天城山('15.03)



山名天城山(万三郎岳)
地域静岡/伊豆
標高1406m
登山日2015年3月29日
天候曇のち雨
備考伊豆半島を横断する天城連山の主峰         
日本100名山

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    ルート

    第1日 天城高原ゴルフ場(ハイカー専用駐車場)〜四辻〜万二郎岳〜馬の背〜石楠立〜万三郎岳〜涸沢分岐点 〜四辻〜天城高原ゴルフ場


     備考  標高差:350m  コースタイム:4時間半

    山行記

     “ずっと出かけてないね。山歩きに行かないの?”と子供たち。“たまにはどこか行こうよ。”と嫁さん。 “じゃあ、久し振りに出掛けようかね。”“どこいくの〜?”“暖かそうな伊豆にでも行きますか。”

    第1日

     元旦にスキーをして以来、スキーにも行けずほとんど冬眠状態のまま3か月が過ぎ、嫁さんも子供達も どこかに出掛けたいオーラがバンバン。何だかんだと忙しかったのだが代休が取れて三連休を確保し、 久し振りの遠出を計画。シーズン初めは雪がなく歩きやすそうな100名山の天城山からと思っていたので、 気合を入れて伊豆のだるま山高原キャンプ場で前泊してからの山歩きの一泊二日の旅へ出発。 だるま山高原キャンプ場を7時前に出発して登山口の天城高原ゴルフ場へ。ゴルフ場横にハイカー専用の 立派な駐車場があり、水洗トイレ完備。冬期は閉鎖されているらしいが訪れた3月末は利用可能になっていた。 駐車場で準備をして、2015年の初歩きスタート。

     登山口は駐車場横にあり、なだらかな土の道が導入部。久し振りの山歩きに子供達もやる気十分。 四辻から万二郎岳を経て万三郎岳に向かうシャクナゲコースを時計回りに。四辻の先で道を間違えて 沢を登ってしまい、ちょっと時間ロス。山旅ロガーで位置確認しながら歩いていて気付いたが、なかったら 気付くのが遅れただろうな。山旅ロガー、便利です。なだらかな登りを歩いて1時間ほどで万二郎岳に到着。 木々に囲まれ眺望は今一つのため長居せず万三郎岳を目指して歩きを再開。万二郎岳のちょっと下や馬の背に 展望ポイントがあり、天城の山々や海が見えたりするのだが、残念ながら富士山は雲の中で望むことが出来なかった。 万二郎岳から万三郎岳へ続く尾根沿いの道はアセビのトンネルやアマギシャクナゲの群落ポイントが有り、 花のシーズンはきれいなんだろうな。3月末ではまだ花はなく、花の100名山を感じることはできず。その分、 木に葉がないので木々の間からの眺望を楽しむことができるのは良かった。葉が生い茂ると周り全然見えないん じゃないかなー。

     コースタイム通り70分かかって万二郎岳から万三郎岳に到着。万二郎岳よりも展望のない山頂で、ちょっとした 空き地に山頂の標識があるだけの場所だった。ベンチがあるので昼食を食べるにはありがたいが、我が家以外の 登山者は特に休憩するでもなく写真撮ったらすぐに出発されていてほとんど素通りポイントになっていた。 お湯を沸かしている間に嫁さんが持ってきたおにぎりもと思ったら・・・“おにぎりがなーい!”だそうで。。。 結局下山後に探したらザックの底から出てきたのであるが、山頂ではおにぎりにありつけず次男はがっくり。 ご機嫌取り(笑)におやつを出して時間を稼いでいる間にカップラーメンも出来上がり、エネルギーチャージ。 次男坊の機嫌も直り一安心。エネルギー切れると動けなくなっちゃうからねー。

     30分ほど休憩してから下山開始。下山し始めてからすぐに雨がパラパラ落ちてきて雨具を装備。 2015年登り始めからさっそく雨具の出番・・・今年も雨具活躍しちゃうのかなー。前日の予報では午後から天気が 崩れるようだったのだが、おおよそ予報通りに降ってきた。風も強くなってきたが高度が下がると風は 当たらなくなり、雨もひどくはならなかったので歩くにはそれほど苦にならない天気。尾根にいるときに 天気が崩れてたら寒かったと思うので先に通過出来てて良かった。涸沢分岐まで標高を一気に下げた後、 四辻まではなだらかな道ながら岩場で歩きにくいところも若干あり、雨でぬれて滑りやすい個所もあるので ところどころ慎重に進む。長男は余裕しゃくしゃくだったが次男坊はだんだん疲れてきて無口に。 全体的に急登もなく歩きやすい道が続く天城山だったが、久し振りに長時間歩いたからね。 おにぎり食べてたらもうちょっと元気が残ってたかな(笑)?

     14時前に駐車場に無事帰還。トイレには靴の泥を落とす流しも設置されており、雨のため汚れた靴もきれいに。 おにぎりを食べて一息ついた後、ゴルフ場で山バッチを購入し天城山の山行は終了。暑くも寒くもなく、 よく整備された道が続く天城山、シーズン初めのリハビリ歩きにはちょうど良かったかな。歩きながら 富士山見えたら尚良かったのだが、前日キャンプ場で眺めたので良しとしましょう。しばらく引きこもり状態 だったが、これをきっかけに活動していかないとね。頭のリフレッシュ、全開とはいかないまでも自然の中を 歩いてたら前向きな気分にもなってくるし、やはりいいもんです。ユンは大分たくましくなってきて嫁さんよりは もう歩けそう。もう少し荷物増やして頑張ってもらおうかな(笑)。気分屋のリョンは相変わらず?そんな子供たちは 筋肉痛知らずだったが大人は翌日から筋肉痛。まあ去年の蓬田岳よりましだったので良しとしましょう。

     最後につらかったのは下山してから郡山までの帰路。14時半頃出発して、家に着いたのは22時過ぎと約8時間かかった。 伊豆から東名まで有料道路が断続的でちゃんとつながっていないのと、小田原あたりから渋滞で高速道路も進まず。 ちょうどこの日に開通した圏央道で海老名から関越に抜けて帰ることにしたのだが、圏央道に乗れたのが17時半頃 だった。首都圏の渋滞恐るべし。。。早く圏央道が東北道まで延びて渋滞が緩和されんかなー。伊豆の有料道路も 短いのがいろんなところにありどこを走るのが一番良いのか良く分からず。使っているナビが古くて北関東道すら 入っておらず、ルート検索がちゃんとできないので、最新版の地図のナビが欲しいなー。

    2015.4.5記

    山歩き前のキャンプ
    15年3月28,29日 だるま山高原キャンプ場

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