのか不安になりつつ山頂を目指す。富士見平小屋までは 樹林の中の土の道だが登山道の見分けがつきにくいところがあり、雨で滑りやすいところも有り。 富士見平小屋で登山届を出し、小屋の脇でパンを食べて小休止してから山歩き再開。天鳥川を渡るまで一旦 やや下る道。天鳥川は雨のせいか流れが結構あり、踏み石が川の中に入っている場所が有り子供には厳しかった。 行きは何とか渡ったがさらに増水した帰りの際はリョンの右足が川の中に使ってしまいびしょ濡れ。 いくらゴアテックスでも水没したらどうしようもなし。補助する足場もなかったので自分で行かせたけど 雨の日の川は橋がないと厳しいね。。 川を渡ってからは急に岩場の道になりはしごや鎖場もあるアスレチックな道を登る。雨のため登山道が 沢状態になっているところが多く、足元が滑るのに気を付けながら進む。でも、足場の悪さより結局は ブヨが出てきたところでリョンが登りたくないと言ってダダをこねた時が一番の危機だったのであるが、、 すでに2時間半ほど登っており今更登頂をあきらめるのは嫌だという残り3人の意見を押し通して先に進んだが、 雨で使わないだろうと思って持ってこなかった防虫ネットが必要だった。しばらく上がると虫が減ってきて 黒森コースからの合流地点にでたあと最後の鎖場を越えて山頂に到着。雲の中で何も見えなかったが、 雨が小降りだったのでsoyjoyとカロリーメートで栄養補給はできた。下から見ると岩岩だった山頂、 周りが見えなくて怖さがなかったが落ちるといやなので端まで行かずそそくさと下山開始。 前日登った金峰山や富士山見たかったなー。 下山路も滑らないように注意しながら歩くが、あまり滑りやすい岩ではなかったのが幸い。 鎖場も鎖を使って降りたのは1か所くらいでそれほど危険は感じなかった。天鳥川を越え、若干登り返して 富士見平小屋到着。リョンが楽しみにしていたハンバーガーを食べるため小屋で休憩。休憩料300円/一人と なっていたが、コーヒー頼んだら子供にココアをサービスるよと言っていただきコーヒー2杯を注文して 温かい飲み物をいただきつつパンも食べて元気を回復。夏休みで予約が結構いっぱいだったのも、 台風や雨のおかげでほとんどキャンセルになりガラガラとか。山小屋の稼ぎ時に天気が悪いと商売あがったりですね。 山小屋で元気になって出発し瑞牆山荘に15時半頃無事に到着。富士見平小屋からの下りでリョンが足を滑らせて 膝を擦りむいた。引っ掛かりのない土の斜面の方が歩きにくかったりして危険なこともあるね。瑞牆山荘で 山バッチをゲットし、佐久経由で郡山へ。岩場の苦手な嫁さんは2日続けて100名山を歩けたことと、 雨の瑞牆山を歩けたことで自信がついてきたよう。子供達も雨や虫に悩まされながらもよく頑張りました。 夏休みの山歩き、富士山を見ることはできなかったけど我が家の経験値はちょっとは上がったかな。 2014.8.14記 山ある記前後のキャンプ 2014年8月9-12日 みずがき山自然公園 |