山名 | 月山 |
地域 | 東北/山形 |
標高 | 1984m |
登山日 | 1999年9月11日 |
備考 | 出羽三山の主峰
日本100名山 |
山行記へ 山の写真へ 山ある記Topへ ルート 第1日 仙台〜車〜月山スキー場(姥沢小屋)〜リフト〜リフト上駅〜姥ヶ岳〜牛首〜 鍛冶小屋〜月山山頂〜牛首〜牛首下〜姥沢小屋〜車〜仙台 備考 標高差:470m コースタイム:4時間 出羽三山の主峰、修験者の山としても有名な月山。 今は月山スキー場のリフトを利用するとかなり楽に山頂に立てる行楽の山という感も。 比較的近い鳥海山の富士山的な山容とは異なり、なだらかな山容を持つ山。 なんとなく半月型といえなくも無い。 第1日 修験者の山として有名なこともあり、以前から行こうと思っていた月山。 しかし、車が無く、公共交通機関のアクセスもいま1つなため、これまでは県内や 福島側など他の所へ行くことが多かった。そこで、車を持っている彼女を説得し ようやく初登山へ出発。車社会のせいか、車がないとなかなか登山口へ行くのも ままならない山がほんと多い。 早朝仙台を出発し、月山スキー場へ向かう。社会人になってから高速道路を使うようになったが、 学生の頃はいつも下道。僕も贅沢になったもんだ。この時は当然ながら下道をひた走った。 といっても朝の宮城〜山形の国道なんて大して信号も無く、車も走っていないので、 結構快適&早く目的地に着くのだが。そう、こちらに来て高速を使いたくなる理由のひとつが、 どこ走っても車が多く、目的地までやたら時間がかかること。やはり絶対的な人口が違うのか? 無事月山スキー場に到着し、リフトに乗ってリフト上駅へ。今回月山へ来たもう1つの理由が このリフト。スキー場が終わっても運行しているこのリフトは1510mmまで運んでくれるので、 今まで山に登ったことの無い彼女でも楽に山頂に行けるはずだと。で、天気が良ければ 独立峰の頂上から素晴らしい景色を堪能でき、山好きが1人増えるはずという計算だった。 しかし、リフトは動いていたものの天気がいまふたつ。リフト乗り場で上を見上げても リフトの先は真っ白な雲。雄大な景色は望むべくも無く、雨が落ちてこないことを祈りたく なるような空だった。 そうは言ってもせっかく来たのでリフトに乗り、登山開始。まず姥が岳へ向かう。 姥ヶ岳は周りが草原になっているので本来は見晴らしの良い所のはず。今回はあまり視界が無く、 月山を望むのがやっとだった。姥ヶ岳から金姥を経て鍛冶小屋へ。鍛冶小屋の前後は石の急坂で まずまずきついところ。鍛冶小屋には簡易トイレが置いてあった。鍛冶小屋の上から 下を振り返ると、姥ヶ岳やその先へ草原の中を登山道が続いているのが良く見えた。 延々続く登山道を歩いてくる人もいるんだなーと関心。そこから少し登ると月山頂上に着いた。 曇り空のせいもあり、山頂は結構寒かった。周りを見渡してもほとんど雪は残っていなかった。 いかに雪の豊富な月山といえども、万年雪はほとんどないらしい。 さて、寒いと美味しくなるのがカップラーメンということで、 今回もいつもどおりカップラーメンとおにぎりの昼食を頂く。山頂には月山神社がどっしりと建っていた。 昔の人は苦労してこの山頂を目指したんだろうと思うが、今は2時間も歩けば着いてしまう。 ありがたみも薄れちゃう気がするが、車でそのままいける羽黒山神社に比べればましか? ちなみに羽黒山神社には、"ここに参れば三山に参ったことになる"とかいた立看のある社があった。 なんだかなー、レトルトパックかなんかじゃないんだから。 下山は牛首からリフトを使わずにそのまま姥沢小屋まで歩く。 ほとんどの人はリフトを利用するためか、人気の無い静かな道だった。 でも道はしっかりしているので、迷うことも無く歩きやすい。 姥沢小屋から車で仙台へと戻った。 2003.5.10記 月山関係リンク 西川町・・・月山スキー場のある山形県西川町のHP。 西川山岳会・・・西川山岳会のHP。月山、朝日連峰の登山情報が詳しい。 |