山名 | 会津駒ケ岳 |
地域 | 尾瀬/福島 |
標高 | 2133m |
登山日 | 2015年9月27日 |
備考 | 山頂に湿原が広がる奥会津の山 日本100名山/新花の100名山 |
山行記へ 山の写真へ 山ある記Topへ ルート 滝沢登山口〜水場〜駒の小屋〜会津駒ケ岳〜駒の小屋〜水場〜滝沢登山口 備考 標高差:約1000m コースタイム:6時間 “日曜日天気良さそうだけど、会津駒に行かない?”“いいよ〜。”と二つ返事のユン。対して“やだ。”のリョン、 “え〜、大丈夫かなあ”の嫁さん。最近多い2対2のせめぎあいですが、去年途中撤退したリベンジということで 今回は行くほうに軍配が上がり土曜夜に出発。 第0日 会津駒の小屋泊まりでの山行がしたく、昨年7月の撤退からも行く機会をうかがっていた会津駒ケ岳。でも予約の取り難い 会津駒の小屋、連休だと遠出したくもなるので日帰りで行くことに方針転換して秋の草紅葉を見に行くことにしました。 金曜日時点では日曜日が晴マークで秋晴れが期待される予報。鈍行の我が家では朝早めに登り始めないと帰りが辛いので、 土曜日の夜8時頃出発して滝沢登山口を目指します。コンビニで翌朝と昼の食料を調達し、滝沢グラウンドで前泊。 11時半ごろ車中泊でした。 第1日 5時半ごろ起床。グラウンド横のトイレはウォシュレット付きで外見以上にきれいでした。グラウンドから登山口手前まで 車で移動して歩行距離を削減。6時過ぎでしたが最寄りの駐車場は満員御礼で、少し下の駐車スペースに止めました。 天気予報は悪化し午前中は雨の予報で曇天が広がっていましたが、さすが人気の山です。朝食を食べて準備し6:43に登山開始。 1年2ヶ月振りに登山口の階段を上り、樹林の中を進みます。登り始めから急でゆっくりペースですが、休憩は少なめにして なんとかコースタイムくらいで歩きます。前回はたどり着かなかった水場を超え、更に樹林の中を登ってようやく開けた ところに出るとちょうどいいベンチが設置されていたので小休止。ガスが一瞬晴れて紅葉で色付く山容も見れました。 結局これ以降ガスに巻かれて真っ白だったので見納めになってしまいましたが。。。 ベンチでの休憩後、少し歩くと駒の大池と会津駒の小屋登場。真っ白でしたが小屋の周りは賑わっていました。 小屋から会津駒ケ岳山頂までは平坦な木道を進みますが、木道が滑る、滑る。。。特に下りは危険で子供ともども滑って こけました。会津駒ケ岳山頂は狭く、団体さんもいて休憩するスペースもないのでそのまま中門岳方向へ進み、 分岐のところにベンチがあったのでそこで昼食休憩としました。おにぎりと久し振りにカップラーメンでしたが、 子供たちがカップラーメンを食べない。。ほとんど食べないので親がカップラーメンを二つずつ食べることになってしまい、 伸びた2個目は苦行状態。またしばらくカップラーメンの出番はないですな。。。袋ラーメンは毎週のように家で食べている 子供たち、なんでカップラーメンになるとこんなに食べないんだか。。 昼食後、滑る木道に苦戦しながら会津駒の小屋に戻り山バッチを購入。小屋の前で休憩していると雨が降り出しカッパと ザックカバーを装着。今年はあまり雨に遭って無かったんですが、天城山以来の雨具装備となりました。雨脚に追われるように 下山を開始。木道を過ぎ、樹林の中に入ると雨が収まってきて、水場を過ぎるころには青空。。。奥会津の山並みも 見えるようになってきました。13時半頃下山。グラウンド横のトイレに戻ると朝とはうって変わって真っ青な空が広がって おりました。。帰路も下道で走り郡山市内の“みかど”で夕食を食べてから帰宅。 ようやく歩けた会津駒ケ岳ですが、今回は山頂湿原の光景にも燧ケ岳を望む眺望にも恵まれず。天気がいい時に再訪したい 山になりましたが、前回の撤退時に嫌だと抵抗した次男に“また歩きに来ようか?”というと、“もういい。”とのこと。 山頂まで行って満足したようで、再訪はしばらく先でしょうか。。登山道から駒の小屋まではほとんどずっと登りが続きますが、 段差のない歩きやすい道が続く会津駒、嫁さん的には歩きやすくて気に入ったよう。人気の山なのは山頂付近の湿地帯の風景や 花達だけではないのかもしれませんね。 2015.10.17記 |