皇海山CAMP FOREST('16.07)



キャンプ場名皇海山CAMP FOREST
所在地群馬県沼田市利根町追貝2618
問い合わせ0278-56-2854
URL http://sukaisan.com/
開設期間
料金2000〜10000円/サイト・入場料500円/人
利用日2016年7月17,18日
天候
備考 日本100名瀑の吹割の滝の近くにある素朴な雰囲気のオートキャンプ場。
皇海山登山口に通じる林道の入り口にあり、ベースキャンプ場としても使える。

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    滞在記


     “朝日岳天気悪そう。”“どうするの?”“天気悪いと嫌がりそうだから、群馬で皇海山とキャンプにしようか。” “キャンプ場は?”“ここは?”“満員だって。”“こっちは?”“キャンセルでたからOKって。”“じゃ、そこで。”

    第0日

     三連休初日は町内の育成会の廃品回収があり、役員の嫁さんはお仕事。午後から山形の大朝日岳に向かう予定 でしたが天気が悪そう。避難小屋泊まり装備を担いで上がる気力が起きず、急遽皇海山へ予定変更。ザックの 装備を軽くして出発したのでありました。まずは前泊地の道の駅白沢へ。近くのすき家で夕食を食べ、道の駅 白沢の望郷の湯へ。560円/人できれいな温泉。道の駅には多数の車中泊の車が泊まっていましたが、それも この温泉があればこそでしょうね。風呂上りに大人はビール、子供はアイスを食べ、翌日に備えて21時過ぎに就寝。

    第1日

     朝5時に起床し、雲に隠れた皇海山の登山口に向かいます。皇海山、ネット情報では林道が悪路で大変とのこと、 どんなところかと思って向かいましたが、林道には“自己責任で”“危険”の看板が幾度も出てきて恐ろしい。。。 ゆっくり進みますが、なんか変な音がすると思って外に出るとパンクしているではありませんか。。 これはいかんと人生初のスペアタイヤ交換・・・ジャッキアップ、久しぶりにやりました。気を取り直して 時速10km程度で走り出しましたが、数キロ走ったところで再びパンク。。。もう替えのタイヤもなく、身動きでき なくなってしまいJAFを呼ぶことになりました。電波が入るところまで少し歩き、とぎれとぎれの電波で何度か 掛け直してやっとレスキューに来てもらえることに。そこから待つこと3時間、ようやく現れた救世主に載せられて、 沼田市街のタイヤ量販店へ。タイヤ2本を交換した時には15時前になっておりました。。。JAFの方曰く、 パンク多発の林道で、救助に行くときにパンクして困ったこともあるとのこと。違う方向からの道の方がましらしい のですが、当分足は向かないと思います。今回、車を買い替えて初の遠出だったので、車幅の感覚もいまいちで、 落石等でパンクをこすってしまったのが敗因だったかと。登山口に立てずに撤退という初の事態となりました。。

     さて、だいぶ時間をロスしたのでスーパーで買い出ししてからキャンプ場へ向かいます。たまたまキャンセルが 出て予約できたのは皇海山へ向かう林道の入り口にある皇海山CAMP FORESTさん。皇海山登山の拠点によいところ にあります(苦笑)。バーが併設されている管理棟で受付をすると、大根1本サービスとのこと。キャンプ場の 横の畑に行って子供たちが大根をよいしょと引き抜きます・・・大きな大根、思ったよりあっさり引き抜けました。 ものによって抜きやすさはいろいろらしいので当たりだったのでしょうか?大根を持ってサイトへ移動。 三連休真っ只中で満員のキャンプ場、空いていたのがスーパーワイドサイトだけだったので、200m2の広々仕様でした。 登山後に来るつもりで、天気も悪そうだったので車中泊仕様で来た我が家には無駄に広かったですが、お値段的にも 二家族以上で利用するのが正解のようです。久し振りにタープを張ってあっさり設営は終了、子供たちは早速 隣の広場に繰り出して走り回ったり野球やったりで楽しそう。自然と他のサイトの子供たち同士でも遊んだりする ようになり、歓声が響いていました。自然と人が集まる雰囲気もいいですね。

     子供たちが勝手に遊んでいるので、大人は平和に夕食の準備。大根があるので急遽大根の葉でつまみを作って もらって私はプシュ・・・はい、傷心の心を癒すにはこれしかありません(笑)。生ビールがあると知ってれば 缶を買ってこなかったかもですが。先に始めていたら子供たちが戻ってきて焼肉パーティーへ移行。山も歩いた 後の方がより美味しかったんでしょうが、何もしなくてもBBQはいいですね。“明日どうするの?”“このまま 帰るのも何なので榛名山に行こうか。”“えー。”という会話をしながら夕食は進み、子供たちは再び広場へ。 夕食後は隣のサイトの方と花火もやって夏のキャンプを満喫した子供達でした。22時以降静粛時間とのことでしたが、 22時前には就寝し、しっかり言いつけを守った我が家でした(笑)。

    第2日

     翌朝は6時頃起床。朝食はホットケーキとソーセージ&ししとう焼き。ホットケーキの朝食も久し振りでした。 子供たちは仲良くなった友達に起こされて朝から広場へ・・・8時にチェックアウトするまでしっかり遊んで さようなら。キャンプ場で友達が出来たのは久し振りで、子供たちは大満足だったようです。登山せずにごちそう 食べて遊んで・・・リョンには最高の一日だったかな?チェックアウトは13:00までと余裕のあるキャンプ場ですが、 8時にチェックアウトしてまずは吹割の滝を見学しに行きます。市営の無料駐車場に車を止めて滝の周りを 一周散策。テレビのグレートトラバースでも見た光景に満足し、榛名山にハイキングへ向かったのでありました。

     皇海山CAMP FORESTキャンプ場、こじんまりとして素朴な雰囲気ですがキャンプするのに必要なものは しっかりあり、スタッフの雰囲気もよくてなかなかいいところでした。皇海山登山の際にはぜひと言いたい 所ですが、林道にやられた我が家、“皇海山”の文字を見ると苦い記憶が当分頭をよぎることでしょう。。。 結果的に普通のファミリーキャンプを満喫した感じになり子供たちは満足気、はるばる群馬まで来た甲斐が 少しはあったでしょうか。我が家の新しいパートナー、高速道路で使ったオートクルーズコントロールは なかなか便利。いきなりパンク2本で受難のスタートですが、先代のフォレスターに負けない活躍を期待です。 それにしても車検とタイヤの購入が必要なのでこの機会にと思ったのですが、タイヤ買ってたら、、、

    2016.7.31記

    キャンプ後の山ある記 
    2017年7月18日 掃部ヶ岳(榛名山)

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