奴田山/中山('22.5)



山名奴田山/中山
地域福島
標高723m/856m
登山日2022年5月15日
天候
備考会津若松郊外の小山と中山風穴がある展望の良い山。
新うつくしま100名山

    ルートへ
    山行記へ
    山の写真へ

    山ある記Topへ



    ルート

    奴田山 こどもの森駐車場〜尾根分岐〜奴田山〜妙見様〜展望台〜妙見様〜尾根分岐〜小田山 〜こどもの森駐車場
    中山 風穴公園いこいの広場〜南登山口〜中山山頂〜北登山口〜風穴公園いこいの広場

    奴田山 累積標高差:約600m コースタイム:3時間
    中山 累積標高差:約450m コースタイム:2時間

    山行記

    第1日

     天気予報は良さげ、どこに行こうか・・まだ低山シーズンで良いかなと会津側へ。今回も一人歩き、 自宅を出発して会津若松市の小田山子どもの森へ。ただの公園かと思ったら、キャンプやBBQが無料でできる ところのようで、日曜日の朝だけあって、テントが何張りだったか張られていました。市内の中心部から ほど近い場所ながら、草地が広がる気持ち良いところで焚火ができるのですね。軽く準備をして「青木山」 の案内板方向へ。踏み跡がしっかりした林の中を歩いていくと「ヒメシャガ群生地」の看板。ちょうど いい時期だったようで、看板からしばらくヒメシャガのきれいな花を見ながら歩くことができました。

     登山口から1時間ほど歩くと磐梯山と飯豊連峰が見える展望スポットに到着。眼下には会津若松市街が 見えていました。そこから青木山=奴田山の山頂までは2分ほど。木々に囲まれたなだらかな場所ので 山頂感はあまりないですが、緑はきれいでした。山頂の先に妙見様と展望スポットがあるようなので、 山頂からちょっと戻ってそちら側へ。妙見様は小さな祠があるだけでしたが、目の神様らしいので、 老眼が進まないようお祈り。展望台はダムや布引高原の風車、磐梯山等が見えるところでした。 展望を楽しんだので戻ります。サクサク歩いてきた道を戻りますが、最後に小田山に寄りました。 小さな山ながら、飯豊から磐梯山、会津市街が一望できるスポットでした。そこから子どもの森に 下る道がよく分からず、迷子になりかけましたが目的地が見えているので何とか下山。出発時の 曇り空が青空に変わり、緑まぶしいキャンプでした。

     奴田山から次の目的地中山へ・・途中で昼御飯と思っていたのですが、昼食どころがあまり出て こなかったのと、それほどお腹が減っていなかったことにより、寄り道せずに中山風穴の駐車場に到着。 想定より早めの12時15分にスタート。時計回りで山頂に向かう・・というところなんですが、風穴の 案内板はあるのですが中山山頂に対する標識はなく、こっちかな?、という方向になんとなく歩きます。 山頂方向へ向かって伸びる階段もあり、ここもヤマレコで事前にルート入れてなかったら迷子になり そうなところでした。15分ほど歩いて特殊植物群落の第6指定地の先に金塚山山頂の案内板を見つけて一安心。 ここから林道跡を登っていきます。広葉樹の林から杉林に変わりながら30分ほど歩くとウォーキング コースの看板と長い階段が登場。数えたら230段ほどあった階段を上ると中山中継所というダムの管理支所が ありました。使われているのかよく分からない雰囲気ですが、ダムの管理に使われているのでしょう。

     ここから尾根道を15分ほど歩いて山頂に到着。山頂手前の見晴らしがよいところにも中継局の施設が ありました。ここからは小野岳がどんと見え、少し奥の山頂からは大戸岳や二岐山、那須連峰が見えました。 すっかり晴れて展望も良いのでしばし休憩し、自宅にあった行動食を食べてエネルギー補給。15分ほど 山頂のひと時を楽しんでから下山開始。下山は山頂からちょっと戻ってから北登山口へ。登りのコースより 急坂の道で北登山口まではあっという間に到着。ここから舗装された道を駐車場まで歩いて戻ります。 途中、冷風体感施設というのがあったので立ち寄り・・穴から冷気が出てくるようになっているのですが、 石で囲まれた一体全体が肌寒い感じでした。穴の温度計は3℃とかなり低温ですが、風をあまり感じないので そこまでの寒さは感じずでした。にしても、この温度だとまさに天然の冷蔵庫ですね。2時間ほどの ハイキングを終えて郡山へ・・どちらもさくっと歩ける新うつくしま百名山でございました。

    2022.6.12記

山ある記Topへ
Topへ