雄国沼('15.06)



山名雄国沼/雄国山
地域磐梯・吾妻/福島
標高1271m
登山日2015年7月12日
天候
備考ニッコウキスゲが有名な雄国沼と大展望の雄国山
三等三角点

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    ルート

    第1日 雄子沢登山口〜雄国沼休憩舎〜雄国山〜雄国沼休憩舎〜雄国沼湿原〜雄国沼休憩舎〜雄子沢登山口


     備考  標高差:約380m  コースタイム:4時間

    山行記

     “明日天気良いみたいだから歩きに行こうか。”“体調悪いからあんまり行きたくないなー。”“雄国沼、 標高差もあまりないからいけるんじゃないかなー。”“しょうがないなー。”と連れ出したのですが・・・

    第1日

     梅雨の晴れ間で週末は2日間ともいい天気。やることがあって土曜日は自宅待機だったが辛抱たまらず、 出掛けたくなって家族と交渉。ここのところ調子が悪い嫁さんも歩きやすいところで近場の雄国沼に ニッコウキスゲを見に行こうと思い、朝6時前に出発。7時半頃登山口の雄子沢駐車場に到着。すでに 駐車場はほとんど埋まっていてぎりぎりセーフ。20台以上止まってました。雄国沼、金沢峠が一番近い 駐車場ですが初夏の花のシーズンはマイカー規制で直接入れないので、シャトルバスを使わない人には 雄子沢登山口が最寄のルートになってます。

     7時40分ごろハイキング開始。なだらかな登り道を歩いて雄国沼休憩舎を目指す。先を行く自分とユン、 後からくる嫁さんとリョンの2組に分かれて歩いていたのだが、これが後で騒動を引き起こすことに。。 先を歩いていた自分たち、雄国沼と雄国山の分岐に地図の看板があったのだが、人がいたことも有り、 そこが分岐と思わず雄国沼に向かって通過。9時頃、雄国沼休憩舎に到着し“青空がきれいだなー”なんて ユンと共に後続の到着を待ったのだが一向に来ない。。。20分ほどして変だなと思いはじめ、30分経って 明らかにおかしいと引き返して捜索することに。で、戻ってくると看板のところに雄国山に向かう道があることに 気付き、そちらに向かって降りてくる人に聞くと手ぶらの母子が山頂にいると。。。間違いなく嫁さんとリョン、 分岐を反対側に進んでいたらしい。山頂まで駆け足で上がって無事に合流。のどが渇いて困っていたところ、 他のハイカーの方にペットボトル一本もらったとのこと。お手軽ルートで昼までに戻るつもりだったこと、 体調が悪いというのもあって手ぶらで歩いていたのだが、危なかったなー。油断大敵です。

     嫁さんは分岐で雄国沼に向かう方向は分かっていたが、山に登るんだろうと思って歩いたとのこと。 “雄国沼に行くって言ったよね?”“言ってたけどいつも山に登ってるじゃん。”“・・・” “大体なんで分岐で待ってなかったの?”“分岐に気付かなかったし、手持ちの地図に雄国山への道載ってなかった し。”“・・・”思い込みは恐ろしい。。。で、当初登る予定のなかった雄国山は展望抜群で雄国沼や猫魔ヶ岳は もちろん、喜多方市街とその奥にそびえる飯豊連峰をはじめ360℃の雄大な景色が素晴らしかった。 登った甲斐もあったのだが、分岐で待たせていたユンは“僕は景色見てない!”とご立腹で、せっかく合流したのに 今度は一人雄国山に向かってダッシュ。。。嫁さんと会ったら戻るようにという指示を無視して山頂まで行って しまったので、今度はユンの戻りを待って待機。ようやく戻ってきたユンと、今度は先に雄国沼休憩舎に行って 休憩していた嫁さんとリョンに再度合流したのは11時前。何だかんだで2時間弱の大幅時間ロス。まあ無事で何より ではありましたが。

     気を取り直して当初の目的のニッコウキスゲを見に雄国沼湿原へ。湿原はミニ尾瀬沼といった雰囲気で なかなかの良い景色。ニッコウキスゲも一面黄色とまではいかずともまだ咲いており、金沢峠からの人もいて 賑わってました。木道のほとりで遅くなったティータイムを楽しみ、梅雨の晴れ間を満喫。家族間のわだかまりも 美味しいもので解消?(笑)。予定より遅くなり、昼食も持ってきていなかったので、その後はそそくさと下山し 13時頃駐車場に到着。郡山に戻り昼食にありついたのは14時ごろ。軽いハイキングと思って出発したのですが、 侮れませんでした。帰り道、何でもないところで足くじいて翌日まで痛かったし。。天気と景色は素晴らしく、 この点でも想像以上で侮れませんでした。雄国沼に行くなら雄国山もお勧めです。そうそう休憩舎で会った方、 85歳で毎日のように歩いているとか。すごいですね。。

    2015.7.18記

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