西吾妻山('19.08)



山名西吾妻山
地域吾妻連峰/福島・山形
標高2035mm
登山日2019年8月18日
天候
備考吾妻連峰の主峰         
日本100名山

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    ルート

    第1日 ゴンドラ駅−ゴンドラ山頂駅〜西大巓〜西吾妻山〜天狗岩〜梵天岩〜西大巓〜ゴンドラ山頂駅−ゴンドラ駅


     備考  累積標高差:820m  コースタイム:4時間55分

    山行記

     “明日天気良さそうだから歩きにいかない?”“どこ?”“西吾妻山はどう?”“きつくなかったけ?” “安達太良くらい?”“じゃあ大丈夫かな〜。”辛さの基準が安達太良山の嫁さんです。

    第1日

     夏休み最後の日、晴予報に誘われて以前雨で展望もなく記憶も薄い西吾妻山に再訪すべく夫婦二人だけで出発。 8時過ぎにグランデコの駐車場に到着し、8時半の始発に乗って山頂駅へ。同じように始発を待つ登山客の方が 10人ちょっといたでしょうか。北アルプスなど人気エリアに比べると静かなんでしょうね。山頂駅を降りて 右側のゲレンデが登山ルート、さっそく出発です。ゲレンデがお花畑状態になっており、アサギマダラが 舞い、磐梯山や安達太良連峰の展望も良い坂を登ります。雲海が少しずつ下がって磐梯山が大きくなる感じでした。 ゲレンデ上部から林の中の登山道に入ると展望も花もなくなり、しばらく黙々と登ることになります。 1時間ほど登ると木々の合間から西吾妻山の姿が見えるようになり、さらに30分ほど歩いて西大巓に到着。 西大巓は見晴が良くしばし休憩。5年前は真っ白かつ風が強くてすぐに通過したところ、天気が良いと 全然違いますね。

     西大巓から西吾妻山までは少し下ってから登り返します。南側の展望が良く、お花畑も有り気持ちの良い道です。 木道が出てきて西吾妻山小屋との分岐を右に曲がって山頂へ。ちょうど団体さんが山頂で写真撮影中で賑わって いましたが、展望が無く狭いスペースなので、写真撮ったら皆さんすぐに移動。山頂以外は結構見晴しの良い ところが多いルートですが山頂は木々の中、大菩薩嶺と似た感じですかね。我々も嫁さんが到着して証拠写真を 撮ったら展望の良い所でお昼ご飯を食べるため天狗岩まで足を延ばします。嫁さんはどのくらい歩くの?と 若干渋い声でしたが、15分ほどで山形側の大展望が開けた天狗岩に到着、吾妻神社の裏でお昼ご飯となりました。 前回は雨で西吾妻小屋の中にこもって昼食タイムでしたが、今回は大展望を眺めながらで楽しいひと時。 再訪した甲斐が有りますね〜。12時半過ぎまで山頂に滞在してから下山開始・・ですが、私だけ梵天岩まで少し 足を延ばすことに。梵天岩、10分ほどで着きましたが、東吾妻山まで長く続く吾妻連峰の山並みが一望出来、 この日一番の展望スポットでした。北アルプスの岩稜の稜線とは違いだいぶ穏やかな山並み、東北っぽいですねえ。

     展望に満足し、先に下山を開始していた嫁さんを追いかけます。西大巓への登り返しが始まる手前で無事に 追いつきました。前売りのリフト券、14:30までに山頂ゴンドラ駅のカフェに行くとドリンク無料券が 使えるのですが、この時点で残り1時間半を切っており、コースタイムより遅れ気味出歩いていたため ドリンク券の利用はあきらました。。。その後西大巓で展望はいったん見納め、林の中を下り、ゲレンデを下り、 結局15時過ぎに下山となりました。ゴンドラの営業は16時まで、あまりのんびりしていると下りのゴンドラに 間に合わなくなるルートです。長男と歩く場合はドリンク券も使えるでしょうが、コースタイムペースだと 厳しい時間設定、せめてゴンドラが動いている間は使えるといいのに。まあ、下山後に猪苗代町のヨーク ベニマルでアイスを食べて郡山に戻りました。晴天でまだ花も咲いていてアサギマダラにも会えたし、 5年前と違って西吾妻山の良さを感じられた一日となりました。百名山も行けてないのがアルプスや北海道という シーズンが限られ行くのも遠い山ばかりになって来たので、天気がいまいちだった山への再訪が増えるかも? また行きたいところはどこだろう・・・会津駒ケ岳、瑞牆山、開聞岳、白馬、雨やガスの印象が強いところは いくつかありますが、やっぱり遠いところが多い気もしてきました(笑)。。

    2019.8.25記

    過去の西吾妻山山歩き

    14年7月13日 西吾妻山

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