両神山('15.05)



山名両神山
地域奥秩父/埼玉
標高1723m
登山日2015年5月6日
天候
備考鎖場と石碑の山。山頂からの眺めも良い。         
日本100名山、新・花の100名山

    ルートへ
    山行記へ
    山の写真へ

    山ある記Topへ



    ルート

    第1日 両神山荘〜会所〜清滝小屋〜両神神社〜両神山山頂〜両神神社〜清滝小屋〜会所〜両神山荘


     備考  標高差:1050m  コースタイム:6時間

    山行記

     “明日の夜に登山口まで行って、あさって山登りだよ。”“山で泊まらないの?”“予定が合わなくてね。” “・・・”GWに山の上で泊まろうと子供たちに言っていたのだが嫁さんの都合も有りおあずけ。また今度ね。

    第0日

     前日、嫁さんが仕事から帰ってくるのを待ち構えて出発。両神山の登山口まで300km弱で距離だけならそれほどでも ないのだが、GWのUターンラッシュに突っ込むことになるので何時間かかるのか心配しつつ15時半頃に自宅を出発。 阿武隈PAで早目の夕食。白河ラーメンの味噌味があったが白河ラーメンて醤油だけじゃなかったか? 栃木県に入ると渋滞が始まり、北関東道に入るまでずっと断続的な渋滞が続き通常の3倍くらい時間かかったのでは。 普段はラッシュの逆方向に走るので連休でもそれほどつらくないのだが、毎度ラッシュを走らないといけない 首都圏の人は大変ですね。。

     高速道路は桐生太田で降り、そこから下道で両神山荘を目指す。途中のコンビニで買い出しして両神山荘下の 駐車場に着いたのは22時過ぎ。どこにとめるのが良いのか良く分からず少しうろうろしてしまったが、 きれいな公衆トイレのある一番上の駐車場に駐車。駐車場はほぼ満車だったが、車中泊の人はあまりいなかったよう。 清滝小屋や両神山荘で泊まっていたのかな?下の方に無料の駐車場もあり、数台止まっていた。 7時間近くかかり疲れました。すぐに車中泊の準備をして早々に就寝。到着2時間前から子供たちは寝ていたけどね (笑)。

    第1日

     翌朝、5時に起床。すでに陽は昇っており爽やかな青空が広がっていた。出発の準備をしてから家族を起こそうと するがなかなか起きず、他のメンバーが動き出しのは5時半過ぎだったかな。待っている間に登山道を歩いて行かれる 方がちらほら。山の朝は早い。6時過ぎに家族の準備が整い両神山荘で駐車料金を払い、登山届を出して6時20分に 山歩き開始。ちなみに両神山荘ではソフトバンクは完全に圏外、GPSも終始入りが悪く山旅ロガーのログも不調で 文明の利器は役立たず。整備の行き届いたルートだったので道に迷うところもなかったが、スマホアプリはやはり おまけ程度で思ってないとだめだね。

     出だしにある鳥居をくぐり、1日の無事をお祈り。会所までは平坦な道を進むのだが、すこ〜しのアップダウンで 下りがあるのが気に食わなかったリョンはさっそくふてくされてグダグダモード。付き合えないとばかりにユンは 先にすたこら進むので嫁さんとともに先行、こちらはリョンの後をついてのろのろモード。今年は毎回同じような パターンになってるな。。。平坦ながら道幅が狭く、滑落すると大怪我しそうな場所もあるので見ているこっちが ヒヤヒヤする。登らないといけないのに下ると損した気分になって悲しくなるらしいのだが、いつになったら 気にしなくなってくれるかな。最近すっかり文句が出ることがなくなったユンも2年前はムラがあり大変なことも あったので成長を期待しよ。

     会所を過ぎると本格的な登りも現れ、川を何度か渡りながら高度を上げていく。弘法の井戸くらいまで歩いた ところでリョンの調子も出てきて清滝小屋には全員ほぼ同時に到着。清滝小屋、立派なログハウスでトイレと 水場、屋根付のベンチもあって休憩にはもってこいの場所。もとは営業小屋だったのが避難小屋になっているのだが トイレもちゃんと掃除されているようできれい。ルートにこういう場所があるの、ありがたいです。 少しおやつを食べてから歩行再開。清滝小屋から両神神社までは急坂で鎖場も有り気合が必要だった。鎖場は 鎖使わなくても越えられるくらいの岩場でほとんど使わなかった。子供達も特に問題なくクリア。最近まで 鎖場だったところがハシゴに変わっているところも有り、年々整備が進んでいるようです。

     両神神社から両神山頂までは比較的平坦な道でもうひと頑張り。山頂直下の鎖場を越えて10時半頃に山頂到着。 4時間かかったがコースタイム3時間40分なのでこんなもんでしょう。山頂は狭い岩場で、岩場の上からは360℃の 大展望が楽しめるのだが登山者で大混雑のためゆっくり景色を見ながら昼食とはいかず。秩父の山々から 富士山、浅間山などを眺めた後、早々に下山開始。お腹が空いてきたのだが両神神社まで我慢の道のり。 テーブルがあり、昼食にはちょうどいい神社に11時過ぎに到着。昼食はおにぎり、カップラーメン、ソーセージ、 さらにおやつも食べてしっかりエネルギー補給。50分ほど休憩して皆元気に。嫁さんはエネルギー切れそうだった とか。標高差1000m超の道のり、我が家にしてはハードな道のりですからね。

     12時に下山開始。下りの方が滑りやすいので慎重に。清滝小屋で一休憩し、登りと同じ道をてくてく歩いて 15時に無事下山。下りでは川を渡るときに足を滑らせてしばらく動けない方がいた。無事に下山されていたが、 やはり何気ないところでも危険があるので気をつけないといけないですね。登山道終盤の会所の先ではシカに遭遇。 しばらくこちらをじっと見ていたが、斜面を駆け下りていった。かなりの急斜面、よく走って降りれるね〜。 両神山荘で山バッチを購入し、山行終了。帰路は空いていて、19時過ぎに郡山に到着。行きの半分近い時間で 戻れたんでないかな。渋滞ないってすばらしい。最後に子供達ご希望の“はま寿司”で晩御飯。歩き始めは グダグダだったリョンも下山は快調で、最後は回転ずし食べてご満悦。晴天のもと鎖場の練習もできたし、 遠征したかいはあったかな。でも次は山の上で朝を迎えたいね。

    2015.5.9記

山ある記Topへ
Topへ