祖母山('18.05)



山名祖母山
地域祖母連山/熊本/大分/宮崎
標高1756m
登山日2018年5月4日
天候
備考原生林に覆われた緑の山。
日本100名山/花の100名山

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    ルート

    第1日 北谷登山口〜千間平〜国観峠〜祖母山〜風穴〜北谷登山口


     備考  累積標高差:約750m  コースタイム:5時間10分

    山行記


    第3日

     九州上陸二日目。この日は祖母山に登った後、くじゅう山の法華院温泉まで歩く日程のため、しっかり 歩かないと宿にたどり着きません。歩き始めの時間が重要なのですが早起きがなかなか出来ない一家、 何とか5時40分頃に宿泊したリトルアジアを出発し、登山口を目指します。前日歩いた阿蘇山を左に見ながら レンタカーを走らせます。さすがに早朝は渋滞もなくスイスイ。いつの間にか宮崎県に入り、長めの林道を 経て北谷登山口へ。7時頃に到着しましたが、トイレのある登山口の駐車場はいっぱいで、2つほど手前の空き スペースに駐車できました。阿蘇山がガラガラだっただけに賑やかさを感じる登山口でした。リョンも 今日は賑やかでいいねー、とのこと。人がいる方が嬉しい派ですね。登山口でトイレも済ませ、7時20分頃出発 です。

     登りの傾斜が緩い千間平コースを歩きます。人気のルートだけあり、1合毎に標識があるのに加え、標高を 示す標識もあり進みが良く分かるように整備されていました。この日も風の強い予報でしたが、阿蘇山と違い 林の中を歩くので風もなく土の道でもあり、穏やかな山歩きです。1時間ほど歩いて千間平に到着、車での 移動中に朝ご飯を食べなかった子供達はおにぎりタイム。待ち時間にすぐ横の三角点に行ってみましたが、 展望が開けると予報通りの強風でした。千間平からしばらく平坦な道を歩いて国観峠に到着。視界が開けて 祖母山の山頂も見えるのですが、上の方が白い・・・なんと霧氷で白くなっていました。つい数日前に暑い 安達太良山を歩いたのですが、九州で霧氷を見るとは思いませんでした。

     国観峠からは300m弱の登り。登っていきますが、9合目まで来たところでエネルギー切れのため大休憩。 柿の種やら何やらを食べてエネルギー補給となりました。山で食べる柿の種、嫁さんも絶賛の美味しさです。 一息ついて山頂までもう一登り・・風で樹氷が落ちてくる滑りやすい道を歩きます。概ね歩き易い道でしたが、 山頂直下は崩れ気味で少し歩きにくい道でした。アケボノツツジの花と樹氷が同居する山頂は登山者で賑わって おりました。周囲の眺望もよく、阿蘇山とは違う山深い感じのところでした。満足バーを食べ、写真を撮って 下山です。下りは風穴コースへ。千間平コースより急で、はしごやロープも出てくる道でした。展望が開ける ところも有り、山歩きの道としては千間平コースより楽しい道でした。こういう道だと嫁さんの歩みが遅くなる ので、快調に下る子供達との差が開いてしまいます。想像していたのと違い涼しさを感じない風穴を子供達と 覗いた後、先に下ってしまった子供達と離れしばし嫁さん待ち休憩。なかなか同じペースで歩くのは難しい ところ、離れてしまうと怪我したり迷ったりが心配ですが、一本道の100名山だと比較的安心。GWに親子が登山中に 行方不明になったと報道されていました。しっかりしてきたとはいえ、気をつけねば。。。

     しばらく嫁さんと歩いてましたが途中で別れて先を行く子供達を再び追いかけます。といっても、どこかで 待ってくれないと追いつけないんですが、川のところで水切りをしている子供達を発見。遅いから遊んで 待っていたとのこと、元気なものです。登山口まではあと少し、子供達と駆け足気味に12時頃登山口に到着でした。 車に戻り、くじゅう山に向けて荷造り。嫁さんが戻ってきたところで移動開始でした。祖母山からくじゅう山への 移動中にお昼ご飯でパンを食べつつ、コンビニで翌日の買い出ししたり、牧ノ戸峠で山バッチを買ったり。 阿蘇の外輪山を超えて、やまなみハイウェイに続く道は景色が良く素晴らしいドライブルートでした。 渋滞もなく快適なドライブを経て予定通り15時頃に長者原の駐車場に到着。駆け足の祖母山でしたが、 千間平は歩き易いコース、風穴コースは傾斜が急になりますが多少アスレチック感があって楽しいコースでした。

    2018.5.26記

    GW中の他の山ある記
    2018年5月3日 阿蘇山
    2018年5月4,5日 くじゅう山

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